2022/10/31

SALOMON SHIFT PRO 130 インプレッション2


 シーズン直前、ようやく入荷しましたとのTEL

届いたSALOMON SHIFT PRO 130 を店で履く

「?!」なんか緩い。

前にも書いたように同サイズの同シェルモデルで履いた時のフィット感と違い、足首周りがほんの少し緩い?

 つま先は閉まる、踵はまあまあ締まるが、なんか緩い。

しかしアッパーシェルは、今まではいたブーツの中で一番と言えるほどよくラッピングする。ふくらはぎ、脛周りに隙間がない感じがいい。

 横の剛性もすごく高く、フィット感はいいのに、動ける感じがしない。どう表現していいかわからないが、ジャストフィットした石で作ったブーツみたい。

軽くてアッパーがものすごくフィットしているので、足下は振り回せる感じだが、脛が動かない。押し切れない感じ。普通、脛のフィット感が良いと硬いブーツでもしなやかに動く物だと思っていたが、全く動かない。

 今時は脛を押すような動きはしないので、こういうものかな?
などとその時は思っていた。

 で、ゲレンデ初卸。

ん〜足首が使えないので脛の傾きだけで操作している感じ。全く乗れない。

スキーの荷重ポイントにウエイトが乗らない。シーズン初めで自分が乗れていないだけと言い聞かせながら、ポイントを探すがどうにもうまく行かない。

 良いと思っていたフィッティングも滑り出すと細かく当たり出す。

 滑走3日目、一向に改善の方向が見えない。どうにもならず泊まりの予定できたホームゲレンデを昼で切り上げ、高速で某ショップまで行き、なんとかしてくれと泣きつく。

 正直なんともならないと思っていたが、このブーツやはりクセのあるブーツのようで、ショップでは対策を持っていた。最初から言ってくれよ・・・

 このブーツの大きな問題は説明すると長くなるので、ここでは割愛するが、個人的にはこのブーツ問題ありだ。

 いろんなパーツや構造そのものは最新で魅力的なブーツだが、何せバランスが悪い。トータルでブーツを見たときに、僕には非常に扱いづらいブーツだった。

 これまで、それなりにいろんなブーツを履いてきたが、当たるとか当たらないとかフィッティグ的なあう合わないでなく、僕の脚の始点力点にあっていないと言うか、僕はこのブーツではスキーが出来ない。と言うほど合わないブーツだった。

結局1シーズン、弄り倒したが、どうにもならず終了。シーズン終了とともにブーツを買いに・・・・


2022/10/27

SALOMON SHIFT PRO 130 インプレッション1

 K2ピナクルが逝ってしまい、次のブーツを物色。

 早期受注会で、何社か履き比べ・・・ただ本命のSALOMON SHIFT PRO 130 はサイズがなく、試し履きが出来ず、SHIFT PRO と同シェルというアルペンモデルでサイズ感を確認した。

※これが後になって大きなトラブルの基となる・・・

2020ー21シーズンモデルの中、正直この段階で SHIFT PRO は一番良いフィーリングという訳ではなかった。

 モデル違いでの試し履きだった事もあるが、今にして思うと正直ファーストインプレッションは試し履きの段階でも1番ではなかった。足入れの段階では他社の某モデルがかなり好印象で、そちらにしようかとも思ったが、そのシーズンブーツに求めていた

・軽い

・硬いインナー
・硬いシェル

・4バックル

・爪先の横(ワイズ)の余裕

・爪先を上がら閉まる感じ
・アッパーシェルの締まり感
・タングのフィット感

などSHIFT PROは、ほぼパーフェクトに条件は満たしていた。

その上、K2以上に踵の収まりがタイトで、静止状態でのフィット感はかなり良かった。

結局、最新モデルという事もあり、SHIFT PROにするのだが・・・


この後、1シーズン無駄にすることになりました。続く・・・


2022/10/26

VECTOR GLIDE Shift インプレッション


またまた、ヤフ○クでポチッ!

何やら新しげな、VECTOR GLIDEの青い板が・・・機種名が写真からは読み取れず、

解説にもない。

 価値をあまり理解できていない中古ショップの出品だった事もあり、価格が相当に安く単純にVECTERコレクションを増やすぐらいの気持ちで、ポチッ!


現行のカタログには無く、過去に一度友人のVECTERコレクションを複数人で乗り回した時にあった1台ではないかとは思っていた。

 その時乗った中で一番印象がイマイチ・・・だったSHIFT。
イマイチというのは、僕のレベルでは難しくて、ロングノーズのロッカーなし、188cmのR24。TLTビンディングでも足元が重く、ビンディングの位置がかなり後方で、トップが重く当時上手く回せなかった。

 他2台が、軽快ないわゆるロッカー付きのビッグファットだったので、1台だけオールドスタイルのミドルファット、戦車の如くパウダーの中を進むイメージだった。


手元にSHIFTが届くと、とりあえずワクシング。若干エッジに錆があるものの、トップシートの様子を見る限り、ほとんど新品。滑走日数はそれほど多くないように見える。

 ビンディングもマーカーのバロンがついており、山で使うにはなかなかの重量だ。


 
とりあえず、ゲレンデに持ち込み何本か整地で試すが・・・これ、上記に書いた最初の印象とは全く違って、調子がいい!

 センター100mmのキャンバー板は、整地でも全く不安なく高速ロングが楽しめ、ショートはカービングショートとはいかないが、コブでも188cmの板が綺麗にたわみなかなか良いテンポで切り替えできる。

 正直、あの時のSHIFTのイメージが強く残っていたので、買ったのがSHIFTだと分かった時は、全く期待していなかった。この板、すごく素直で程よいズレ方をする。
 もちろんGSのようなクイックな切り返しにはならないが、踏み込んでいった後の返りが粘っこくて、かなり気持ちいい。
ついているビンディングがバロンという事もあり、ただでさえ足元は重いのだけれど、板のフレックスのバランスが良いのか重いなりにも良く動く。当初手持ちのTLTに付け替えようとも思ったが、これはこれで調子がいい。

 コイツ用にシールを用意するか迷うところだが、パウダーでも乗ってみたい板ではある。

2022/10/06

VECTOR GLIDE MAXI M25 インプレッション


 一昨年、MAXI S13に続き、MAXI M25をゲット!

ヤフ○クに出物を発見。思わずポチッ。


今期のVecterGlideのホームにはカタログ落している模様。


UsedのGSの板って比較的程度の良いものが多いが、コイツもソールもトップシートもほぼ傷なし。滑走日数は少なめの感じ。

 ビンディング無しだったが、元はVecter推奨のマーカーXcellビンディングでプレートの穴が開いていたので、 S13同様のビンディング・プレートを手配。取り付け。
 (取り付け時に気が付いたが、Xcellビンディングの取り付け仕様が変わっていた。詳しくはまた別の機会に・・・)


 購入シーズン当初、履き始めは一番個性が判りやすいのだが、ファーストインプレッションは・・・普通・・・極めて普通。

以前乗っていたGS板が同じ国産OGASAKAであった事もあり、比較しても特に尖った個性は感じない。

 ただ、比較的新しい事もありレスポンスは良く、まったりと言うほど鈍くもないが、硬さのわりにしなやかにしなる。

 エッジも某チューンショップでチューン済みとの事であったが、ベースは0.5くらいか・・緩くもなく、かかりすすぎる事もなく、割と自由に横にも動かせる。

 後に、最近のOGASAKA TRIANと乗り比べをしたが、TRIAN(R25)の方が一度決まったラインを外すのが大変な感じで、自在性はMAXI M25の方が個人的には良かった。人によって、TRIANの方が安定感があると感じる人も多いかと思うが、かといってMAXI M25がその分不安定かと言うとそんなことは無く、好みかな・・・ただ、僕のようにレースで使うのでなければMAXI M25の方が自由度が高い気がする。

 個人的には強い板というブランドイメージのあるVECTERだが、強いながらも自在性のあるオーソドックスな板というのが僕の印象。
 これは SL/GSともに同じ印象で、サイドカーブのRからイメージする操作性をいい意味で裏切るフィーリングだ。


左足がM25 右足が S13・・・