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2012/09/14

チューンナップの特集記事[SkiGraphic]


チューンナップ最新事情?

久々にスキー雑誌を買った。
(※10月号が既に出ているが・・・コレは9月号の話)

メインのタイトルに「チューンナップ」とあったのでついつい気になって書店で手に取った。
毎年、この時期になると大手2社の雑誌では、多かれ少なかれチューンナップネタが取り上げられる。

しかし、その多くは有名チューンナップショップの紹介と、取り立てて新しい情報も無く、定番のエッジの角度とワックスのかけ方など・・・・が毎年掲載されるのが定番だった。

しかし、今年の特集はちょっと違った。

特定のチームのかなりドメスティックな、チューン内容だった。

つまり、そのチームではそうしているという事で、全てのスキーヤーやスキーに当てはめるには、いささか強引な内容だった。

その記事の内容が、今までとは明らかに異なる内容だったので、
しっかりと読みたいと思い購入。

既に購入され読まれた方はどう思っただろうか?

エッジ

今までなら「職人の機械では出来ない手仕上げ」がいわゆる究極のチューンだみたいな内容が定番なのだが、
今回は、サイドエッジについては機械仕上げだし、むしろ機械仕上げにつきものの研磨痕?がアイスバーンでは咬むし、切れると、職人の技術を否定するかのような機械仕上げの優位性をはっきり言っていた。

ワックス

ワックスについても、ワックスはかければかける程滑るとしながらも、昔と違いチューナー独自のワックスの調合をなどは少なくなり、メーカーの膨大なテストによるチャートにそったワクシングがスタンダードという事。

正直、チューンナップというスペシャルな行程というより
スキーという工業製品の生産ラインの最終プロセスを見るかのような内容。

後、衝撃的だったのは、サイドエッジのチューンでボーダーを完全に取ってしまうと言うもの!
※従来はボーダはエッジ角を取る為には、マメに削らなければならないのだが
取りすぎるとエッジの剥離に繋がり易い・・・・と思っていた。

このファクトリーチームでは、完全カット。
カットというより除去!

『!!』

その上、トップシートまで削り込む事によりサイドエッジを、立て易くしていた。
※サイドウォールの処理をかなりしつこく仕上げていた

この辺りはこのファクトリーチーム独自の仕上げ方かもしれないが
目っからウロコ!

その他、各有名選手(ファクトリーチーム?)の仕上げを紹介していた。
そこで、噂には聞いていたが柏木選手の小回り用のエッジの仕上げ。

噂以上のかなりイレギラーな内容。
コレを形だけでも真似るのは厳しい。
「ホント?」と疑いたくなるが、ここまでイレギラーだと、
あえて載せている訳だからなまじ嘘は無いんじゃないかな。

こういう、本当のスペシャルは、やるやらないは別としてもオモシロイ!!

2 件のコメント:

  1. 私はとりあえず、例のショップ任せです。
    17日には、追加の板3本を持って行ってきます。

    今月中には、息子と娘のGS板が入ってくるそうです。
    ロシのアーリーライズ・ロッカーですが、どこまで使いこなす事が出来るか?
    12-13年シーズンが楽しみです!

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  2. 昨年、辺◯さんのロッカーのさせてもらいましたが、
    あまりに滑らなさ過ぎて・・・
    良く解らなかったな〜。

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