心配なので練習してみた・・・!
オフセットの位置で迷っていたが
現実的にはインビスの間隔が10mmは離した方が良い事からも、メーカーデフォセンターから-50mmにする事にした。
※もう少し下げたかったら次はデフォの後ろ穴を前穴とし-70mmバックとすれば何とかヒールピース側の穴も兼用出来るので、5つインサートを増やすだけで行けそうだ。
オフセットの位置は決まったが、やはりいきなり本番は怖いので古いジャンク板で練習する事にした。
ただこの板、某国産のしっかりした板なので、メタルが咬んでる上、心材もしっかり木だ。
本番の[ARMADA TST]は一応、木のようだがかなり柔らかく、メタルも咬んでいない。
だいぶ条件は違うと思われる。
それでもセットのドリル(6.3mm)とタップ(5/16-18)の抵抗感や、インビスの挿入抵抗なども確認しておきたかったので、練習・・・。
タップを切った穴 |
一応スキーセンター(縦)をだし、正確に位置決めをする。
穴の位置をポンチし、ストッパーを付けた木工ドリル3mmで下穴を開けた。
※ストッパーは指定の9.5mm(ノギスで計測)
正確にはメタルの阻まれ、後しか付かず下穴はなしのまま本穴を開ける事に・・・
本サイズの6.3mmのドリルをガイドに付け
ガイドが浮かない様に押さえて、穴を開け用とするがメタルがキツい。(メタル入りの板はちゃんとした穴を開けておかないとダメ!)
左右の穴がインビス挿入済み(真ん中は古い穴) |
それでも何とかトゥーピース分の5カ所を6.3×9.5mmの穴で開ける。
穴底がハッキリ見える程デカイ穴・・・・
※練習用のこの国産板、奇麗な木が見えやはり質は高い事が伺える。
次にDIYジグでタッピング(5/16-18)。
ジグが中々上手く機能して、力を入れ易かった。
タップも切れて、いよいよインビスの挿入。
5mmボルトにナットを付けたものをインビスに装着し
共締めしていくことで、挿入する。
タップを切った穴は、事の他スムーズに挿入出来る。
いや、むしろスムーズすぎて抜けが心配になる。
※もちろん練習なので、エポキシを入れていない。
ソレだけに例の90分エポキシでは、共抜けしてしまいかねない。
現に今回でもボルトを強く締めすぎているとインサート側が回ってしまい、挿入用のボルトが外せずに往生した。
練習で気がついた事(自分メモ)
■本番の[ARMADA TST]は心材も柔らかいので、もしかするとタップを切らずにインビスを挿入した方が良いかもしれない。もしくは半分位で止めた方が良いかも?
■穴も9.5mmが指定なのだが、実際写真でも解るが沈みすぎている。というのもインビス自体の高さが8.5mmに対し穴が9.5mmなので思った以上に沈む上、締める毎に割と進んで行くので穴は9~8.5mmくらいか?
■インビスをボルトとビスで借り止めし、共締めする際、ボルトのセットが深すぎると後で外れなくなる上、必要以上にインビスが潜る。本番は一個一個丁寧に挿入し、高さにも注意する必要が有る。※ただ、タップを切らずに挿入するなら、挿入時の垂直がシビアになるので何かまた、ジグがいる。
■ステンのインビスとステンボルトはかじり易くインビスと板との摩擦に勝る場面が有るので、施工後のネジ止めの強度にも注意しないと行けない。
新たに用意するもの
◯インサートビス挿入時のジグ
◯出来ればドリル用のジグ※市販品は大きすぎて加工時にぶれ易い。
◯エポキシは付属の90分タイプでは強度不足は明らか。
やるとなれば18箇所×2セットだから
36箇所なので万全に用意しないと・・・
新しい事をするには、テストや実験は必要です。
返信削除これで本番は上手くいきそうですね!
埋め込み時に使うボルトに、ナットを付けたらどうでしょうか?
ナットをそのままインビスに押し込むと底まで行ってしまいます。
そうするとねじが噛んでしまい外れにくくなります。
ボルトに予めナットを入れておいて、ボルトの先端が底まで突かない所で止めて、ナットを締めておけばナットをレンチで回すと、ボルトが外れやすいと思います。
この文では分かり難いけど、ごめん!
アドバイスありがとうございます。
削除一応、セットにボルトとナットがセットされていたのですが、
ナットが1個でしたので、つい締め込みすぎるとインビスに底づきしてしまい
おっしゃる通り、ビスが外れなくなりました・・・(汗!!)
そこで長めのボルトにナットを2つ付けしめてみたのですが、
一個一個、ダブルナットを締めたり緩めたりが凄く手間!!
ただ、タップが切ってあれば締め込むという程トルクがかかる訳でもないので
インビスのツラがトップシートにあった所でやめればいいのでしょうが、
タップを切らずにやるとなるとダブルナットしかないかな?
と思っています。
はじめまして。インビス加工で検索していてたどり着きました。
返信削除インビス加工は私もDIYで昨年から導入しているのですが、90分タイプのコニシのエポキシで施工しました。1シーズン使用して故障や不調はないのですが、実際どうなのでしょうか。明らかに強度不足とのことですが、何か経験などからそのように感じられる事例があったのでしょうか。ちょっと不安になりましたので、お暇な時にでもお答えいただけたら嬉しいです。
はじめましてk.mさん!コメントありがとうございます。
削除コメントを頂き、最初におことわりしなければならないです。
ショップ推奨でもある「コニシの90分」を使用しておられる方が、不安になるような表現があり、申し訳有りませんでした。
このブログの内容、表現はボク個人の拙い文章力と僅かな経験によるニッチな記録ですので一般的な常識・価値観とは異なる場合もありますが、ニッチな情報を共有出来ると幸いです。
ご懸案の「コニシの90分」の強度ですが、読んでいただいた#5以降にも、書いているのですが、「明らかに強度不足」と書いた強度不足はご心配されているような滑走中の「引き抜き強度等」を指す物では有りません。
「強度不足」と書かせていただいたのは、取り付け用のステンボルトを締め込み、再び外す際、「コニシの90分」では固着力があまり高くないためインビス側も一緒に回ってしまうおそれがあると感じました。
コレを「強度不足」と不適格な表現をしたため、誤解があったのではないかと思います。すみませんでした・・・
そう考えるに至った理由が3つ有ります。
昨シーズン同機をデフォルトの木ネジで固定する際、『コニシの90分」を使用しました。もちろん、滑走時のトラブルは有りませんでした。
そして今シーズン、ビンディングを外す際
■事の外、大きなトルクもかけなくとも回った事。
※心材とボルトが接着されているというよりは、「コニシ」によりタップが固められているだけで、固着している様子は無かった。
※思ったほど金属の接着力が強くない。
■トップシートに溢れて固まった『コニシ」がペロッと剥げる様に剥離した事。
※「コニシ」はおそらくABS樹脂製であろうトップシートの接着は出来ない。
■インビス用の固定ボルトが、同じステンレスの為、かじり易く、その上タイトロック等の強度次第では、インビスと固定ボルトの固着の方が強くなり易い。
あと、海外のメーカーのインビスは24Hのエポキシを推奨としています。
※コニシは90分硬化、完全硬化が6Hだったかと思います。
以上の事から、今回のARMADAについては「コニシ」では固着力が足りないかなと考えた訳です。
ARMADAは心材も柔らかく、メタルも咬んでいませんので、接着に依存する割合が多いので、一概に全ての板が「コニシ」では強度不足(接着力?)という訳ではないと思います。
長くなりましたが、これらのニッチな情報というのはなかなかネットにも無い為
今後もまた、ご意見を御聞かせ頂けると幸いです。
ありがとうございました。