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2012/12/06

ISUKAコンフィマットレス[立山テン泊]防寒対策


初めての厳冬期のテント泊で最も想像がつかなかったのがテント内での寒さ対策。

行動中であれば、ゲレンデと比較したり、過去に登った山などを元に何となくは想像がつく。
基本的にはゲレンデでのレイヤリングとほぼ変わらない内容で行った。

しかし、就寝時の装備については様々な情報を集めるが、コレばっかりは人による・・・という。

人によっては厳冬期用のシュラフだけで特に着込む必要もないという人、厳冬期用の装備をフルに必要という人・・・
もちろん、天候にも左右される事だが、地面?
雪面の断熱は、ウェアやシュラフでは防ぐ事が出来ない。
※シュラフにしてもウェアにしても就寝時(背面部)は潰れる為にどんなに高級なダウンであろうとも断熱、保温性は皆無だ。

テントの底はナイロンシート一枚。
※グランドシートも?敷くのだが断熱効果はもちろん無い。
つまり雪面に座るのと何ら変わらない。

その為、何らかのマットを敷き雪面からの断熱が重要になる。

トリップの数日前に偶然、某スポーツ量販店で偶然友人に会い、彼が言うには
「立山で寝るにはR値が6以上無いと寝れんらしいよ!!」
と、間際にまた不安を煽るのである。

彼が言うには断熱性能を表す[R値]というのがあり、いわゆる銀マットで0.5~1で、
リッジレストなどに代表されるエアマットが2.5~位。
らしい・・・・
「はぁ~」
銀マットなら6枚
エアマットでも2~3枚敷かないとダメじゃん!!
そんなバカなと思いつつも不安になる。
底冷えは防ぎようが無い。

当初、手持ちの世界最軽量U.L.マットのみで行こうと思っていた。
下手な突起のあるマットより暖かいと思っていたが、R値?
などと言われると不安になる。

今回テント内はテント用のAT.マット(銀マット)を敷く事にはなっていたが、仮にU.L.マットが1~2あったとしても合計2.5!
彼の話で言えば寝られない値だ・・・・!?

仕方が無いので急遽また出費。
[ISUKAコンフィマットレス120]購入!!

この手のエアマットではサーマレストが有名だが、同じような構造でもISUKAは割安だ。

エアマットは、厚さ22mmでR値「2」3.5mmでR値「3」と言う具合で、
ほぼその厚さとR値が比例しているようだ。

購入したマットは厚さ35mm
[U.L.マット]と[テントATAマット]と合わせて「5」位にはなるかと・・・
ただ、これ以上荷物が増えるのも難しいので長さは120として容積を押さえた。

で、立山の2晩・・・前にも書いたが持って行った防寒具はほとんど着る事も無く就寝出来た。

少なくとも
■テントマット
■U.L.マット
■コンフィマットレス
の3層で冷えを感じる事は無かった。

しいいて断熱だけをいうなら、U.L.マットまでで十分?
コンフィマットレスのクッション性は、テントの設営が下手な僕らには有効だったが、
別段、無くともいけたような気がする。

テントの底冷えに付いては天候に左右される物ではないと思うので、
今回のレイヤーで十分機能する事が解った。
※個人的には・・・

ちなみに他の2人は、テントマット以外に

  • 22mmのサーマレスト。


もう1人はかなりリッチで

  • ネオエアー
  • サーマレスト35
ソレも180のフルサイズの2枚重ね
と言うラグジュアリーな感じ。
ここまで来るとR値「6」はゆうに越える!!

厳冬期のテント泊、色々勉強になります・・・・。




2 件のコメント:

  1. 登山用品には色々とあるのですね!
    雪の上で寝られるのが凄いです。

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    1. そうなんですよ・・・色々ありすぎて
      何でもかんでも購入しないといけないような気になるのですが
      予算をかけるべき所にちゃんとかけないと、
      ザックが重くなるだけですね。

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