先日、ポストに「ポチっ」したものが届いた。
例の スワッププレートだ。
しがない、サラリーマンは平日なかなか時間が取れず
少しづつ準備をすすめたが、作業内容的にはビンディングの取り付けと変わらないのでインビスと比べれば、簡単な作業だ。
※やり出せば1Hもあれば取り付け出来るだろう。
今回、「ポチッ」としたプレートは旧タイプで、現行のDukeと最新のTLT Radicalの組み合わせのものではない。
Baron13とTLT Verticalをでのスワップをしたい僕にはベストなチョイスだ。
コノ出会いに「ポチッ」としない手は無い?!
その他にも、このスワッププレートは、僕の事情にマッチする。
というのも、譲り受けたVOLKLE MANDARAはどういう訳か
左右でビン位置がわずかに違う。
理由はともかく、複数穴が空いているため、新たにBARON用の穴を開ける事が難しい上、
同一センターでの取り付けは難しかった。
このスワッププレートは、その構造からも、取り付け用のビス位置はビンディング位置の外側に位置する為、複数穴の空いたMANTORAでも一切、穴に干渉せず取り付けが出来る。
※以前、BARONの穴位置を探してはみたが、少々ブーツセンターを動かしたくらいでは
左右共に同じ位置で穴を決める事が出来ずにいた。
中古とは言え、送られてきたセット内容は取り説もあり、必要にして十分な内容だった。
多種類の固定用ビス |
ただ、本々がスワップ(交換)を目的としたプレートなので当たり前だが・・・
スワップ用の固定ビスが・・・・
何本かは兼用サイズだが、DUKE用とTLT用でほぼ違うため、
5種類30本以上になる。
取り付け用の木ネジは1ペア(左右)で16本、1プレートが4本の木ネジで固定されるため通常のビンディングの固定本数より少ないくらい。
以前、インビスにした際もTLTについては3種類、計18本のビスが必要だった。
これは、DIN企画でないTLT特有の問題で、BaronなどのDIN企画のビンは固定ビスも、ほぼ同企画のネジが使用されるため、シンプルだ。
TLTやテレはそう考えると、メーカーごとの仕様が目立つ。
ただ、幸いなのは同じ5mmヘキサビスのため、インビス用に用意したビスと兼用出来ない事も無い・・・
※厳密には長さが違うので、同じではない。
※インビス用の専用ビスの設定の方が、やや短め。インビスは施工により若干深さがばらつくので
長い場合しっかりと固定出来ないばかりか、供回りのリスクが増す。からかな?
で、
まずは、スキーセンター(縦)を決めて、スキーに直接マッキーで直線を引き
付属のペーパーテンプレートをセットする。
ココまでは、慣れた行程で順調。
穴位置にポンチをして、
ドリル・・・なのだが、ココで初めてMaker専用41パイの9.5mmのドリルの登場!!
エポキシをチューブ絞りで・・ |
以前、Baron13の取り付け時に購入したが、
その時のスキーARMADAがとても柔らかい心材のキャップスキーだったので、一個下の3.8mmで下穴とした。
今回はトップシートメタルなので、初めて専用ドリルを使用してみた。
専用のドリル(キリと言うらしいが)はストッパーに面取りの刃も付いており、
ドリルの先もかなり鋭角なので、ポンチの後に先を合わせ易く、
さすが専用ドリル!というところ。
空いた穴にエポキシを入れ・・・
今回は穴の中にエポキシを入れるのに、爪楊枝ではなく、
歯間ブラシのヘッドを使ってみた。
※特に使い易い訳でもないが、爪楊枝よりは中の気泡が出易く、
側面に擦り付ける事が可能なような気がする。
エポキシを歯間ブラシで・・ |
後は、プレートをのせポジドライバーでガシガシ締め込む。
トップシートがメタルなので、ことの外良く絞まる。
で、
作業は終了なのだが、とりあえずビンを乗せてみる。
それぞれ、専用長のステンビスで固定。
やはり、NC加工されて作られたジュラルミンプレートはインビスとはちがい、高い精度で穴位置が加工されているため取り付け時の、不快なきしみや、抵抗が無く、安心して締め込む事が出来る。
もちろん定期的な増し締めも必要ではあるが、インビスの大きな不安要素でもある共回りの心配が無いので、締切る事が出来る上、CRC等の潤滑油を挿す事も出来る。
ビンのスワップだけなら、インビスよりも取扱いは楽な上、精度も強度もある。
後は、プレート分の高さ、金属プレート装着の為のフレックスの変化、重量増がどれほど、変化が出るのか・・・
また、滑走のインプは、またいずれ・・・
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