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2014/05/26

DIY ビニール水筒の乾燥[ platypus ]


BCの際の水分補給は、ハイドレーションがメインだが、基本的に
そのベースはプラティパスのようなビニール水筒を利用する事が多い。

最近ハイドレーションシステムは分解、広口で洗浄等も出来る物も多いが
基本、水筒タイプは細口のモノが多い。

細口でも、広口でも、その乾燥にはいつも頭を悩ます事が多かった。

というのも、持っている人なら経験済みだろうが、逆さに吊るした位では
ちょっとやそっとでは乾燥しない・・・・

苦い経験から、水以外の物を入れる事も無いので、カビる事は少ないが
数週間?水滴や、内側が曇っているのは、精神衛生上芳しくない。

あるブログで見つけた乾燥の方法を試す事に!

そこでは、針金のような物にフキンを巻き付けた物を、飲み口より入れて
隅々まで拭く物だったが・・・・

僕は割り箸に、キッチンペーパーを蒔いたものを口から入れて、ほかっておくだけ・・・

これで
十分に湿気をとる事が出来ます。

特に口を上に、下にとしなくても
膨らませた状態で、割り箸を突っ込んでおくだけで乾燥します。

基本、中の水を捨てた後の水分を取るだけなので
キッチンペーパー2枚程で十分な吸湿効果がある様です。

これで、カビて・・・嫁さんに捨てられてしまう事も無くなります。

過去に2Lのナルゲンのビニール水筒、プラティパス1Lと500ml・・・が消えてしまいました。
値段を知らないから捨てられるのだと思います(泣)

2014/05/19

衝撃的事実?!スマホ vs ビーコン [ iPhone4s vs MAMMUT / ELEMENT Barryvox ]

衝撃!!スマホビーコン誤作動?

乗鞍BCの宴会開けの朝、朝の珈琲を飲みつつ・・
自分たちしかいない、ダダ広い駐車場を眺めていると
ビーコントレーニングでもしますか?
と、誰とも無く言い出す。

雪上でもないので、ビーコンの電波の拾い方なんか解り易いかもね・・・等々。

1台のビーコンを水平に置き、20m程は慣れた所から横に一直線に並べてみるが
その時点でも、メーカーごとの差は出るようだ。
※マムートが3機+オルトボックス1機+トラッカー2機
※マムートは、ほぼ同一表示だった。

サーチ対象
ビーコンの指示のみで動いてみるが、割と右往左往する。
皆、トリプルアンテナデビューなので、基本的な距離と音による指示よりも
液晶の矢印をあてにしてしまう。

その為か、速く動き過ぎて、結果ビーコンのターンマーク連発で方向を失う。
実際は山方向だったり、谷方向だったりはあまりある事ではないので
「後ろを向け」でなく、増えた分の距離を後ずさりすれば良いと思うのだが・・
ついつい矢印で動き過ぎてしまうようだ。

実際は目標物までの直線的な距離感とビーコンの示す
電波の方向の差に戸惑いも多かった。

目標のビーコンを垂直に立てた場合とではやはり電波の方向が変わり
面白いように、混乱していた・・・反省。

トレーニングというよりは、ビーコンの特性確認のようだったが
実は、この実験の後、僕の一言から・・・

ここからが本題。

「そういや、マムートのビーコンがiPhoneで誤作動するって話し、知ってる?」
「ちょっとやってみない」

サーチ出来るならいいが、
距離も方向もめまぐるしく変わる
で・・・

ハイ!・・・・モノの見事に誤作動します。

ソレも、マムートだけじゃありません・・・上記ビーコン全部拾います。

スマホ・・・イヤイヤ

当初、GPSが悪さするのか?とGPSを切ってみますが、関係ありません。
電源が入っただけで干渉します。
距離はまちまち、大きくは1m以内、数センチまで近づけないと拾わない場合もありましたが
サーチに対してスマホが干渉するのは間違いがなさそうです。

実はガラケーも干渉しました。

スマホの電源をオフにすると、対象物を失うのでほぼ間違いないかと思います。

かといって、スマホまでの距離が表示してくれる訳でなく・・当たり前か・・・
単に干渉し、でたらめな距離と、方向を示すだけなので
逆に利用などというわけにはいかない様です。

そもそも、アバランチビーコンは日本国内の電波法では違法機器に当たると聞いた事もありますが
日本の携帯電波との干渉があるとなると・・・

さ〜て、僕は入山時コンテラのラジオケースに、ビーコンとiPhoneを入れているのですが・・・・
干渉する可能性は高いです。

テストした際はその距離ではしませんでしたが・・・干渉距離も、どういう訳かまちまちでしたので
さ〜どうしましょう?????

この辺りの情報は、流石に誰か気がついていると思うのですが・・・
どうなんでしょう?
詳しい方がおられたら、レス頂けると幸いです。

行ってきました!乗鞍BC [2014.05.17 ]


行ってきました!乗鞍BC

このままシーズン終了か!?と思われた今月・・・
重い腰を上げ、行ってきました。乗鞍!

というのも、先週末に突然、腰に違和感!!!
いわゆる「ギックリ腰」の手前?
動けない事は無いが、生まれて初めての腰の違和感。

翌日、行きつけのカイロへ、大阪まで車を飛ばし、体のメンテ&チューン。
一気に可動範囲は増えたが・・・まだ残る違和感。

しかし、自然のパワーを頂きに乗鞍へ・・・

今回は6人のパーティーでスタート。
いつも前夜入りで、飲み過ぎてコンディションを崩す輩がいるので
今回は、朝入りして下山後、宴会!
翌日ゆっくり帰宅。というダラダラプラン。

久々のBC、腰に不安もあったが、嫁さんの手前トラブルはあってはならない!!慎重に行動する。

天候はやや風が強く、上部はややガスっていたが、おおむね晴れ。
次第にガスもはれるが・・雪も緩んでいて、若干足下が崩れる。

マーカー/チロリアのビンディング組は、効かないスキーアイゼンに悪戦苦闘。

という僕も、今回はB&Dの可動式アイゼン・・・
これ、Nさんが言う通り・・・やっぱりダメだ。

可動式アイゼンは、固定式のアイゼンに比べやはり不安定。

昨日、登った知人の情報で、今日の方が昨日より風邪が強いので
トップは難しいとの事。

案の定、ピーク手前に取り付く人達のペースも上がっておらず、立ち往生の様子。
メンバーのスキルも考え、ピークは諦め滑走準備。
※ちょっと登り足りないが、病み上がりのため自重。

出だしはなかなかの斜度。
雪も所々、表情を変えているが滑らない感じじゃない。
※妖怪板つかみ?はいないかのように思われた。

久々のスキーと斜度に少し戸惑いを感じつつ、ドロップ。

いきなり、「あ~マントラってこういう感じだった・・・」といささか、プレートによってしなやかさを失ったマントラに落胆しつつ・・・
少しだらしないターンを繰り返す。

表面が少し薄氷で覆われた、フィルムクラストは滑走と共に崩れ、
けたたましいジェット音の様に斜面になり響く!

スピードもそこそこに、停止位置で減速し始めた場面で、
突然現れた、「妖怪板つかみ」に捕まり、止まれず大転倒!

TLTを信じきれず、トゥーをロックしていたので、転倒するもヒールのみ開放!!
というのも、今シーズン、ゲレンデでの誤開放がつづき、TLTを信じきれないでいる。
本来なら、滑走時のトゥーのロックは掟破りだ・・・と思う。

DINビンディングと違い、TLTのトゥーピースは調整が全く無いだけに、
不具合がつづいてもなす術が無い。
TLTユーザーはどうしているのだろう?

ST/FTの開放値の差から、トゥーのロックなど
実際の現場での判断は、疑問が残る。

この雪なら、アルマダの方が良かったなどと、
してもしかたが無い、後悔をしつつ終了。

早めに下山し、温泉、宴会準備・・・

このメンバーでは最後かも・・という事で
宴会部長のSWさんが準備してくれた、気合いの入った料理とお酒で大宴会!!

天気と仲間に恵まれ、大満足のBCでした!!


2014/05/16

TLTブレーキの修理 [ Dynafit TLT Vertical ]

修理済み
以前から、Dynafit TLT Verticalのスキーブレーキは、造りも、動作も
「大雑把だな〜」
と思っていたが・・・どうも随分前からリベットが脱落していたようで
支点が一個抜けているのだから、余計に動作が不安定だったようだ。

リベット自体はさほど特殊なモノではないので
手持ちのブラインドリベッターで止めれば良いかと安易にアプローチしてみるが・・・

リベッターの先が密着出来ず、カシメる事が出来ない。

しかたが無いので、スキーブレーキを取り外す事に!
※結局、外してもアプローチ出来なかったのだけど・・・

Dynafit TLT Vertical・・・ブレーキを外すとなると・・・・


当初カシメめるだけと・・・
DIN規格のアルペンビンディングなら
通常、ビス1本外せば取り外しが可能になっている。

いつも思うが、構造はシンプルなTLTだが、
調整などのメンテナンスの為のアプローチが
洗練されていない。

というのも、DIN規格のビンディングがポジドライバー1本で
取り付けから、調整/メンテまで、ほぼ全ての作業が出来るのに対して、
TLTはビスサイズも箇所別に専用サイズが多く、
ポジドライバー、プラスドライバーがサイズごとに必要だ。

最新のRadicalになると航空機などで多用されるトルクスビスが必要

今回も、ブレーキを外す為に、ヒールピースを取り外したのだが
ヒールピースを外すというよりは、ヒールピースの分解に近い。

ヒールを外す為には、メインのスプリングを抜かなければならない。

実際、個人で分解整備が可能なのは凄い事だと思うが、
ブレーキを外すのに、分解が必要というのは、いささか設計思想の古さは否めない。

ようやくヒールピースを外せても、ソコからが、見た目と違って
専用の工具が無ければ、大変アプローチ出来にくい構造だった。

H型の金具を外し、円筒の支柱に挟まったスキーブレーキを外し
スライドさせるだけなのだが・・・・・

まーコレがアクセスしにくい!
要は円柱を挟んだ金具を押し拡げつつ、前方へスライドさせるだけなのだが
本来なら専用の工具があるのだろうと思われるが、
僕の手持ちの工具ではコレがなかなか、上手くいかない
結局、車載工具のプライヤーのハンドル部分が、具合良く幅が合う事を見つけるまではサーククリッププライヤーを買いに行きそうになった程、手間取った。

この間ブッシュを抜く作業があり
単純に幅だけ合わせた木片で開けようにも、マウントプレートに突起があり
平らなだけの木片では左右同時にアプローチ出来ない・・・・
「山道具道楽」の理事長さんは専用のツールを作られていた。

それでも、どうにかこうにか外す事が出来て
さあ!リベットを・・・
と思ったが、結局裏側からもリベッターがアプローチ出来ない

その上、どういう理由かは解らないが、スキーブレーキのマウント側とレバー側での穴の口径が違う。

リベットのサイズもベストサイズが無く、
リベットの頭の大きさが、外側が足りないのだ。
しかたが無いので、ワッシャーを咬ませて止めてみたが
これが、見た目以上に難関!!
そもそも、リベッターでカシメる事が出来ず、

リベットのシャフト部を抜きアルミリベット部だけ差し込み
ワッシャーを咬ませて頭を潰したが、返しの潰れもきれいに行かず
空洞のアルミリベットでは、強度不足は否めないので

気休め程度に、極細のビスをねじ込んで、返しの強度不足を補強?

結局、とりあえずの応急手当になったが・・・
次回のBCくらいは大丈夫だろう・・

2014/05/07

DIY スクレーパーシャープナー

今更ながら・・・作ってみた。

ホント、今更なのだが・・・
スクレーパーシャープナーを作ってみた。

といっても、アルミのアングル材を切って
テーブルにビス止めしただけなのだが・・・


それでも、特に問題が無かったので・・・
ついつい、改めて作るにはおっくうで・・・

本当は、波目ファイルが手に入ったら、作ろうと思っていた。

まあとりあえず...

ペーパーによる研磨は、
エッジが立つようで、立たない。

新しく作ったものの、構造的には変わらないので
ビミョ〜

何か良い方法が無いかな?
研磨による面でなく、切断面のような面が出来ると良いのだけど・・・

市販の、波目、セラミックの刃で、目立てするタイプでも
長く使って行くと、カマボコになるのは同じ・・・

ペーパーは、安くて手間が無いのが魅力なのだけど・・・