ページ

2015/05/19

DIY:BCストック[Black Diamond ウイペット&トラバース]

ダクトテープを仕込む?

散々悩んだ末、山ストックは[Black Diamond ウイペット&トラバース]に落ち着いた。
正直、バランスの悪さは感じる物の、
  • アルミの剛性感
  • リング下の長さと剛性

僕の[Black Diamond ウイペット&トラバース]は2セクションなので、3セクションの物と比較すれば、比較的バランスは良いのだが、ゲレンデ用とは比較にならない。
同じ伸縮ポールでもねじ込み式が主流のゲレンデポールと違い、フリック式は、やはり楽だ。
ただ、購入してから気がついたのだが、他メーカーは解らないが、フリックを外したままだと、シャフト下が抜けてしまう・・・・
何か意図があっての仕様なのか、解らないのだが、昔のタイプはシャフトを連結するとゾンデになったりしたようだが、今のタイプはその仕様は無い。

細かい不満だった。

で、
せっかく外れるなら・・・このパイプの中に何か仕込めるんじゃ!?

という事で・・・ダクトテープを仕込んでみた。
よくダクトテープはストックのシャフトに巻いて常備している人を見かけるし、僕もそうしていた。
ただ、巻きっぱなしのダクトテープは痛みも早く、見た目が余りよろしくない。

ソコで思いついたのが、[Black Diamond ウイペット&トラバース]のシャフトの中に、ダクトテープを巻いた物を仕込んでみた。
使用するときは、シャフトを外して取り出す訳だ。

ただ、実際はトラバース側のシャフト径はかなり細く、細く巻いたダクトテープは使用に十分な長さかというと・・・?

ストローを軸に巻く
ソレに比べ、ウイペットの方はカタログ上同じ16mmシャフトと記載されているが明らか
に太い。少しは長めに仕込めそうだ。
やり方は簡単、細身のストローにダクトテープを巻き、シャフト内で滑る程度の径で納める。経年劣化でシャフト内で詰まってもらっても面倒なので、すこし控えめに・・・

ダクトテープを仕込んだ分、5cmほどは収納サイズが長くなるが、ボーダーと違って所詮2セクションポールだから、収納サイズに神経質になる必要は無い。

収納?!
ちなみに、千畳敷では仕込んだ[Black Diamond ウイペット&トラバース]を使用したが、ダクトテープ位ではバランスに変化を感じる事は無かった。

もっと何か、スペアのネジとか、工具とか仕込めそうな・・・・
タイラップくらい仕込んでおいてもいいかもね。


2015最後のBC? [ 千畳敷カール ]

今シーズン修行無し・・・!?

二の沢の入り口
ホームゲレンデのクローズから、1ヶ月半・・・
滑り納めが出来ないまま、ウダウダしていた。

今シーズンは雪も多かったが、溶けるのも早く、
何処も雪が無い!と言う噂は聞いていた。

しかし、滑るライン分だけ雪があれば、スキーは出来る。

Nさんに誘って頂き、千畳敷へ!!
当初、多人数の予定だったが、皆、雪不足の噂と天候を危惧して
今回のパーティーは、ボードを含む3人!

Nさんの回りは、強者揃いなので場所が場所だけに
ついて行けるか心配していたが、残念なような、ホッとするような・・・

千畳敷カールは、コレで2回目。
一昨年来た時期は、もっと遅かったが、その時と比較しても岩肌が明らかに目立つ。
しかし、下から見る限りは、どこの沢もラインは取れそう。
ただ雪が少ない事も在り、斜度感は増している様な感じ・・・
※おいおい、滑れるのか・・・比較的なだらかな「極楽平?」すら、かなりの斜度に見える。

「まあ、とりあえず足慣らし行きますか!」とNさん。

Nさんの足下はVECTER GLIDE BOLD 。
ということでテレマーク。
僕は、VECTER GLIDE AVENTURA。
ブンリンのフィン付きアイゼンも初卸!

すっかり緩んだ雪は、程よいザラメの湿雪。
しかし、僕のスキル不足か・・・ブンリンのアイゼンをもってしても谷足が流れる。
※思ったよりか、登るにはデリケートな雪だった?しばらくスキーを履いていなかったブランク?かな。

40分程で極楽平のトップへ
天候も、当初の天気予報とかわって晴天!遠くに富士山も見える。

トップから見下ろすと、久々のスキーという事も在り、中々の斜度に見える・・・
Nさんは、相変わらず躊躇無く斜面に飛び込み、テレマークとは思えない、軽快なターンを刻む。
僕もソレに続くが・・・・自分でも腰が引けているのが解る。
雪は昨日の雨も手伝い、良い感じで滑るが
山回りばかりで「斜面を楽しむ」余裕が無い。

極楽平
少々ウダウダの滑りで、先に不安を残すが、他の2人はテンションアゲアゲ。

気を取り直して、「二の沢」へ向かう。
「一の沢」という話しもあったが、「一の沢」は既にトップからのアプローチが雪が切れていて、滑るならピッケル、アイゼンで直登との事。

「千畳敷カール」きっての急斜面を一度は滑ってみたいとは思うものの・・・
ピッケル、アイゼンでスキーを担いでのハイクは、願い避げたいところ。

ということで、「二の沢」へ向かう。
「二の沢」はカール内でもほどほどトップに近く、「極楽平」と比較すると50m程しか標高差は無いのだが、随分遠い印象・・ほぼほぼ1hほどかけてトップに。

二の沢
登るには、上部は中々の斜度感があったが、今度は雪の状態も自分の感じも解っているので、トップからロープウェイ乗り場まで一気に滑走。
思わず声が出る。
ただ、ゲレンデとは違い、転べないので、ズレズレのセイフティー。
とは言うものの、もっと上からズラせる余裕が欲しい・・・ところ。

なかなかのロングランで、ようやくアガってきた!
スキーを外していると、登山で来られている人からも
「楽しそうですね!」
と声を掛けられる。
「ははは、楽しいですよ!!」口元が緩む。

内心、コノ時点でお腹は八分目・・・もう終了でも・・・・いいのだけど
当然、行きますよね3本目・・・

「じゃあ何所行きます?」
「前の岳」行きますか!」
「前の岳って?」

「ほら、あそこ!」
「!?」
「あの細くシュート気味につぼんでる所?」
「そうそう」

てっ・・・通れるのか?
切れては無さそうだけど・・・・
後半、斜度が増してから幅が狭くなる所が嫌らしそうだ・・・・

登り始めるが、なかなか距離も高さもあり、中々進まない。
辛うじて、トップ付近まで着くが、あとは登山道沿いに、岩場の登山道をスキーを担いで歩く。
ほとんど稜線沿いに、平行移動なのだが・・・久々に担ぐスキーは、ひたすら重く・・・Aで固定したスキーだが、外付けしたピッケルやスノーソーが邪魔をして、上手くセット出来ず、スキーとショルダーが肩に食い込む・・・
なかなか、修正する場所も無く、ひたすら我慢。

「前の岳」のスタート場所に着いた時には、かなり消耗していた・・・

それでも、この日、最後の滑走だけに期待も膨らむ。

気をつけるのは、斜度がキツくなってからのシュート部分。
ソコまではかなりセイフティーで、間違ってもオーバースピードは・・・あってはなら無い。
とは思うものの、楽しむ事も忘れちゃ行けない。

さーてどうかな?

滑り出し少し控えめなロング・・・斜度が増しても、さほどスピードは変わらずだが、
やはりコース幅が、いきなり狭くなる。
少しターン弧の大きさが狂い、上手く繋がらなかったが、再び斜面が広がると
足が終り気味・・・でも斜面はいい感じでターンを刻むと・・・
「あれ?何処まで滑っていいの?」
右横に視線を流すと・・・ロープウェイの乗り場は越えていた・・・!!

おっとと・・・ここまでか!
※後の2人は、もう数10m下まで滑ったようだ。

もう、一旦切ってしまったから、ソコから数10mに魅力は無かった。
乗り場までトラバース。
かなりヘコヘコで、ストックを漕ぐ腕が上がらない。

それでも、上手くは滑れなかったが、滑りきった感はあった。
まあ、この千畳敷で上手く滑ろうなど・・・僕には10年早い?
滑りきれただけで満足だ。

やっぱり面白いな「千畳敷」。
いちいち、ドキドキする。
出来るか出来ないかの少し手前だから楽しい。

一発のパフォーマンスはBCならでは・・
やり直しのきく、ゲレンデでは感じれない達成感と少しの後悔があるのがいい。

これで、おそらく僕の2015シーズンは終わり。
道具も洗っちゃおうかな!!









2015/05/18

DIY ピッケル [OXOOS オリジナルピッケル]

BC前日に慌てて加工
慌てて用意したピッケル。

幸わい、リーシュとカバーは付いていたので、新たに用意する事も無く
千畳敷には間に合いそう。

しかし、ネットで「ポチッ」たピッケルは、事の他チープチープ・・・・

まあ、値段が値段なだけに仕方が無い。
ピッケルカバーも、セット販売専用の簡易的な物で・・・少々質感、構造共に値段相応というところか・・・

所詮、「見せピッケル」とはいうものの、少しは手をいれないと・・・
グリップテープくらいは巻いてみた。

当初、自己融着テープか、テニスのグリップテープを巻こうと思ったが、野球のバットに巻くグリップテープが、耐久性があるとの事を聞き、早速購入。

とりあえず巻いてみた。

本来なら、使ってみて自分に合わせて、こういった加工はするべきと思うが
僕の山道具の中でも、使用頻度の低さは1、2を争うはずなので、そんな事を言っていると加工の必要その物が無い・・・・

あえてクロを避けて、茶にしてみたのだけど・・・ちょい渋すぎるね。

2015/05/15

ピッケル購入![OXOOS オリジナルピッケル]

来たばかりのピッケル・・・
遂に・・・ピッケルを買った。

アイゼン同様、買わずに済むなら買わずに、必要な場所にはいかなければ良いと思っていた。
何度か、購入のタイミングはあったが、購入を見送り続けてきた装備だ。

しかし、毎年この時期になると、うだうだと諦めきれずに
締めのBCの誘いを待つなか・・・Nさんから、お誘いを受けたので「千畳敷」へいく事に!

ただ、「千畳敷」、入山の為にはピッケルの装備が義務づけられている。
※BDのウイペットじゃ許してもらえないらしい・・・

前回は、Nさんのピッケルを借りて入山。
今回、とうとう購入という訳だ。

基本的には、ストックがメインなので、ピッケルを出すとすれば、相当の斜面。
となれば、杖としての使用は考える必要は無いので、最小の長さに・・・

OXOOSというショップのオリジナルピッケル。
オンラインショップで買うと、オリジナルのリーシュ・カバーが付いて
なんと、8,200円(税・送料込)!!

シモンと同じ工場で作られているとかで、企画合格品の証明書も付き、レビューもマズマズだったので、「ポチッ」!!
※オプションを含んでコノ値段は、予定の予算のほぼ半額。

あーこれで、僕もピッケル持ちか・・・・
ピッケルを使うのは「マインクラフト」の中だけにしたい・・・・

2015/05/13

ワックス考[温度帯#2]

やっぱり・・・と、なるほど・・・・

あるブログに「パラフィンワックス温度帯一覧」という主要メーカー9社のワックスの温度域とアイロン温度、100gの価格を比較した一覧がUPされていた。

パラフィンワックスというところが、ドストライクなネタで、目からウロコの事が・・・沢山あった。

まさか、メーカーごとに1つのカラーが、カバーする温度域が、こんなにもバラバラだとは思っても見なかった。

メーカーも、毎年ではないがマイナーチェンジをしており、こうやって比較すると一概に価格変更だけでなく、カバーする温度域が広くなったりと、細かいマイナーチェンジをしている事が分る。

全般的な傾向としては、各メーカーとも1つのカラーでカバーする温度が広くなる傾向にあるようだ。
※SWIXは違うけどね・・・(笑)

ユーザーとしては、車のオイルよろしく、マルチグレード?ユニバーサル的な物の方がお手軽では有るのだが・・・・実際そのようなパラフィンワックスは無いようだ。
※コノ表のブログのオーナーも書いていたが、一見するとDOMINATORワックスなどは、マルチな温度帯に対応するイメージであったが、表にしてみると、取分け温度域が広い訳でも、アイロン温度が低い訳でもない事が解る。

各メーカー、気温にしろ雪温にしろ0℃以上の温度域のカバーというのは、さほど意味は無いと思われ、実際、カバーが無いメーカー?カバーの表記が無いメーカーも多い。

現実的な比較は、0℃から-20℃位までは9メーカー共通の温度域になる。
コノ温度域を幾つのカラー(パラフィン)でカバーするかという事になると
■最多:SWIX イエロー~グリーン・・・6カラー(6種のパラフィン)
■最小:KUU イエロー~グリーン・・・3カラー(3種のパラフィン)
※一見、こうやって表記すると、KUUがマルチグレードなのかと言うとそうでもなく、実際はKUUのグリーンだけがやたら温度域が広い。
このKUUのグリーンについては、グリーンのわりに浸透が良く、愛用していた。
ソレもそのはず、アイロン温度が115℃と他社のグリーンが130℃を下らないのに対して溶解温度が最も低い。実際、柔らかい印象だが温度域のカバーは悪くない。
コノ温度域をカバーするワックスとしては、最も溶解温度が低く使い易い「グリーン」と言える。

同じく0℃から-20℃までの温度域を、カバーするワックスの使用温度(溶解温度)を比較すると、コレまた意外に・・・

■高め:ハヤシ イエロー~バイオレット・・・3カラー/110℃~150℃
    GALLIUM ピンクー~グリーン・・・4カラー/120℃~130℃        SWIX イエロー~グリーン・・・6カラー/110℃~150℃
■低め:KUU イエロー~グリーン・・・3カラー/105℃~115℃
    マツモト イエロー~グリーン・・・4カラー/80℃~120℃
※GALLIUM・SWIXが0℃帯が120℃から始まる事からも、115℃で溶解するグリーンで-20℃までカバー出来るKUUは、板に優しいワックスとも言える?

ただ通常、ワックスの硬度は、溶解温度に比例するので、-20℃までのカバーとは言え、150℃の溶解温度のパラフィンと同じ硬度ではないと思われる。
ベースバーン予防で考えると、やはり硬度の高いワックスの方が効果は高い。
最近は溶解温度が低くても、硬い、マルチな特性を持ったパラフィンが多くなっているが、マニアはやはり、「溶解温度の高さ=高硬度」と言う認識は強い。

そう言った意味で、ソール保護、硬いソールに仕上げる為にはやはり、アイロン温度の高いワックスの仕上げが必要と考えている。
一概に「溶解温度の高さ=高硬度」と言う訳ではないが、対応温度が-30℃を越え、アイロン温度が高い事からも
■硬め:ハヤシ バイオレット -30℃オーバー域/アイロン150℃
    SWIX グリーン -30℃オーバー域/アイロン150℃
※マツモトのANTB.B.という専用のソール保護のワックスも有るが、溶解温度が100℃という事も在り上記の2種程ではないと思われる。
※SWIXの様に、アイロンの温度を高めにする事を推奨するメーカーも在り、「アイロン温度=溶解温度」では無いのだが、少なくとも高い温度でしか溶けないパラフィンは硬い。

追記:以前の投稿で「イエロー」などワクシングしても意味が無いと書いたことがある。
当時、とにかくワックスを切らずに、「イエロー」だけをワクシングしていたのだが、今にしてみると、その「イエロー」はSWIXだった。
同じ「イエロー」でもSWIXは、かなりイレギラーでほとんどマイナス域をカバーしていない。
他社の「イエロー」以上に柔らかく、SWIXの「レッド」が他社の「イエロー」位の温度域になる。

まあ、「イエロー」がソール保護には、役に立たないのは間違いないかと思うが、特にSWIXの「イエロー」は、9社の中でも柔らかい方だったので、顕著に結果が出たと思われる。

2015/05/11

衝撃?!ワックス考[温度帯]

いまさら?!気がついた・・・

今までスキーワックスについて、マニアを気取り、細かいウンチクを書き綴ってきた・・・・が?!

スミマセン・・・根本的な事を勘違いしていました・・・・

それに気がついたのは、あるマニアのブログに記載された「パラフィンワックスの温度帯一覧」。
※表を掲載出来れば早いのですが、個人のブログですのでそう言う訳にも行きません。

これが良く調べてありまして、おそらくは各メーカーの「ワックスの温度帯表」から比較しているのだと思いますが・・
コレが・・・盲点でした。

僕も、これまで結構な期間ワクシングしてきましたし、ワックスもそれなりに消費しています。
しかし、このプログの表を見るまで、気がつきませんでした(汗!!)

つまり、この方の「パラフィンワックスの温度帯一覧」というのは、9メーカーの各メーカーの「各カラーのカバーする温度帯」を分り易く比較しています。

で?!

僕の衝撃的な(個人的にね)勘違い・・・
ー各メーカー、各カラーの温度帯はさほど変わらないーと思っていました。
※例えばSWIXの[CH10(イエロー)]とTOKOの[NFイエロー]のカバーする温度帯はほぼ同じなのだと・・・・思っていた。少なくとも、同じカラーで温度帯が被らないなんて事は・・・無いと・・・。

暖色系が柔らかく、寒色系が硬いワックスなのは、各社ほぼ一緒ですが、細かくカバーする温度帯をちゃんと比較すると・・・

当然、0℃~-30℃位までを、幾つのカラーでカバーするかで、温度域が違ってくるのはあたりまえなのですが、問題は僕の様に、複数メーカーをカラーイメージで使っている場合。

つまり、コレまで僕はメーカーを問わず、[イエロー]は[イエロー]として使っており、[イエロー]の次が[レッド]、そして[グリーン]と、カラーで温度帯を使い分けているつもりだった。

もちろん、今期の様に、単一メーカーで[イエロー]から[グリーン]まで重ねる場合は問題は無いですが、
僕のありえるシチュエーションで例にすると、[イエロー]の次にSWIXの[レッド]を掛けた場合・・・
この異なるカラーにも関わらず、実は、ほぼ同じ温度帯をカバーしている。
温度帯で言うと、
TOKO[イエロー]=SWIX[レッド]に相当する?!ということになる。

つまり、コノ場合、温度帯的には、[イエロー]の2度掛け!?
硬度の異なるワックスを重ねたつもりが、全く意味がない・・・。

今期、VGの[Aventura]が、事の他早く仕上がった感があったのは、余り関係がないと考えていたが、[HOLMENCOL]の単一仕上げだったのは、結構効果があったのかもしれない。

この方の「パラフィンワックスの温度帯一覧」で、今まで何となく感じていた各メーカーの印象が、どうしてそう感じていたのか?
かなり納得出来た事が多い。

この他にも、価格はともかく、各メーカーのアイロンの指定温度からも少し伺い知る事があるので、また書いてみたいと思う。


2015/05/07

BCザックの中身 [自分MEMO]


BC ギア(自分メモ)


ザックの中身って、雑誌なんかでも、よく取り上げられてるけど、なかなか人と比べる機会も無い。

僕のザックは回りの友人と比較しても軽い方ではない・・・・何がそんなに違うのか?
また、
十分なのか?
不十分なのか?

もちろん登る山、タイムスケジュールによって内容は変わってくるが、僕のコンセプトとしては、万が一行動不能になった際に、一晩位は過せる装備は常に常備する様にしている。

例えばツェルト、ヘッデンは常備対象。
ソレ以外は、ほとんど必須ギアばかりと思うのだが・・・・

以下内訳
  • A:ザック(26L+ハイドレーション)
  • B:スコップ
  • C:シール(+シールワックス)
  • D:ゾンデ
  • E:オーバーグローブ
  • F:スノーソー
  • G:ワンタッチアイゼン
  • H:スキーアイゼン
  • I:ラジオハーネス(これ、ザックの中身じゃないけどね)
  • J:ビーコン(これもザックの中身じゃない)
  • K:ヘッデン(+予備電池)
  • L:ツェルト(1人用)
  • M:コンパス
  • N:水筒
  • O:エマージェンシーキット
  • P:ツール(ドライバー/ヘキサ/レンチ)
  • Q:レザーマン
  • R:トイレットペーパー
  • S:ブラシ
  • T:タイラップ
  • U:UVリップ
  • V:非常食+行動食
以上、コノ内容で約5kg ※体重計での計測なのでかなり誤差有り・・・

後コレに、水を持って行けば、1Lで1kg増!
細かい所では調整しないといけないけど
忘れ物が恐いので、ほぼ、入れっぱなしの標準整備・・・そもそも
抜ける物も、ほとんどないような気もするのだが・・・・
※もちろんアイゼンはシーズンや、山によって持って行かない事も多い。

軽量化しようと思うと、1つ1つを軽量の物に買い直し・・・・
イヤイヤ、ソレは無い・・・

そもそも、1つ1つのギアを軽量化して数g減らすより、持って行く物を1つ減らす方が効率がいいのは、解っている。

要らないモノ、常備じゃなくともいいモノ・・・
まず、
E:オーバーグローブは、常備じゃないね。
M:コンパス持つなら、地図もいるよね・・・持たないなら、スントもiPhoneも有るから微妙・・・気休めと言えば気休め。あと、Q:レザーマン、でも、ペンチは指先の聞かないグローブ越しには、意外に出番が有るんだよね。
P:ツールは、スキーアイゼン用のレンチ以外は要らないかな・・・もともと、インビス化に伴い持ちあるく様にしてたので、インビスじゃないAventuraには必要じゃない。
S:ブラシは、シール(Cooltex)に雪が挟まった際、有るとリカバーし易い。が無くてもいいと言えば無くても・・・

とはいえ個人的には、ほとんど抜く物が無いのだけど・・・
皆、何であんなに軽い?

むしろ、逆に追加したい物があるくらいなのに・・・
Q:レザーマンを持つなら、数10cmでも針金が欲しい。(持つべき?)
L:ツェルトがあるなら、細引きも数メートル欲しい。
リペアツールを追加するなら、ダックテープも欲しい所。
エマージェンシーツールの中にテーピングが少々有るけど、どちらかと言えばダックテープの方が応用が利くかな。(ストックに巻くか)

何を、何れくらい持って行くかはそれぞれだけど、何を置いて行くかは難しいな。

シャベルに穴を開けて、軽量化を図るか(笑)