今週末もゲレンデの気温はかなり低く、テストにはぴったり?
ポイントは前回のアルミ蒸着シートの裏表の優位性を確認する事にあった。
今回のインナーにはスポンジ面を表に、
アルミ面をインナー側(裏)にして貼付けた。
アルミ面をインナー側(裏)にして貼付けた。
※前回のアルミ面を表にした場合冷気の伝導性をアルミで増幅している様なイメージがあったため。
スポンジがシェルからの伝導を緩和、アルミ面はインナーからの放射を反射?を狙った。つもり・・・成果は????。
圧等的な差は感じない、やはり冷える。
特に、底冷えというか足裏面が特に冷える感じがする。
ただ今回は十分にインナーを温める事も出来なかった割に我慢出来た事もアリ、
どちらか?といえば
今回の内側をアルミ面にした方が良い様な気が・・・している。
しかし、最近のブーツの構図上ソール面はかなり厚く作られているにもかかわらず、
足裏が冷えるというのは合点が行かない。
最近のブーツ素材は温度による硬度変化が向上した反面、熱の伝導性が高い素材に
なっているような気がする。だから、一度冷えきった素材は厚い部分ほど暖まり難く、
靴底の方が冷えを感じるのではないかと思う。
なっているような気がする。だから、一度冷えきった素材は厚い部分ほど暖まり難く、
靴底の方が冷えを感じるのではないかと思う。
逆に、ブーツを履いたままストーブの前にいると、つま先が暖まっていくのを感じる。
※もちろん体の血行が良くなるため足も温まるのだが、
感覚的にはブーツの先をストーブに近づけるとシェルごしに
※もちろん体の血行が良くなるため足も温まるのだが、
感覚的にはブーツの先をストーブに近づけるとシェルごしに
つま先が暖まる気がするのだ。
つまり、インナーとシェル自体がかなり伝導性が高いのだと思われる。※断熱効果が低い
結局、シェルの断熱性能が低いためインナーで内断熱するか
マスキーの様に外断熱するか・・・
※部分的な外断熱も余り意味は無いと思うが・・・
住宅同様に外壁、構造材自体の断熱性が低い場合、
内側から断熱素材で伝導を遮断し同時に気密性を上げる必要がある。
でなければ放熱以上に熱源を増やしてやるしか方法無い。
(暖房器具を増やす。)
逆に気密性と断熱性が高ければ熱源は少なくて済む。
つまり、ブーツの場合は熱源が人体しか無いので(カイロ、ヒーターインソールを除けば)
シェルの断熱性が期待出来ない場合、インナーブーツの気密性と断熱に方法は限られる。
シェルの断熱性が期待出来ない場合、インナーブーツの気密性と断熱に方法は限られる。
しかし、今時のレーシングブーツインナーはREXXAM同様
どんどん薄くなり保温、断熱を意識した物は少ない。
今回のアルミ蒸着シートによるラッピング(気密を高める)は、
方向性としては良いのではないかと思う。
方向性としては良いのではないかと思う。
ただ、アルミ蒸着シートの1mmばかりのポリエチレンスポンジには
断熱効果は無いためシェルの冷気の伝導を遮断出来ないのだと思う。
断熱効果は無いためシェルの冷気の伝導を遮断出来ないのだと思う。
[保温対策のポイント]
■インナーブーツによる保温性の向上(内断熱という指向)
※シェルに断熱性は期待しない(シェルは外気温とほぼ同様の温度を持続する物と考える。
■インナーブーツの気密性を高める
※断熱性の高い素材でラッピング。部分的な保温素材、反射素材は効果が低い。
■ラッピング素材は1mm以下で断熱性の高いもの。
※これ以上厚いものはラッピングが難しい、なかなか適合素材は無い・・・・
■発熱素材ではなく断熱素材が重要。
※厳密には断熱素材も熱の移動はあるので、遮熱素材を取り混ぜるのが理想。
※厳密には断熱素材も熱の移動はあるので、遮熱素材を取り混ぜるのが理想。
■アルミ素材の輻射熱の再利用は、断熱の前提が無けれマイナスに機能してしまう。
※インナー側の保温というよりは外気(シェル)からの断熱を優先するべき。
当たり前な結論なのだが、保温性能を上げる為には
「何(素材)でラッピングするか?」という事になる。
「何(素材)でラッピングするか?」という事になる。
スペースの限られるブーツ内では断熱性能のほか、
薄く、柔軟で加工のしやすい物が望ましい。
薄く、柔軟で加工のしやすい物が望ましい。
今回のアルミ蒸着シートは条件をみたして入るものの、
如何せん性能が低い。絶対的な冷気の前にはあまりに非力だ。
今、注目している素材があるのだが近く取り寄せて試してみようと思う。
※でないと季節もそろそろ暖かくなって結局・・・ってなりそうだし。
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