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2012/06/06

11'-12' OGASAKA GS23 [ドライ研磨] #9



[OGASAKA TRIUN GS23]に[ドライ研磨]?してみました。

当初の手順としては
  1. 400#~1200#の耐水ペーパーの4段階で水研ぎ
  2. 電動ドリルによる、ファイバーテックスの空磨き
  3. 電動ドリルによる、ブラッシング
の予定だった・・・。


奥:出荷時のソール/手前:耐水ペーパの研磨後

しかし実際、[OGASAKA TRIUN GS23]の出荷時のプレチューンは、事の他細かく・・・
400#からのスタートはいささか荒かった。

そのため800#を当て木に巻き、水研ぎを始めた。

 1:800#の耐水ペーパーで水研ぎ
 2:1200#の耐水ペーパーので水研ぎ

水研ぎ用に霧吹きで水を吹き、あまり押さえつけずに研磨するが、最初ある抵抗もすぐに無くなり
で吹いた水で、表面張力の方が抵抗が大きくなる。

この段階でも、当初のソールの状態と比較すると滑らかだ。
ただし、思っていた様な状態ではない・・・
水を拭き取ると、黒くなるどころか出荷時と比較しても若干白い・・・・

※拭き取った水は黒いので、削れてはいるのだが・・・?
※予定ではこの段階でも黒くなるものと思っていた。

仕方がないのでつづいて・・・

 3:電動ドリルによる、中目ファイバーテックスの空磨き

をしてみる。
多少市販品と比べると、ブレが大きいがそれでも、この回転力は手作業には出来ない。

しかし、またもや思った様な結果にならない。
写真だと解り難いが、
ファイバーテックス後

予定では、あてた先から研磨され黒光りする物と予想していたが・・・
「白くなる!」
それもかなりけたたましく「白い!」

表面が荒れて白いというよりは、ファイバーテックスの繊維が細かく付着した様な感じ。

これは大誤算で、耐水ペーパーの段階では幾らか毛羽は仕方が無いと思っていたが、
ファイバーテックスの研磨で取れるものと思っていた。

ファイバーテックスの目が粗いのかもしれない。

しかし手持ちのファイバーテックスに細目が無かったので
これ以上細かく出来ない。

※ただ触った感触はなめらかにはなっている。
滑らかすぎて、ストラクチャーの効果も薄くなるんじゃないかと心配な位。

ただ、問題は「白い!」、「白い!」のだ。

ドライの状態(ワックスが入っていない状態)で、黒光りさせるのが目的だったので
このまま残念な結果では終れない。

で、もっと細かい研磨剤が無いかと考えたのが「メラミンスポンジ」
水だけで汚れが落ちる優れもの。

奥:ファイバー研磨後 手前:メラミン研磨
毛の太さ程のメラミン繊維が汚れを絡み取ることで奇麗になる仕組みなので
極細の研磨材とも言える。

実験的に水を含ませ、硬く絞り

 4:メラミンスポンジで研磨

すると、メラミンスポンジが黒く汚れてくるので、研磨は出来ているようだ。
次第に圧をかけた所はずいぶん黒くなってきた。

ただ、メラニンスポンジ自体が小さい物しかなかったので、均等に圧をかけずらく
エッジ際などがまだ白い。

ただ、ずいぶん効果が見られたので、大型のメラミンスポンジを用意して
仕上げたいと思う。



[反省点] 


耐水ペーパーの当て木をしならない様に本来はパイプの様な硬い物で行うべきだったが
効率が悪かったので、スポンジの付いたペーパーガイドを使った。
 そのため、ベースエッジが若干多角形になったようだ。

ローリングガイドまで作ったファイバーテックスだが、もっと細かい物でないといけないようだ。
普段のワックスの粉を取るために使うのと違い、ソールの研磨となるとやはりそれなりの細かさと柔らかさが必要なようだ。

メラミンスポンジは、最も効果のあった素材だった。
それなら、最初からメラミンスポンジで研磨する方が効率が良かったかもしれない。


3 件のコメント:

  1. お久しぶりです。

    ご自身で初期チューンとは凄いです。
    私は最近、例のショップに任せっぱなしです。

    そう言えばフューチャーも作りかけだった。
    そのうち完成させなくては・・・・

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  2. 是非、フィーチャー完成させてください。

    僕も実は、一度自宅のカーボンヒーターで実験しましたが、上手く行かず・・・

    赤外線ヒーターの方が良いのか?カーボンヒーターが良いのか?

    出力不足なのか?

    是非、是非お願いします。

    ハンディタイプがいいなー。

    返信削除
  3. 私もカーボンヒーターで以前試しました。

    カーボンヒーターは、1000W以上の物なら使えそうですよ!
    一応ワックスが解ける事は確認しています。
    1回でなく数回動かせば大丈夫です。

    赤外線ヒーター、カーボンヒーター、同じだと思います。
    どちらも遠赤外線の部類に入ると思います。

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