2013/04/27

DIY:BCギアホルダー制作


前回立山に行った際は、テント泊という事もアリ
GREGORY Baltoro75にOSPREY switch26を括り付け総重量30kgオーバーで行った。

今回は、雷鳥荘泊なので基本的には昨年同様、OSPREY switch26にサブバックを付けいくという方法でいいのだが・・・

OSPREY switch26の26lで行けない事は無いが、BCギアだけでも結構パンパンで、脱いだウェアなどは複数枚は厳しかったりしていた。

となると、40lクラスのザックが欲しい所だが、買い直す予算もない。

Baltoro75は、流石にデカイと思ったが本体の大きさは、65lモデルと変わらず
上部の雨蓋の容量が違うだけなので、ザック自体の大きさはさほど大きくもない?!

むしろ、このクラスのザックのフィット感は、中型ザックとはひと味違う。
コンパクトに締め上げれば行けそうだ。

ただ、BC用とするには若干問題がある。

Baltoro75のように、無雪期のザックにはアバランチギアを収納するスペースというのが用意されていない。

となると、ザックの外にくくり付けるか、本体に収納する他無いのだが、

  • ■シャベル(ブレード/シャフト)
  • ■ゾンデ
  • ■シール
  • ■アイゼン

その他
  • ■ツェルト
  • ■ヘッデン
  • ■針金/タイラップ
  • ■ドライバー等

などだが
当然、使用すれば濡れるものも含まれるので、1気室のザックではパッキングに工夫がいる。
かといって、緊急時に取り出しにくくては困る。

外にくくり付けても、取り付けが甘ければ、滑走時問題が出る
転倒して外れたり緩んだりも想定しなければならないから
基本的にはザックの中に入れるのが好ましいと思っている。

しかし、上記のギアはかさ張る上、スムーズに取り出すには
ただスタッフバッグに入れれば良いというものでもない。

この状態でスタッフバッグに入れて使う/表
そこで、こんなの作ってみました。

少し大きめのスタッフバッグに合わせ、ポリプロピレンのシートを切り

幾つか、塩ビで作った筒をプラリベットで固定し、
ホルダー?をつくり
その他、ショックコードを幾つか固定した。

いわゆるBC用のバッグのアバランチ収納スペースにならい、収納位置を固定するためのギアホルダーを作ってみた。

コレをを丸ごと、防水のスタッフバッグに入れて使う。


すると濡れるものはスタッバッグで隔離され、緊急時もこのスタッフバッグを引き抜くだけで、シャベル、ゾンデが一緒に引き出せる。
こうする事で、緊急時必要なものだけをまとめて出す事が出来る。

アイゼンはショックコードで仮固定

そして、今後は無雪期用のザックでも、このスタッフバッグを入れる事でBC用とする事が出来る。

[表]
両サイド/ゾンデ・シャベルのシャフト
中央/アイゼン




タイラップと番線
[裏]
上部小物入れ/ヘッデン・ダックテープ等
上部スリットにツェルト固定
中央/針金・タイラップ
サイド/シール

サイド/エマージェンシーKIT(予定)








取り急ぎ作ったのでサイズや、取り付け位置などが悪いが
とりあえず使用に支障はなさそうだ。

実戦で使ってみて、またちゃんと作ろうかな?
自分が使うだけだから見かけが悪いのは・・・我慢しちゃうんだけど

ザックの外にシャベルを固定するギアは市販されているようだが、
BCギア一式というのは新しいのじゃないかなと思う。

これで、無雪期のザックでも、1気室のザックでもBCで使用出来ます。

来週、立山でテストです!

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