夏のワクシングの薦め [ワックス考2026]

 暑い日が続いていますが、あと数ヶ月で来るはずの冬に向け着々と準備をしております。

毎年恒例の「サマーワクシング」

 ワクシングしたスキーを日中、日干しするだけのことなのですが、これがかなり効きます。

効くというのは、ワックスがよく浸透する・・・と思っています。

 ワックスの浸透という考え方については様々な考察があり、そもそも浸透という考えも一般的でないかもしれません。


ただ、ホットワックス推奨派の僕としては、夏の気温の高い時期にホットワクシングを行うのは、冬季と比べ効率がいいように思います。

実際の様子は過去の書き込みで


 昔は真夏でもここまで気温が高くなく、平気で1日中、日干しをしていましたが最近は日中40℃近い気温。黒いグラファイトソールは、わずか30分ほどでかなりの表面温度になり、ガリウムのショップ用オールラウンドワックスは液状化したまま、僅かな傾斜でワックスが流れます。トップシートもかなりの温度で、ここまで来ると流石に温度による板のダメージが気になってきます。


グラファイトソール以外は・・

対して、ソールがグラファイト(黒色)じゃないスキーはそこまで温度が上がりません。

ただ、カラードソールと言っても、ソールが切り貼りでロゴが入っていたりすると、部分的に温度差が生じる。
これは非常に良くない。
最悪、切り貼り部分に隙間、段差が大きくなり、ソールの平滑度を悪くします。

ゴミ袋入り!?


ということで、カラードソールの板はワックスをかけた後、黒いゴミ袋(100均の携帯用ゴミ袋のロール状のもの)に入れ日干しします。

すると、グラファイトソール同様に袋内の温度が均一に上昇し、ワックスは同様に液状化します。
ただこれ、どんどん温度が上がりますので30分ほどで日陰に入れます。

・・・そんな事を毎年やっています。

 この作業でほぼソールのベースは仕上がるのですが、できれば、一旦ワックスを剥がし、ブルー・グリーンなどの硬度が高く、融点が高く溶けにくいワックスをかけて同様に日干しすると完璧かと思います。
というのもシーズン中、融点の高いブルー・グリーン等のワックスは液状化している時間はわずかで、浸透という言葉をつかうにはほど遠く、結果シーズン中の使用もあまり多くありません。
ただ、ソール保護の意味からもソールは硬いワックスで仕上げておきたいところです。
 ある意味硬いワックスでベースを作るには夏のこの時期に入れるほかないような気がしています。

 基本的に週末スキーヤーで、年間の滑走日数も40日程度なので、ここまでしておけば後は、滑った板だけワクシングすれば、ベースバーンが出るようなこともなくシーズンを通して安定した滑走コンディションをキープできます。

 最近は液体ワックスも高性能化していますので、シーズン中は液体ワックスだけという人もいますが、液体ワックスを使うにせよ、ソールの保護を考えるとホットワックスによるベース作りはした方が良いと思いますね。



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