2026/04/21

備忘録2:2026.2木曽福島検定

  今シーズン3つの観点(https://fischerman2009-rx6.blogspot.com/2026/04/12025-26.html#google_vignetteで滑りの構築を繰り返し、大回りに関しては割と早い段階で滑りの組み立ては決まっていた。それに対し小回りとコブに関してはなかなか決まらず、コブに至っては雪不足でコブが無く、滑ってもいない状況だった。大雑把に言えばカービングで行くのかズレで行くのか決めかねていた。どちらのパターンも今ひとつ精度に欠け、手応えが無いまま2月の検定が近づいていた。

 2月に中旬に行われる木曽福島の検定は、昨年大回りと、総合滑降は80をもらっていて、後は小回り系をなんとかすれば・・・なのだが、昨年はどっち付かずの迷ったまま滑ってしまった反省もあり、この時点ではカービング系で行くと決めていた。
 検定当日は天候にも恵まれ(昨年は暴風)バーンも相当硬く、終始バーンが緩むことはなかった。

 検定開始までのウォーミングアップ。検定バーンは規制され滑ることは出来なかったが、カチカチのバーンでも大回り小回りともにスキーの捉えがなくなる事も無く、調子(感覚値)は上々だった。

 それだけに、自分的には70%ぐらいで意気込みすぎない様、余裕を持った滑りで行くと決めて滑った。4種目とも可も無く不可も無く。むしろ若干手応えすら感じていた。周りを見ても、もしも、合格者がこの中から出るとすれば自分だろうとすら思っていた。

 結果、合格者0。

かなりショックだった。というのも合格点が一つもなく、自信のあった大回りすら79。小回りなど78というここ数年での最低点。

これには大分凹んだ。

 自分では、大きなミスもなく、少なくとも大回りは80がもらえると思っていただけに合格点無しというのは流石に応えた・・。

しかし、当日の検定の滑りを撮っていた方から自分の検定時の滑りをいただくことができ、自分の検定の滑りを後で見ることが出来た。

 結果これが大きなターニングポイントになった。

そこに映る自分の滑りはまさに79と78の滑りで、分析するまでもなく不合格の滑りがそこにはあった。簡単に言えば上手くない。下手というよりは上手くない。そんな滑り。小回りはスキーが少しも回っておらず、単にエッジを切り替えているだけ、圧が全く感じられない。大回りはそこまで酷くはないが、全くキレがない。ダラダラエッジに乗って切り替わらない、そんな感じ。

結局3の自分の感覚と2の現象が全く合っていない。やってるつもり・・というやつだ。
 ただ、この段階でこの大きなエラー(現象)をその時の自分の感覚と擦り合わせれたのは大きかった。

この後も試行錯誤することになるのだがこの段階ではまだ、今期はカービングベースで滑る、そう決めてやっていた。続く・・・

備忘録1:2025-26シーズン

  ここ数年、目標としてきたクラウンプライズ検定に合格できた。思い起こせば、テクニカルプライズを取ったのが12年前。そこから何回か受験したものの全く歯が立たず、テクニカルとクラウンの距離に打ちのめされ、しばらくは検定など頭の端にもなかった。

 4年前、VECTORGLIDEのSLモデル MAXI S13がフルモデルチェンジしたのを機に前のMAXI S13から板を買い替えた。最後のSLの板のつもりで購入した。

 この板が非常に調子良くて、ついその気になってプライズ検定を再開。この4年、クラウンを受かる為というよりは自分のスキーを変えるため考えた着眼点は3つ

1.【ターンの普遍的な物理現象】

 人や道具に関わらず当たり前だけどターンは物理現象。上手いとか下手に関わらず、シチュエーションとアクションが同じなら同じ現象しか起きないはず。


2.【ターンの見かけの現象】

 いわゆるシルエットや動き。上手く見えるのはそう見える現象がそこにはある。何をしているのか、もしくは何をしていないのか。上手いと見える現象の構造を探る。


3.【ターンの操作感覚】

 これが一番整理しにくい。いわゆる感覚値というのは基準がないに等しい。そして、これが最も重要なのだが、自分の感じている操作感覚はもちろん、上級者の言う操作感覚も言葉のままはでは全く当てにならない。

 これまでは、上級者の2を見本に3を試行錯誤するだけだった。しかし感覚だけでは上達は望めず、改めてビデオカメラを買い滑るたびに撮影し、自分の滑り(自分の現象)を確認した。友人のアドバイスももらいつつ、自分の滑りを徹底的に組み立て直し、この数年はこの3つの観点で自分と上級者の滑りを徹底的に見比べた。
 本質的には、技術的に劣る者が上級者の滑りを見ても分析出来るのは自分の滑りのレベルまでだと思う。というのも上級者の感覚値を自分の感覚地に置き換えきれないから、1と2については客観的に整理する必要があり、3の自分の感覚に落とし込むにはいくつものパターンで試してみる必要があった。
 出来ていたと思っていたものが、全く逆さまの運動していたことに気づいたり、上級者のアドバイスが2年目には違う意味だと気がついたり、物理でターンを分解し、操作感覚とビデオに映る現象との相違を少しずつ修正し、少しずつ変わる映像の中の自分に多少は手応えを感じてはいた。


 正直、今シーズンもウイークエンドスキーヤーの微細な上達具合では年齢による体力の衰えの方が大きく、到底クラウンなど受かるはずもないと思いながらも、毎週変わる自身の課題に取り組んだ。


 今シーズンは夏のマットスキーから始まり、オフシーズンに構想を練りに練ってセッティングした道具(ブーツ・スキー)が全く合わず、1月中ばまでセッティングを要したのは予定外だったが、2月からはほぼ道具は意識しなくて良い状態で、終始、苦手の小回りのベース作りに時間を使った。
 シーズン初めは終始基本の動きを低速で行うのだが、今シーズンは早い段階で低速の動きもなるだけ斜度のある斜面で行った。というのも昨年までは、求める運動が中斜面では出来ても急斜面では出来ないという、斜度の対応に手間取ったからだ。実際斜度の対応力というのは緩斜面での精度をいくら上げても、急斜面の対応力は高まらないという昨年の反省からだ。
 それと合わせて、さまざまな雪で滑れる様、遠征でホーム以外のスキー場にも足を運んだ。というのは例年3月の後半の検定は慣れない湿雪と春のザブ雪の組み合わせに毎年合わせられないという苦い経験からだ。雪の対応力というのはスキー技術の向上と比例して上がるものではあるが、慣れという側面は否めない。


 今シーズン3つの観点で滑りの構築を繰り返し、大回りに関しては割と早い段階で滑りの組み立ては決まっていた。それに対し小回りとコブに関してはなかなか決まらず、大雑把に言えばカービングで行くのかズレベースで行くのか決まらず、どちらのパターンも今ひとつ精度に欠け手応えが無いまま2月の検定が近づいていた。

続く・・・

2024/03/07

「2023-2024 VECTOR GLIDE MAXI S13」インプレッション


昨年に続き、今年も1本新車を購入。

昨シーズン、VECTORが技術戦デビューさせた2024NEWモデルだ。

 今回は技術戦モデルと言うことで完全に生まれ変わったMAXI S13に期待してポチッ


 届いてWAXを入れ、そのまま初卸。

VECTORはなかなか試乗会の機会もなく、VECTORと言うだけで買ってきたが、僕のレベルではVECTOR初見、ファーストインプレッションはいつも厳しい・・・。

つまり、乗れない、アレこんなはずじゃ・・・と言うことが多かった。

 今回のこれ、自分がイメージしていた通りの今どきの小回り板。僕の拙いエッジングでもターン後半、板がぶっ飛ぶ・・・走る。

 エッジグリップも強烈と言うほどではないが、常に捉えがあり、足元が無くならない。


 先代のMAXI S13は、トップが細く、全体的に硬く、その為か今どきの小回り板の動きとは異なり、始動時のトップの掴みが薄く、ビンディング前のフレックスポイントもあまりしなる感じがない。全体的な印象は硬い板。意外にスキー自体の動きは軽快だが、基礎板として使う僕には、低速でのコントロールが少し難しく、丸いターンをする感じの板じゃなく、特に短いエッジングが下手な僕には難しい板だった。


 今回のS13は今どきのトップの太さを持ち、テールもかなり幅広で角のあるデザイン、ターンの後半かなり強烈に発射する。
トップは、今時のスキーと同じようにわずかな角付けでトップが程よく中に入りターンが難なく始まる。イメージしていた通りの今どきの小回り板。先代とは、良い意味でかなりキャラクターが違う。体感のスキーの速さもある。


 既にシーズン後半だが、今季雪が少ないこともあり基礎板ばかり乗っていますが、コイツが調子よくって年甲斐もなく滑りすぎています。

2023/04/21

代替え品:VECTOR GLIDE COROVA Standard インプレッション

 前回のシリアルNo.トラブルから、購入したCORDOVA WOMEN 175をメーカーに送り、数日してCORDOVA  175 2023モデルが届いた。

今期モデルはWOMENがラインナップから消え、Metal・Standard・Light Ver.の3機種のみ。

Super Lightもなくなり、CORDOVA STANDARDは黒の一択。LIGHT Ver.も同色の黒。なので、とりあえずシリアルNo.を確認(笑)

ビンディングの取り付けも既に済んでいて、プレチューンもされた状態。

※ほぼOGASAKA同様、ベースがトップから150mmほどのところからテール100mmくらいのところまで、ビベルが入っている。角度は解らないが1°未満というところか。

※機械仕上げのプレチューン特有の仕様だからしかたがないが、トップとテールがフラットで、そのほかがビベルが入るっていうのは、本来の目的からすると違和感がある。

中には、ビベルの入っていないところはダリングしてしまう、チューンをするショップなどもあるようだが、流石にそこまでエッジを落とすのは気が引ける。

まあ、とりあえずエッジはこのまま乗ることにして、ワックスのテストを兼ねて「ナノダイヤモンドワックス」だけを施工。

その週末、ホームゲレンデのOPENとともにCORDVA初卸・・・ワックスのインプレッションは別にするとして、新車[CORDOVA Standard]のインプレッション。

その日午前はVecterGlide SHIFTを乗り、先シーズン終了時のイメージとのギャップを埋めるようにフィーリングを確かめる。

CORDOVA Standard × 2
そして、ようやく午後、新車[CORDOVA Standard]を卸す。

 「Standardだよね。」・・・思ったより柔らかい。

SHIFTほどのエッジのかかりは無く、カービングするには一段深く角付けを意識しないとズレる。基本ズレに乗る板?

CORDOVA MetalやSHIFTほどエッジに乗る感覚はなく、かなり足場が緩い。

ただその分、よく動く。手持ちの白コル(CORDOVA)は頂き物の古いものなので、ぺたぺたで、足元も緩く特にトップの捉えが甘いのが気になっていたが、流石に新車なので[CORDOVA Standard]はそこまでではないが、トップが思ったより柔らかいのは元々の仕様がこういうもののようだ。

正直、VECTORのフラッグシップモデルの[CORDOVA Standard]は、もっと強い板だと思っていた。手持ちの[AVENTURA Standard]や[SHIFT]と比較するとだいぶおとなしい感じ。

雪が硬い時は少し乗りにくい、その代わり雪が柔らかい時の自在性はかなり高く、以前「スニーカーを履いているかのよう」と表現したが、コブでもなんでも躊躇なく突っ込んでいける。

トップの柔らかい板というのはその辺りの安心感は高い。トーションもさほど強くはないが、そこまで弱くもない、いい塩梅でズレる。この辺りがCORDOVAの個性なのかも。

少し乗り込んでみないと、CORDOVAの本当の良さが解るのはまだ少し先かな。





2022/12/21

ナノダイヤモンドワックス インプレッション

初滑りを兼ね、新車のCORDOVAに「ナノダイヤモンドワックス」を施工し初おろし。

ホームゲレンデの初日のコンディションは曇り、人工雪の上にわずかな天然雪が被った状態。

気温はまずまず低く、最初は少し新雪が噛む感じで、少し渋い。

ただ、この「ナノダイヤモンドワックス」、一般的なリキッドワックスのようにコルクによる圧着や、ブラッシングの指定がなかったので(あった かも?)本当にスポンジで塗りつけただけ。

そもそも、完全に液状化した状態ではソールに残る感じでは無かったので、ブラッシングはいらないかなと・・・

その日、午後からは雪、新雪が10cmほど積もった。雪温はそこまで低くない感じ。

CORDOVAは板の特性か、ワックスのセッティングなのか縦だけでなく横にもよく滑り、よくズレる。

劇的に滑る印象はないが、今日のコンディションではまあ、よく滑る方じゃないかと思う。

後で気が付いたのだが、この「ナノダイヤモンドワックス」のDD-PreHeat」というWAX、低温用のDD-PreHeat blue」という商品があり、今日のようなコンディションではそちらの方が合っていたのかもしれない。

トータルの印象では今日のような気温が低く、新雪の場合はあまり合っていないような感じ。メーカーHPでも春先の汚れた雪の方がアドバンテージがあるような印象だった。

というのも、この「ナノダイヤモンドワックス」はダイアモンドがコロの役割を果たし、コロが機能するためには雪面とソールの間に水膜がいるという説明だった(と思う)。

一般的なパラフィンワックスの大半が、その特性上、撥水性能による滑走を求めるのに対し、根本的なアプローチが異なる。

その辺りも意識して今シーズンテストしてみたいと思う。




2022/12/20

ナノダイアモンドワックス

 数年前に購入して施工せずに保存していた、ガレージメーカーのスキーWAX。

DD-PreHeat (溶けた状態)
「ナノダイアモンドワックス」。
名前もHPもかなり怪しさ満載なのだが、HPを読む限り少し面白そうだったのでスターターパック的なものを購入したのだが、すっかり存在を忘れていた。


今回、VECTOR GLIDE CORDVAのトラブルによりワックスがリセットされ、初滑りを5日後に控え、パラフィンワックスを1から入れるには時間がない。


そこで思い出した「ナノダイアモンドワックス」。

こいつを試してみよう。


メーカー曰く、ベースもパラフィンが入っていないソールの方がいいとの事。

完全にノーパラフィンのソールとなると、新車しか方法がないので、今までなかなか施工に至らなかった。


届いたばかりのCORDOVAのソールを念入りにクリーナーで拭く。
新車とはいえ、ソールは思った以上に汚れている。


完全にソールが乾くのを待ち、いよいよ「ナノダイアモンドワックス」を施工。

凝固した状態


今回施工するのは「DD-PreHeat」

12月の気温では、ボトル内で凝固している。

施工するためには温めて溶かす必要があり、完全に溶けると無色透明のほぼ水状態。


それを付属のスポンジ(コスメ用のパフ)に少量取り少しずつソールに伸ばす。


気温が低かったこともあり、ソールに触れた瞬間、冷えてしまうようで、少し粘度が上がり伸びが悪くなる。

まめに容器をお湯につけとかしながらの施工。


溶けてさえいれば、施工も簡単である程度の浸透も感じる。

全面に均等に塗るが、ムラになったところは少し白く残る。

温めることができれば、おそらく浸透するのかなと思う。


施工してもあまり変化なし

施工の感想としては、パラフィンと比べれば確かに圧倒的に楽。施工後も艶が出る訳でもなく、何かソールに付着したような感じはない。イメージとしてはリムーバーでソールを拭いただけのような感じ。

たった10mlほどの内容量なのだが、思ったより施工できる本数は多そうだ。



ただ、これでベースバーンの予防ができるのか?ちょっと心配。


滑走インプレッションは後日・・・

2022/12/15

VECTOR GLIDE シリアルNo.の謎?続編

 前回の続き。

届いたばかりのCORDVA

先期、友人のCORDVA METALを改めて試乗し、やはりCORDVAいいな〜という事になり。

VECTORのサイトより購入したCORDVA WOMEN 175 Standard。

フレックス等の調整がWOMEN/MENモデルで違いがない事を確認し購入に至った。

 知り合いのCORDVAをワクシングするにあたり預かり、現在我が家に古い白CORDVA 185

預かり物のCORDVA 170そして、今回購入のCORDVA WOMEN 175と3台CORDVAが集まった。

そこで問題になったのが、シリアルNo.。

問題のCORDVAのシリアル

VECTERのシリアルは、おそらく、機種名略称/タイプ/長さ/ロットNo.で記載されているようだ。

我が家の白CORDVAと仲間の黒CORDVAは、[CO 180(170) 000000]と基本通りの記載。

ところが、今回購入したCORDVA WOMEN 175 Standard。

[CO S W175 000000]!!

「W」はいいWOMENだから。「S」ってなんだ?!

CORDVA WOMEN 175 には同時期にLight Ver.がありSOFTモデルが存在する。

SOFTモデルは芯材もスーパーライトコアを使用し、ソフトフレックス・軽量モデルとなっている。

再度購入履歴を確認し、CORDVA WOMEN 175 Standardであることを確認。

「S」がStandardの「S」であることを願いつつ、念の為上記の写真とともに問い合わせしてみる。購入から少し時間も経っているので、返事が来るか半信半疑だったが、メールの返信はなく・・・・問い合わせのメールをして数日後、販売店より電話が来た。

内容は・・・HPの表記の間違い。

つまり、今手元にあるCORDVAはLightVer.!SOFTフレックスモデル。

[CO S W175 000000]の「S」はSOFTの「S」だそうだ。

えぇ〜!!!

まさかと思っていただけに、暫し言葉を失う。

その間、電話口の担当者は、代替機を送らさせてもらう、今期モデルと交換、ビンディングの取り付けも現物を送っていただければ、載せ替えしてくれるとの事・・・・。

まあ、それでもいいのだが、わざわざ夏に買い、暖かいうちからせっせとワクシングしてきただけに・・・手放しで喜べない。

それに今期モデルは、黒。悪くはないが、悪くはない。でも黒かぁ〜

MAXIの2台と黒ばかり3台。残念・・・んん〜残念だ。WOMENモデルとはいえ青は、綺麗だったなぁ〜と、いまさら仕方がないが残念。

ということで、初滑りの予定2週間前にて、今からワクシング。

せっかくサラの状態からやり直しなんで、パラフィン以外のワックスでテストしてみようかな。