何の事かと言えばワックスを垂らし方。
また、ニッチなネタで・・・・
[ポタポタ]
一般的な方法で、ワックスをアイロンに押しあて溶けたワックスをポタポタと落として行く方法。
※ワックスの量はポタポタの数で調整。
[ツゥ~]
同じ様にワックスを溶かし落とすが、アイロンの角を軽くソールにあて、ワックスを切れ目無く、
線で溶かしおいて行く?方法。
※ワックスの量はトップからテールにかけ、線で置きながら往復する回数で調整。
その他に事前に生塗りをしてアイロンをあてる
[ゴシゴシ]というのもある。ドミネーターなどが推奨している。
※アイロンにワックスをあて、溶かしながらスキーにワックスのブロックをこすりつけていく。
暖かい部屋でワックスをかけれる場合はさほど差がないが、寒い部屋、
冷えたスキーにワクシングする場合少し違って来ると思っている。
[ポタポタ] の場合、ポタポタの形状でワックスが張りき凸凹なため
一定速度でアイロンを動かす事が出来ない。
※ついつい溶ける様に部分的にアイロンをこすりつけたり、止めたりしがち。
直接ソールにアイロンがあたりやすく、焼きの心配も増える。
最終的には平滑に溶かすのだが、スキーに与える熱はムラが出やすい。
それに比べ[ツゥ~]はトップからテールに向けレール状に
ワックスをのせるため、ワックスが最初溶けにくくとも、
アイロンを一定速で動かす事が出来て、
直接アイロンがソールにふれる事が少ない。
溶けても溶けなくとも一定速でアイロンを動かす事により、
いずれワックスも溶け、ソールに同じ熱量を与える事になる。
※一定に熱を与えた板はソールがほぼ均一に冷え白くなるが、
温度ムラがある場合は冷めるのもムラがでる。
よく雑誌やワックスメーカーのHOWTOでは[ポタポタ]しているが、
暖かい部屋での作業が前提のためソコにフォーカスされる事は無いようだ。
※確かに寒い部屋でのワクシング自体が問題で・・・焼きを気にするなら沢山ワックスを垂らせという事だろう。
スキーのチューンナップと呼ばれるものは、ショップに委託するものから
自分で行うメンテナンス的なものまで紆余曲折、賛否両論いろいろ考え方と技術がある。
ショップやメーカーの理論と技術もさまざまで、ましてや個人のメンテの仕方など千差万別で何が正しい、
何が間違っているなどと言えない。
チューンナップメーカーのガイドブックには通り一辺の手順は記載されているが、
実際の「具合」を知るすべは無い。
ネット上には想像を越えるマニアの方々がいるので、
こんなニッチな内容でも情報を共有できるとうれしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿