預かりモノ(スキー)・・・
※以前そんな友人の1人が「カチューン」と言い出したのがこのブログの名前の由来だったりもする。
今期は
第1弾:Vector glide CORDOVA
第2弾:Vector glide MASTIFF
Fischer WATEA
第3弾:Ogasaka P0WDER GIRL
Fischer PROGRESSER R8
第4弾:Salomon 3V
ATOMIC D2
今の所7台
第2弾 |
チューンなどと言うレベルではないのだが、
凝り出して解ったのは、案外上級者でも、かろうじてホットワックスはするけど、スクレイピングもしないというような人が多い。
※僕の周りではね・・・
ただ僕に預けるのは、チューンショップに出す程ではないけど、少し奇麗にしたいと言うレベルの板だと認識している。
それでも、保管、手入れの状態は様々・・・
所詮、素人の手作業で出来る事は限られているので
さほど、大きな期待をされている訳ではないだろう。
それでも、少しは変化を感じれるくらいにはしてあげたい
預かって状態を見るのは、まずエッジ。
これがガタガタだとワクシングすらままならない。
※しかし大概はダメージがある。
誤摩化せるレベルのものまで・・・
ショップで厳密な指定をしているものは、基本ファイルを当てない。
そのレベルで仕上げてあるものは素人が触れないから、バリと水研ぎくらいで、ソレ以上は、触れないし、触らない。
※指定角度じゃなくなっちゃくからね。
中には、シーズン中、買ってから何もしていない・・・と言った類いのスキーもあるので、そういったものは大体下記のルーティーン。
- サンドペーパーでひと剥き・・・※これが結構手間 ※板により荒目~耐水ペーパーまで
- ダイヤファイルでのバリ取り
- ベースエッジのストーンで水研ぎ
- サイドエッジのバリ取り/焼き取り
- ボーダーカット
- サイドエッジ研磨?(荒目)88°・・・※中目/細目/ストーンで水研ぎ
- Yellow(今年はオールインワンwax)※ペーパー使用(ごみ取り)
- すぐに、スクレイピング/ブラッシング(ブロンズ)・・・2回。
- Yellowをワクシング・・・※今年はオールインワンwax
- 1晩放置
- スクレイピング/ブラッシング
- Red(kuu)をワクシング
- 1晩放置
- スクレイピング/ブラッシング
- Green(kuu)をワクシング
- 1晩放置
- スクレイピング/ブラッシング
- フッ素系WAXをワクシング
- サイドエッジのWAX除去・※一滑りすれば取れてしまうのだが、履いた瞬間から滑るのを感じて欲しいから自分の以外は取る。
- スクレイピング/ブラッシング
- ボアロータリーブラシ・・・※霧吹きして静電気を逃がす
- フィニッシュマット
- サイドウォールに簡易ワックス添付
- パッキング
- 終了
大体、どの板もこれくらいの行程はこなすが
程度によって行程の精度は少し違って来る・・
流石に上記のルーテーンを施せば、大体の板は前よりはマシになる。
第4弾 |
特にワックスは、自分の板より十分に入った板を見た事が無い。
確かにマシンを通した(サンディング、ストラクチャーまで施したチューン済みの板)は、ワックスが不十分でも乾燥した雪ならほどほど滑る。
しかし、ちゃんとWAXの入った板はもっと滑る。
新車を毎年乗る人は、案外MAXの滑走性を知らないのだろうなという人も多い。
せっかく、高価な板、高価なチューンなのだから、ちゃんとメンテナンスして欲しいなと・・・WAXメーカーの啓蒙活動?の様な事をしているなぁ〜。
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