2012/12/03

インビス インプレッション[トラブル]


げぇ〜取れたぁ〜!!!

片方はちゃんと緩めれたのだが・・・・!
立山から帰り、ようやく装備が大方片付いてきたのでBaronを取り外してみる。

スキーもガレ場のトラバースなどでエッジが・・・なので少し直したいし、インビスの仕上りは外してみないと解らない。

皿ネジを六角レンチで緩める。

最初、イヤな感触でボルトが緩む・・・・
ロックタイトを使用したせいか金属同士の『キュッ』と緩んだあと、スルスルと回る感じではなく、
柔らかい木に打ち込んだネジを輪すような、柔らかい感触がつづくイヤな緩み方だ。

一瞬インビスごと抜けているのかと心配したが
平ネジの頭が上がってきたので、大丈夫そうだ。

1ペア、18本のうち大半がグニュッとした感触で回り、数本は「キュッ」と緩むものもあり、そう言うボルトは緩んだ後スルスルと回る。

主な原因は取り付け時に添付した「タイトロック」の量による物だと思う。

固着している物や、そうでないものと幾つか感触が異なるのは、締め具合というよりは「タイトロック」の添付場所や量によるモノだと思われる。

左2つが使用した穴
ネジ止めが溢れてる。
全般的に溢れる程添付した為、多いのだ。

ネジ止め剤はボルトを締め、酸欠状態になる事で硬化するらしく、溢れ出た部分は硬化せず赤いゲル状にスキーとビンディングの間に残っていた。

硬化したと思われるネジについては青く乾燥していた。

「ロックタイト」についてはもう少し弱いものの方が使い易いかもしれない。
今回使用した物は「243」の中強度の物だが添付の量も適正ではないのだが・・・
実は、1つインビスごと抜けてしまった!!!(泣)

写真右下の穴が抜けた穴。
インビスが抜けたという事は、スキーとインビスの接着に使った「JBウェルド」(エポキシ)より、インビスとボルトの固着の方が勝ったということで・・・・

ボルト抜けとは違うが、コレではインビスの意味が無い。
今回18本中1本だけなのだが、かなりショックだ。

インビス化している人でこのような事は、無いのだろうか?
当然、固着用のエポキシが弱ければこうなるはずなのだが・・・・

外れた穴の様子を確認すると、ややタップが崩れていて
もしかすると木屑の除去が不十分なままエポキシを入れた事による接着不良、もしくは心材の軟弱な所にたまたまあたったのかもしれない。
ARMADAの様に心材が柔らかい物はこの行程にもっと気を使わないといけないようだ。

外れたインビスは再度「JBウェルド」を付けて、ねじ込んだ。

あ~凹むわぁ~。


追記:

インビスが共回りしてしまう原因について、解った事が1つ。
別件で「山道具道楽」の理事長さんに問い合わせのコメをした際、気がついた事が・・・

というのも、インビス挿入の際もビスが底付きしてしまうと、取り付け時のジグ(ビスとボルト)が外しにくくなるので、取り付けの際は3回りくらいでボルトを固定する事で、挿入後ジグを外しやすくなる。

だから、決して底きしないように気をつけているのだが・・・・

インビスの全長が8.5mm
下穴の指定が9.5mm

僕は底に空間が出来るのが嫌で?
実際の下穴の深さを9.0mmで開けた。

しかし、実際は穴の精度や、封入の際のエポキシの量などにより
インビスの挿入深度?には差がある。

つまりトップシートからのインビスの深さに若干の差が生じていた。
※インビスがトップシートより深く入る場合と、やや膨らみ気味に浅くはいるモノとアリ
多少バラツキがある。

となると、インビスの内径?の深さは一定なので、
浅く入っているものは、ビス底が近く
深く入っているものは、ビス底が遠い事になる・・・・

ビンディングを固定するビスの設定(長さ)はショップのセットを参考にしているので
ビンディングを設置した時に、インビスの底とビスのクリアランスが何れくらいに設定されているか解らない。

※本来なら事前にビンの厚さとインビスの深さの合計が、セットビスの全長以下になる事を
すべて確認するべきだった・・・・・

供回りしてしまった箇所はインビス挿入位置が若干浅い為に、ビスが底付きして供回りしてしまった可能性も否めない。

「山道具道楽」の理事長さんの話だと、ビスの長さは深さに対して1mm程短くすることで
供回りを軽減出来るそうだ・・・・
ヤバい・・・下穴をタイトにセットした為、その辺りのクリアランスがタイトな可能性がある。

一度、供回りしてしまった箇所から、ビスの長さを変更しようと思う。
※その前に計らないと・・・・





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