2012/05/29

11'-12' OGASAKA GS23 [プレート考?]#2

取り外したGRプレート

今回の[11'-12' OGASAKA TRIUN GS23]はプレート付きのモノで、[RC600GR]という
いかにも硬そうなプレートが付いている。


[OGASAKA]のプレートには
とりあえず外してみた。
■RC600GR
■RC600FL
■FM600
という3種類の設定がある。

大まかには上から硬い順になっている。

センター後ろの2本だけ固定ビス
ネーミングからも解るように、[RC600GR]と[RC600FL]は同一の形状、構造で硬さの違いで比較的設計の新しいプレートだ。
※FLはオールプラスチック、GRはセンターに金属プレートが入り、見るからに硬いし重い。

それに対し[FM600]はカービング創世記から形状を変えつつも熟成されたプレートで、センターにリブも入り、基礎モデルの基本プレートになっているようだ。

正直、僕の技術レベルでは[RC600GR]をあえて選ぶ理由は無い。
大回り用とはいえ、できれば[RC600FL]が理想だ。

フレックスだけで言えば[FM600]でも良い位。

ただでさえ、この板は足下に入ったビームナンチャラ?とかいう金属棒のおかげで足下のフレックスを感じる板じゃない・・・のに?

付いているのは[RC600GR]の方なので僕には明らかにオーバースペック(硬すぎる)なのだけは間違いない。

今回の板は[OGASAKA]の新車(板)という事もあり、ビンディング(以後BIN)が付いていない。
もちろん自分で取り付けるつもりだが、[MARKER]のコンペモデルのテンプレートという物がどこを探しても(NET上に)見あたら無い・・・。
最悪は今あるBINをコピーして、テンプレートを作れば良いのだが・・・
それも面倒だ。

ふと気がついたのが、このプレート3種ともビス穴の位置がほぼ同じ様に見える・・・・!?
(本数も同じ10本)
正確には外して確認してみないと解らないが、もし同じ位置なら、数年前検定用に買った[KC-RV17]の[FM600]が丸ごと移植出来ないだろうか・・・・。

そうすれば面倒な穴開けもせずBINがセット出来る。(じゃないかな?)

駄目なら[MARKER]専用ドリルもある事だし、テンプレートをつくって穴を開けるだけだが
今ひとつ面倒だ・・・

ただ、調べるうちに[FM600]と[RC600]の決定的な違いがある事に気がついた。

今時のプレートはみな、板の上で稼働域をもうけている物が大半だ。
つまり、荷重がかかり板がしなった時にプレートがスライドする事で、しなりを殺さない様にビス穴を楕円にして稼働幅を設けている。
[OGASAKA]も同様にプレート自体のフレックスとビス穴による稼働域が設定されているのだが、固定ビス(動かないビス)の位置が全く違う!

■[FM600]トップ部の2本が固定、残りがフリー(可動)
※つまり[FM600]はトゥーピース側を中心にたわむのでテールコントロール主体のプレート?

■[RC600]センタ-後ろの2本が固定、残りは同じくフリー
※こちらは、ほぼスキーのセンターを中心にしなるので、今時のトップコントロール主体のプレートのようだ。

※実際、先シーズン[OGAAKA]を試乗した際も「どセンター」のまま、あまり荷重ポイントを動かさないで滑った方がコントローラブルだった印象だった。
ただその時は、プレートというよりは新しく構造材に加わった足下の金属棒(ビームナンチャラ?)の剛性ばかりが気になって、プレートの違いには気が回らなかったが・・・。
※試乗の板はレンタルBINだしね。

という事は、この板に[FM600]を付け替えた場合
スキーのコンセプトとプレートのコンセプトがちぐはぐになる。

※[OGASAKA]では、オールラウンドモデルや、小回りモデルには[FM600]の設定もあるが、大回りモデルでは[FM600]の設定があるのは、
セカンドモデルの[G-23,G-27]からになる事からも、お薦め出来る組み合わせではない事は何となく解る。

実際交換したらまたUPします。


※GRプレートを外していた際、ほろ酔いだった事もアリ・・・ビスが1本見当たらない・・・・
しばらくGRプレートを使う予定も無いのでいいのだが、探さないと・・・・。

※プレート交換の効果についてご経験のある方、コメ頂けると幸いです。
※参考までに当方
身長:172cm
体重:65kg?
技術レベル:SAJ Technical
用途:基礎スキー


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