2013/03/04

ARMADA TST+TLT Vertial ft12 [インビス&TLT化] #4


あ”〜やっちまったぁ〜〜〜〜〜〜

一応、仮付・・・
引き続き、ARMADA TSTにTLT用のインビスを打った。
と、言ってもトゥーピースの仮打だけだが・・・

手順はも道具も前回同様

インビスもこれで3回目、ビンディングの取り付けも4、5回目だが
条件はどんどんシビアになっているので、毎回ドキドキだ!




[準備]

スキーのベントを殺す様に、テーブルに固定。
※スキーの面が水平になっているかどうか?
レベル(水平器)を置き確認。
※この時点で水平が出ていないと、
ドリルの水平器があてにならない。





[下穴]

ストッパーを付けた3mm鉄鋼ドリルで穴開け(3×9mm)5カ所(1/2ペア)
※下穴はポンチした位置にドリルのお尻に付いたレベルを見ながら、垂直に開ける

穴の中の木屑等は掃除機で吸う




[本穴]

ストッパーを付けた6.3mmの鉄鋼ドリルで穴開け (6.3×9mm)
※下穴位置にドリルのお尻に付いたレベルを見ながら、垂直に開ける
※ARMADAはたいへん柔らかい心材の為、位置を決めたら一気に穴をあけた方が、上手くいくようだ。じょじょにトルクをかけると、案外ぶれる。

掃除機でごみ取り。トップシートのバリ取り

[タッピング]

自家製のジグにセットしたバイスを下穴にセットしタップを切る。
ココで大トラブル!!
基本的には手順、やり方、に不備は無い。無かった・・はず

しかし、ARMADAの心材は思った以上に柔らかい。
ジャンク板やVOLKLEの様にメタルが咬まないので、ビンディングの取り付けはかなりデリケートだ。

やってしまった・・・・(泣)

タップを切る際、1回転させ1/3戻しという具合に進めてみた。
タップの説明書にそう書いてあったから・・そう書いてあった・・・
しかし、それは一般的な金属へのタップ切りの場合だ・・・(後で気がついた。)

前回は一気にボトムまでタップを切ったのに、今回は慎重にやるが故に、最後の一個を
タップを崩してしまったようだ!!

先にも書いた通り、ARMADAは柔らかい・・・つまりタップの切り方は
相手(素材の硬さ)に応じて考えなければならない。

相手が硬ければ深く、少しずつ正確にタップを切り、
柔らかければ、タップ自体最初の3回転程ですませても良かったのではないかと。

※インビスの挿入時曲がって入ったり、インビスが少しでも曲がると、ビンディングの取り付け時もシビアになる事からも、少しタップを慎重にやり過ぎた。
(今にして思えば、TLTのプレート同様、プラプレートの下穴が小さいが故のトラブルで、ブレート穴を拡張すれば問題が無いような気が・・・・する。)

※この国産インビスが、輸入物と比較して口径が小さいのは良いのだが、その分ネジの山が細かく浅い。

通常接着が弱くとも、インビスと共回りする事は合っても、ビス抜けは考え難いのだが
あの手応えの無さは・・・エポキシの強度にかなり依存しざるを得ない。

あ~あっ、あ~~~~

後悔先に立たず・・・この辺りは経験が浅いが故のミス・・・・

リカバリーのし難い追加インビスなので、やり直しが効かない・・・

あ~~~~~

TLTビンディングのプレート穴を拡張し、取り付け時のビスにはゆとりが在るので
ココまでシビアにタップを切る必要はなかったのだ。

※そもそもインビスの販売元、ショップのドリルセットがジャストすぎる感じも否めない。
もう一回り小さいドリルで開け、タップを3回転程切る方が
柔らかいARMADAにはちょうど良いかも・・・

※同ショップのインビスの取り付け動画を何度も見て、疑問な点は質問もしたのだが
ショップでは下穴はしっかり開けて、タップを切った方がキレイに仕上がるとの事だったので
鵜呑みにしたのだが・・・(動画の板はARMADA JJだったのでおそらく同条件)

http://bluecliff.blog32.fc2.com/blog-entry-2046.html



あ~ベストな手順が思いつくだけに、少しのミスが大きく見える・・・・

[インビス挿入]

とりあえずインビスを、仮挿入してみる。
タップを失敗した1っ箇所はかなり抵抗が薄い・・・・



仕方が無いので、入念にエポキシを練り失敗した穴にだけ入念にエポキシを入れ、
入念にインビスの溝と底にエポキシを塗り、挿入した。
やはり手応えは薄い・・・・

あ~ど~しよう!!





4 件のコメント:

  1. その後、タップは大丈夫でしたか?

    私も前の板に金具を取り付ける時に少し失敗して・・・1個の穴だけ
    会社にあったこんなのを使って直しました。
    レペアジン http://www.gcdental.co.jp/sys/data/item/23/
    医療用なのでめちゃくちゃ高いですが・・・
    使っていて何ともなかったです。

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    1. タップは結局戻る訳も無く「BJウェルド」エポキシで埋めたのみです・・・・(泣)

      レペアジン?コレ樹脂ですか?
      正直、たっくんさんが何か答えてくれるのを期待していました!(笑)

      海外の接着剤だとエポキシでも42時間硬化とかあるのですが
      国内の市販品は「BJウェルド」以上のものは見当たらないですね〜
      国内規制があるのでしょうかね?

      たっくんさんのスキー修理でもそうですが、複合素材の接着でもっと強固なものは無いんですかね?

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  2. レペアジンは樹脂だと思うのですが、良く分かりません。
    粉に付属の液体を垂らすとすぐに固まります。
    元々義歯用なので、水にも強いです。
    他の物との接着力もあります。
    かなり昔なのですが、メーカーから支給された物で、ある物の接着に使っていました。

    しかしどれだけの強度があるのかは不明ですので、あまりお勧めできませんが、とりあえず私は使ったと言うだけで・・・
    穴をこれで埋めてから再度穴あけをし直して、そのままネジをもみました。

    複合材の接着は、簡単なのはやはりエポキシ系だと思います。

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    1. 釣り用の接着剤で同じような特性のものがあったのですが

      やはり、強度が解りません。

      わりと瞬間接着剤の強力なものは多いのですが
      エポキシ系の強力なものは少ないです。

      BJウェルドについても、ABS樹脂との接着はダメなようで
      はみ出した部分に付いては硬化するものの
      ペロッと剥げてしまいます。

      金属に付いてもステンというのはスチールやアルミより
      接着し難い感じですね・・・

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