2015/01/29

ビンディングのビス位置考3[アルペンビンディング]

またまた、ビンディングのビス位置の話し・・・

プレート全盛のゲレンデユースは、正直ビンディングのビス位置など関係ないけれど
アルペンビンディングも、ちょっと並べてみた。
まず
[sample3]アルペンビンディング
SALOMONパープルTYROLIAスカイブルー
これが意外に差がある。全長で6cm以上チロリアが長い。
ただ、実際これらのビンディングは、何がしらのプレートの上に取り付けられる事がほとんどなので、スキーのフレックスにはほとんど干渉しない。
むしろ、プレートのマウントビス位置、ビス穴の可動幅、取り付け構造などの影響の方が遥かに大きく、スキーのキャラクターを構成している場合が多い。

SALOMONもTYROLIAも可動域がビンディング側に有る訳ではないので、極論で言えばブーツを含むビンディング長はスキーのフラットスポットになるはず。
全長が短い程、スキーのフレックスポイントがブーツよりになるし、逆に長ければスキーの体感的な剛性は上がる。

そう言った点でいくと、極端なのがLOOKのターンテーブル。
予想はしていたが、こんなに違うとコアなニーズがあるのもうなづける







[sample4]アルペンビンディング
SALOMONパープルLOOK(ターンテーブル)グリーン
TYROLIAと比較すれば全長の短いSALOMONもターンテーブルのLOOKと比較すると、ヒールのビスだけでLOOKが10cm近く短い、ただトゥーのビス位置がのビス位置がTYROLIAくらいの位置になるので、随分と他の2社と比較すると前よりの取り付け位置になる印象。

他の2社と比べると、10cm以上スキーがたわむ部分が多い訳だから、乗り味も変わるだろうし、モーグル等のコアなニーズがあるのもうなずける。
※LOOKもメインはステップインに移行しているので、ターンテーブルモデルだけ特別。

アルペンビンディングしか乗っていなかった時は、ビンディングなんて外れなけりゃ何でもいいや!と正直思っていた。
実際、アルペンビンディングはメーカー間での規格も統一されており、大きな仕様の差は少ないからか、ビンディングにしろブーツにしろ画一的な商品ばかりになるのは仕方が無いのかもしれない。

ツーリングビンディングは、DIN規格すら統一されておらず、独自の開発プロセスで育っていますのでオリジナルである反面、プロダクトとしては完成度がアルペンビンディング程には高くない側面もあります。

ただ、こうやって比べてみると、アルペンメーカーのビンディングは、カービングコンセプトで、高剛性の一辺倒で進んできたなか、ここへ来て「たわみ」主体の相反するコンセプトをどう取り入れて行くかを、プレートで模索しているようにも見えます。

スキーは、道具の依存度の高いスポーツですので、どうしてもメーカーコンセプトが技術の流行を作る面があります。

カービングスキーはスキーに革命を起こしましたが、同時にスキーは硬くなり、傾きで滑る技術の流行により、プレートで傾きの効率をあげ、ますます「たわまない」スキーとして成熟してしまい、ブーツも重く、硬い、支点の高さと側面剛性を重要視したものが主流になっているような気がします。
ゲレンデユースモデルが画一的なものばかりになる中、DYNAFITのテックビンディングの昔ながらのスキーセンターから「たわむ」コンセプトが、僕の中で上手くハマった感じです。個人的には、いまさらながら、プレート抜きのシンプルな物がニーズなんじゃないかなとも思うのですが・・・

2015/01/27

ビンディングのビス位置考2[ツーリングビンディング]

前回の続き?
という訳でもないのだが、ビンディングのビス位置というのが、スキーの乗り味におおきく大きく関わるモノだ?・・・・と思って、ちょっと比べてみた。

某海外サイトで公表されているテンプレートをすべて280mmでセットして比較。

すべてのビンディングを使ったことがある訳ではないので、何とも言えないが
比べてみて、なるほど・・・と思う事も多い。

実際は、マウントベースの形状も違うので、一概にビスの位置だけで決まるものではないし、ゲレンデユースの大半は、スキー/プレート/ビンディング(ブーツも)のコンプリートモデルが大半なので、ビンディングのみの検証は、限定的で、ゲレンデユースではさほど意味は無いのだが・・・

ビス位置というのはダイレクトにスキーとビンディングを繋ぐ、入力ポイントなので、スキーのブーツセンターに対してどう入力するか?
意外にメーカーのコンセプトも見え隠れする。

ただ思った程、ビス位置というものが違わない事は、意外だった。
※前後2〜3cmが小さいと言えるかどうか・・・?

[sample1]ツーリングビンディング/テックビンディング比較
MAKER Duke(baron)イエローDYNAFIT Radicalレッド
全長だけなら3cmも違わない。
Duke(baron)はセンターにレバー固定用のビスがもう一本あるので全部で9本止め
DYNAFITもVerticalだと、もう一本トゥーに付く上、位置的にもDukeの位置と変わらなくなる。

コノ2種、ツアービンディングの2強?とも言えなくもない。

しかし、ツーリングレベルは言うに及ばず、スキーの乗り味が全く違う。
Dukeはその構造からも、滑走時はプレート付きのゲレンデモデルと変わらない入力イメージで、初めて履いた時はプレートビンディング同様に強い入力が可能な事に驚いた。そして板も良く「たわむ」と思っていた。

しかし、テックビンディングを使い出してから、そうでない事がよく解った。
当たり前なのだが、前後、合計9本で固定されるDukeは、極論で言うとビンディング下は「たわむ」ワケが無い。※アルペンプレートの様にスライドする構造もない。
Dukeでは、ビンの前後から「しなる」事になるはずなので、ある程度大きな入力が必要。
ソレに対し、Radical(Verticalも)はセパレートビンディングなうえ、ヒールピースに4mmのクリアランスがあり、4点で固定する構造上、足下のフレックスを殺さない。小さい入力でも「しなる」感じがある。
この部分が、Radical(Verticalも)が「しなやか」に感じる要素でないかと思う。
※昔SALOMONにあったパイロットシステムのよう?
※同シリーズのFTにしても可動プレートのため、フレックスコントロールはしても、完全にフレックスを殺す事は無い。

次に比較したのは
[sample2]ツーリングビンディング比較
DYNAFIT RadicalレッドDIAMIR Freerideオレンジ
Dukeが出るまでは、ツーリングビンディングのベストセラー。
最新はTLT化しているが、ここではフレーム付き同士の比較
圧倒的な全長かと思われたDIAMIRだが・・・。
※テンプレートが無くて比較出来ないがNAXOもこれに近いか、長いかも?
案外、ビスの全長はDukeと大きく変わらない。
3cmほどセットバックしているだけ。
ビンディング長は、おそらくDIAMIRの方が長いが、ビス位置で比較すれば、ほぼ変わらない。
DIAMIRはフレームにヒールピースが固定されておらず(NAXOも同様)スライドする。その為、フレーム構造でもフレックスを殺さない構造になっている。
※ただ、フレームの上でスライドするので、フレックスは殺しにくいが、入力が逃げるイメージがある。
個人的には、DIAMIRは乗った事が無いので解らないが、アルペンビンディングの付いていたファットにNAXOを付けたとたん、テールの捉えがルーズになったのを記憶している。
要は、テールが逃げる感じで、正直、好みじゃない。
その後Baronに乗った時はその剛性と操作性がアルペンビンディングに近く、やっぱりツーリングビンディングは弱いと思った印象が強く残っている。(現行のモデルは当時とは違うと思いますが、ヒールピース側に稼働域を設けた構造は継承されてるんじゃないだろうか?)

このように比較してみると、ビンディングのキャラクターが、もっと顕著にビス位置に反映するかと思っていたが、そうでもなさそう・・・
ビスの全長で言えば、それほど極端な差は無かった。と思う
ただ、ビス位置は全長も、ビス間も短くコンパクトな設定の方が、スキーのフレックスは生かしやすい傾向はあるようだ。
ただ、フレックスが生きている方が良いとも言い切れないのは、DYNAとDIAの差でも解る様に、ただ「しなれば」良い訳でも、大きな入力が出来れば良い訳でもなさそう・・・
結局好み、スタイルだとも思うが、得てしてビンディングでこんなにキャラクターが変わるという情報は意外に少ない。

他に、アルペンビンディング、テックでもPLAM等・・・意外な違いもあったので、またいずれ・・・

2015/01/23

ビンディングのビス位置考 [Dynafit TLT radical-st]

今期、RADICAL2の販売中止を受け、RADICALを使用する事となった。
結果で言えば、RADICAL2でなくて良かったのかもしれない・・・と今は思っている。

というのも、RADICAL2の現物を最近ようやく見たのだが、少し気になることがある。TLT今期モデル全般に言える事だが、前圧が着いた為に全般的にビンディングの全長が長くなり。結果、マウントビス位置が後方に追いやられている。

これが、個人的にはどうかな?と・・・
プレート全盛のゲレンデユースと違い、直にビス止めする場合、トゥーピースとヒールピースのビスの位置というのは、スキーのフレックス(しなり)に大きく影響すると思うのだが・・・・。
※おそらくモーグルでLookのターンテーブルが好まれるのも同じ理由だと思う。

マウントビス位置が広くなっても、前圧が付いた分、可動幅があるからフレックスは死なないじゃないかという意見もあるが・・・・多分、僕がTLTが乗った板を全般的に好印象なのは、そこがポイントじゃないかと思っている。※実際は・・・?

スワッププレート
つまり、ビンディングの全長が極端(?)に短い上、セパレートビンディング故に、板単独のフレックスに近いしなり方をするので、Volkl mantraのような、硬くて長い板でもターン中の、もう一押しで板がしなり、硬いながらも「しなやか」と感じるんじゃないかな?
だから、スワッププレートを付けた後は、TLTで乗ってもこの一押しが感じられず剛性は上がったのだろうけど、品やかさは無くなった。
正直、乗りにくい。

ヒールが2ピン仕様のTLTはピンのクリアランス分(4mm)はビンディング長が詰まるので、ビス位置以上にフレックスマージンがある。
その上ビンディングによりスキーのフレックスが殺される部分が少ないので、結果良く「しなる」?と思っていた。

で、参考までに、ペーパーテンプレートを3種類、
ソールサイズ290mmで重ねて見た
  • MakerBARON(緑)
  • Dyafit RADICAL(青)
  • Dyafit Vertical(赤)
※残念ながらRADICAL2のテンプレートがまだ無かったので比較出来ないが、おそらくBARONのビス位置よりもだいぶセットバックするはず。

こうして確認してみると、確かにBARONが最長なのだが、BARONとRADICALでも2cmも違わない!?

ビス位置がさほど違わないとなると、セパレートビンディングとプレートビンディングの違いが大きいのかな?
僕もこれまで、前圧のあるビンディングが当たり前だったし、高さのある、可動するプレートも当たり前と思っていたが、ツーリングスキーも、スキーやブーツの剛性が上がれば結果、ビンディングも剛性を上げなければならず、その為のリリース構造もアルペンに近くなって行く方向のようだ。

もしも、RADICAL2でAventuraが手に入っていたら、また乗り味も少し違う物だったかもしれない。

特許の問題なのか、一気に来年もまた、TLTビンディングが増えそうだが、現行のRADICALより全長の短いビンディングはなさそうだ。

個人的には、ヒールが2ピンなら前圧機能と全長のトレードオフは、無いかな~
逆に前圧をつけるなら2ピンじゃ無くていいとも思う。

ビス位置で考えても、他社と比較してDynafit TLTは横の入力も低く、そもそも4つのピンでしかブーツが固定されていないので、面で押している部分が無い。

Vectorの指定ビンディングがマーカーで、ツアービンディングにはsoftフレックスを推奨するのはそう言う理由からだろう。

インビスにより、バロンとTLTを同じ板で乗り比べれる環境にあるが、TLTで乗った方が足下の剛性感は失われるが、明らかに板がしなやかに「しなる」!
グルーミングバーンのカービングという話しなら、アルペンの乗り味に近いバロンだが・・・それなら、アルペン板を履けば良い訳で・・・
意外に繊細なレスポンスがあるTLTの方が、板の守備範囲が広がる気がしている。
※まあ脚力、スキルが低いからでもあるんだと思うけどね

2015/01/22

ワクシング啓蒙活動?

この板はNさんの・・・
今年、ある人から「このワックス使っていいよ!」と・・・
僕のペースで使用しても、10年分はあるんじゃないかと思われる量のHolmenkol。
それはそれは、ありがたいお申し出に、気を良くして仲間の板もカケまくり(笑)

そもそも、僕の回りでは、ホームゲレンデの雪が良いので、余りワックスの必要性を感じている人が少ない。
先日ホームゲレンデのBCを2人で上がった時、帰りは林道をラッセルでゲレンデに戻るのだが、トップを行く僕より、トレースしてくる仲間の方がどんどん遅れるので、さすがに彼もワクシングの必要性を感じたらしく・・・
「ワクシングおねがいします・・・」と

基礎板は楽チン!
斜度の無い場面での滑走性は、体力の消耗に大きく関わって来る。

まあ、普段ワックスを入れていない人なら、簡易ワックスですら「良く滑る!」と言うと思うのだが、せっかくホットワクシングするなら、簡易ワックスとの差は感じてもらいたい。

自分の板ならベースワックスから仕上げて行くが、この後、マメにワクシングする人は稀なので、純パラのレッドをひと塗り、すぐさま剥がして汚れ取りとソールを温めつつ、フッ素入りのレッドをかける。
パラでも十分低温の雪なら滑るが、それは下地がある場合、一発の滑走性はやはりフッ素が少々入っていた方が解りやすい。
とはいうものの、正直ワックスの滑走性は、スクレイピングとブラシで大きく変わる。
いわゆるヌリッパ!なんてもってのほか・・・!
ましてや、BC用となれば、ワックスの残りカスはシールにダメージを残す。

ビッグファットは大変!!
ちゃんとスクレイピングして、ブロンズでガシガシワックスをかき出す。
※BC用なら一滑りするか、水拭きしておく。

TIPとしては、エッジに残ったワックスはちゃんと落としておく事。
サイドやベースエッジに残ったワックスなど、一度滑れば取れてしまうのだが、朝スキーを雪上に置き、ブーツをビンディングにセットした瞬間に「アレ?」と思わせたい。
案外、ワックスに無頓着な人は、滑り出してスピードが乗ってしまっては、さほど滑走性能というのは差が解らないものだ。
むしろ、斜面や、リフト待ちなどの停止状態の時にスキーが思った以上に動く事を感じる場面が多い。

ワックスの効果って、トップスピードが変わる程の差を出すのは難しい様に思う。
どちらかと言えば、0速度からの初速に大きく差が出る。その結果、限られた条件下で、トップスピードも変わる事もあるかもしれない。
レーサーでもない絶対速度の低いボクにとっては、その差が「操作性」の差になると思っていて、低速でスキーが横にも滑るか否かが、良く滑る板という感覚がある。

Aventuraもベースエッジがフラットだった事も在り、横に滑りにくい、引っ掛かる印象だったが、ソールも出来上がってきた今は、0.5°とはいえベースを落とし過ぎたか?と思う程良く動く。
やはり、ソールが出来上がってこないと、そのスキーの滑走性能、操作性というのは解りづらいもののようだ。

ファットを数台
仕上げるとこんな感じ
僕の回りでも、ようやくワクシングの必要性を感じて頂けてきたようで、ソレ以来ワクシングを続けている人も増えてきた。

やっぱり、同じシチュエーションをリピート出来ないBCでは、最高のパフォーマンスがいつでも出来る様にしておきたいよね・・・・
道具くらいは・・(笑)




2015/01/21

TLT リーシュコード取り付け [DYNAFIT Radical ST ]

パウダーに入る際、いつも迷うのがリーシュコード(流れ止め)
  • 雪崩の危険のある所では、もしもの場合スキーがアンカーになるからしない方がいいとか?
  • 海外のツアーでは、一人でもスキーを失う事は、パーティーのリスクを著しく上げるため、リーシュコードの使用が義務づけられているとか?
  • トゥーピースをロックしてしまえば、リーシュコードなんて要らない・・とか?
ただ実際は、パウダーで板を外したら探せるかどうかは状況にもよるが、紛失、行動不能のリスクは著しく高まる。

以前は、リボンなんかも使用した事もあるが、リーシュコードよりあらゆる場面で手間が掛かる。
負荷があれば切れるリーシュコードなども作ってみた事もあるが・・・現実的には転倒時は切れずに、雪崩のときだけ切れるなどと・・・そんな上手くも行くはずも無く。気休めだ。

となるとゲレンデではともかく、BCやパウダーであればリーシュコードが欲しい。

転倒時、鋭利なスキーが追いかけてくるのも、悲しいが
現実的には、高額なスキーを無くすのもまた悲しい・・・・。

Aventuraが、ブレーキが付いていても「ミサイル」なのは、経験済みだ。

しかし、ブレーキ付きの[Radical ST]にリーシュコード用のホールは付いていない。
一般的には、トゥーピースのレバーの金属部分のホールにコードを通して、リーシュコードを取り付けるのが一般的。

ご多分に漏れず、僕もソレに習うが・・・
実際、腰の無い細引き(コード)にフックを付けるのは、グローブでは難しく両手で作業しなければならない。
摩耗と弛み止めをかね
収縮パイプでラップした

せめて、テレマークのリーシュコード位の使い勝手にしたいと思い、とりあえず細引きを辞め、ステンワイヤーに交換。※強度的には少々物足りないが、適度に切れてくれたらと・・・都合の良い解釈をする。

それでもステンのキーリングがガリガリするのも頂けないので、熱収縮の絶縁ゴムでラップ。
取り付けのネジ部にも、タイトロックを塗り締め、その上から同じくラップ。
これで、緩み防止にはなるだろう。

少々、太さが増した分フレキシブルさには欠けるが、カラビナは掛けやすくなった。

後は使いづらい、手持ちのワイヤーリーシュコードにレバー付きのナスカンを取り付けた。
※正式名称が解らないが、テレのリーシュコードに使用されているものと同様の形状の物を使用。
※ただ、強度的には十分ではないと思われる。

組み立て済みの様子は写真を取り損ねた!
まだ、使いやすいとは言いがたいが、とりあえずストレスは減った。

2015/01/20

パウダー!パウダー!パウダー![VectorGlideスキーインプレッション]

例年、雪質はいいものの、さほど量は降らないホームゲレンデだが、
今年はオープニングからゲレンデパウダーに当たり、かなりの確率でパウダーを頂けている!

ゲレンデでこんなだから、裏はいつでもスタンバイOK!
今シーズンは12月からハイクアップできた。

先日も2日連続でハイクアップ。

2日目はNさんがVectorGlideを3台持ち込み、ノートラックのパウダーで試乗会!?その日のVectorGlideは
  • Butter Knife 185
  • Mastiff 193
  • Aventura glass 185
※あとCordova 180も・・

ビンディングはDynafit TLT、ブーツはDynafit TITAN ULで統一!
※一人は足のサイズが小さいのだが、無理矢理詰め物をしてTITAN ULを履く
これで3人ソールサイズが揃うのでBCでスワップが可能に!!
こんなシチュエーションで滑れるなんて、贅沢なプライベート試乗会!!

僕は最初、自分の
[Aventura glass185]
これまで手こずっていたのが嘘の様に具合がいい、ターン弧も自在、トップも浮きすぎず、沈みすぎず。
パウダーの中でもARMADAの様に減速感が無い。
この後乗る2台と比較すると、あまりに守備範囲が広くて、ソツが無いので、個性を表現しにくいが、前にも書いたがすべてにおいて「良い塩梅」のスキーだ。

昨年預かった時のマスティフ
メインのバーンを登り返し、今度はNさんの

[Mastiff 193]
これ、ゲレンデで試乗してみてトップ部からビンまで柔らかいのだが、そのボリューム感と重量感に圧倒された、パウダーでもその印象は大きくは変わらず、軽いパウダーの中でも「重厚」な乗り味。
正直、僕の足前では、ごまかしがきかない感じ・・・・乗れば、この長さも個性なのが解るが、実際ほかの2台と比較すれば軽快感は薄い。印象的には速さより、強さを感じる「剛」の板。
※個人的には、これまで乗ったVectorGlide4台中で、一番手強い印象。

2度目の登り返し・・今度はNさんの新車!
[Butter Knife 185]
その個性的なディテールからも、一番興味があった。フラットキャンバー、テールよりもトップの方が若干細く決してゲレンデで楽しい板でない事は想像出来たし、(現実このあとゲレンデのグルーミングバーンは大変だった)VectorGlideの中にあって、唯一ロングノーズ系のシルエット。
ちょっと、ARMADAポイのかと思っていた・・・・これ、
メチャクチャ速い!圧倒的に浮力がある中で、パウダーの表層だけを斬る感じ。バターナイフとは、まさに的を得たネーミング。ターン弧も自在。パウダーだけの専用機だろうが、コノ疾走感は他の板じゃ味わった事が無い。
見かけもさることながら、個性的な乗り味だ。
同じロングノーズ系でも、ARMADAtstやROSSIGNOLsuper7が、やはり速い板でなく「面」で乗るイメージなのに対して、不思議だけれど「線」で斬る感じ、除雪感が少ない。
取り回しも、この3台の中では圧倒的に軽快で、僕のような足前でも自在性がある。

僅か200m弱の高低差を2本登り返えしたが、僕の足も終了間直・・・帰還する。

何となく解っていた事だけど・・・VectorGlideの板というのはVectorGlideの中でも乗り味が被らない、モデル事に明確な個性があると思う。
正直、VectorGlideじゃなくたって良い板はあると思うけれど、Nさんの様に全部欲しくなるメーカーというのも稀じゃないかな。乗っちゃったら欲しいもの・・・VectorGlide!

※この後、一緒に試乗したMさんは、そのままNさんのTITAN ULを譲ってもらい、VectorGlideのHPとにらめっこ!
彼、昨年BDのQuadrantとREVERTを一式買ってTLTデビューしたばかり・・・卸したての時から苦い顔してたからな〜(笑)

2015/01/19

Ka'Tuneのステッカー作ってみた!

よく、愛車なんかをステッカーチューンをする人って、凄い自己顕示欲の強い人なんだろうと思いつつ、
自分もまた、拙いブログなどやり始め、その側面がある事は薄々自覚があった・・・(笑)

とはいうものの、手もとにあるステッカーを何でもかんでも貼るのはスマートじゃない・・・・

ましてや、大昔の洋物スキーのデザインを彷彿させる、VectorGlideならではのシンプルなデザインに安易にはステッカーも貼れず・・・いつもならサインペンで名前を書くのに、ソレすらせずにいた。

しかし、某ブログでAventuraのテールのラインの部分に、ご自分のブログタイトル(もしかするともっと他の意味もあるのかもしれないが?)をスマートに貼られているのを見て・・・

ド~してもやってみたくなった。

ネットで小ロットで対応可能な所を探し・・・ココに頼んだ。
仕事柄上、グラフィックの入稿は慣れているつもりだが・・・カッティングシートの入稿は初めて。

Ka'Tuneのロゴは、セリフの付いた明朝系をベースにしたため、カッティングシートのカット限界を超えていた。

仕方が無いので、必要なサイズに合わせたうえで、ムリムリに縦組を作り、それでも最小サイズを下回るラインについては、部分部分、修正!
何とか、指定の条件を満たし入稿。

ようやく、今日届いた!!!


早速、ホットガンでスキーを温めつつ、貼ってみる。

お〜スゲ〜「自己満足」!!(笑)

2015/01/08

インビス依頼?![VECTOR GLIDE Cordova]

ブルークリフの国産ステンインビス
今シーズンの新車[VECTOR GLIDE Aventura]は最初から、インビスにしてしまおうかとも考えたが、せっかくなら新しいビンディングが欲しかったので[DYNAFIT RADICAL st]が取りつけてある。ショップでの直づけだ(純正木ネジ)。

他の2台(ARMADAtstとVolkl Mntora)は[DYNAFIT Vertical FT]と[MARKER Baron13]でスワップ出来る様にインビスにしてあるものの、[Vertical]と[RADICAL]ではヒールピースのビス位置が異なるため、どのみち使えない。
次?を買わない限りは(笑)、インビスの必要は無い。

なのに、またまたインビスを注文。

Nさんからインビスを依頼されたからだ。

ARMADAのインビス加工をして以来、友人達からも
「俺のもやって!」
「幾らでやってくれる?」
と・・・よく聞かれるのだが・・すべて断わっていた。

理由は幾つかあるが、
まず、自分が使う分にはトラブルがあっても自己責任だが・・友人・知人とは言え他人の道具の加工をするというのは、責任を持ちかねる。
自分のインビスの加工はそれなりの精度で出来ているとも思うが、絶対経験は少ないので、長期的な使用でどのようなネガがあるか解らなかった。
そして、
ショップでは加工賃だけで@0.5K・・・・1セット18本~16本いるので、割に高額な加工費用がかかる。(それでも高額な山ビンディングを兼用出来る事を考えるとメリットは大きい。)
実際やったから解るが、道具が揃っていてもソレくらいは貰わないとやっていられない?!ソレくらい面倒くさい(笑)!!
木ネジによる取り付けとは違い、かなり精度がシビアだ。
※もちろん適当に精度や、気を使わずに作業だけならそれほどでもない加工だが、長期的な使用を配慮して組むとなると、いい加減は出来ない。

ただ、お金を頂くという事は、金額の大小に関わらず責任もまた付いて来る。
当然、加工不良があれば責任を取るという事だ。事故もまたしかり・・・
山では些細な事でも致命的に成りえるし
ましてや、ビンディングとなれば、ビス1本でも、トラブルのトリガーになり得る事は理解しているつもり。

そんな訳で、友人達のお願いも断わっていた。

じゃあなんで?
という事になるのだが・・・・

まず、
お金は頂かない。(材料費は貰いますけどね。)

Nさんが、インビス加工の板を複数持っているという事。
(インビスがどんなもんか理解されている)

加工する板がUSEDである事。
(新車に穴を開けるのは、自分の板でも勇気がいる)
(チューンナップ同様、精度を求めるならショップに出すでしょう?
僕に求められているのは、「完璧」ではないはず(笑

その板はおそらくゲレンデ仕様である事。
(山で使わないとは言い切れないが、出番は少ないはず)

そして、
自分も最初のインビス加工から数年使用してみて、自分也のネガは解った?

そんなこんなで・・・初めて自分の板以外のインビス加工です。
加工する板は
[VECTOR GLIDE Cordova]+[DYNAFIT Vertical FT]

まあ要領としては、ARMADAtstの時と同じ要領だ。
おそらく、ARMADAよりは心材がしっかりしていると思うので、むしろやり易いのではないかと・・・
Nさんとはブーツも一緒なので、板だけ預かれば作業出来る。

問題があるとすれば、MAKERのアルペンビンディングが付いていたとの事なので、標準のブーツセンターでビス穴が干渉せずに行けるかどうか?








考察[VECTOR GLIDE AVENTURA GLASS]


VECTOR GLIDE AVENTURA GLASSを考察してみる

[VECTOR GLIDE AVENTURA GLASS 2014 ] 
キャンバー:ノーズロッカー/ノーマルベント(メーカー表記)
レングス:185cm 
ディメンション: 135 - 100 - 120mm 
サイドカーブ:20(185) 
エッジ:0°
※シームレス
ソール: グラファイトシンタード
※ストラクチャー加工無し

特徴:サンドイッチ/セットバック

最初なかなか、ポイントを掴めず苦戦中の新車VG Aventuraだが
少し落ち着いてワクシングしていると随分個性的な板なのが解る
板だけのときは、全体のシルエットから、わりとスタンダードなセミファットなのだろうと思っていた。

しかし、いざビンディングが付くと、かなりのセットバック!
クラシカルなデザインもあってか、ロングノーズショートデッキの昔のフェアレディZのよう?

微妙に長いテップロッカー。
ARMADAのようなロングノーズ系ではなく、スキーの最大幅が最大屈曲点に近い?
ロッカー部
ちゃんとシャベル部がある。
ロッカー自体の立ち上がりも、極端ではないのでグルーミングバーンでもトップの接地感が稀薄という事は無かった。ロッカーだからといってARMADAのように何か特別に気を使う事も無く、GSの板と変わらない程の足下のグリップ感がある。

乗っていても気がつかなかったが、スクレイピングをしながら、気がついたのは、テールが意外に柔らかい。
ちょうどテールのアクセントのストライプがある辺りが柔らかく、良くたわむ。

テール部
ソレに比べ、トゥーピースからブランドロゴの入った辺りまでが、意外な程に固く、厚みもある。
かなり、ブーツ前が固いイメージだったが、コノ部分が厚く長いため、セットバックである事も手伝い、実際スイングウェイトは思ったより重く感じる。
※ヒールピースの位置が、板の最大厚内に収まっておらず、やや薄く成り始める所に収まっている事からも意図的にトゥーピース前の剛性を上げている?

ロングノーズ系のテップロッカーの板の類いは、得てしてコノ部分が薄く軽く、柔らかい。
通常板の厚みというのは、ブーツ(スキー)センターが一番厚く、剛性、重量があるのだが
VG Aventuraは、剛性ポイントがかなり前よりにあるようだ。
手持ちのVOLKL Mantraの様に全体が均等に固い感じを受ける板とも異なり、意図的にフレックスポイントをずらしている印象だ。

トゥーピース部辺りが最大厚?
この辺りは、ロッカーの無いVG Shiftをスクレイピングしたときも思ったのだが
セットバックにより、トップの長さで浮力を得ると言うか、他社のファットがドセンターの重心に対して、トップを軽くして駒のような軸で回すイメージがあるのに対し、セットバックの板というのは浮力を長さで受け、縦に落ちながら楕円のターンを刻むイメージなような気がする。
※ただ、Shiftはその長さも手伝ってか、トゥーピースからトップにかけて、柔らかくたわむ印象だったが、Aventuraはコノ部分は固く、たわむ感じではない。

だからか?ロングノーズ慣れした、その場で回そうとするう運動が強い僕は、最初スキーが回ってこない感じがしたのかもしれない。
ソレが解ってからは、違和感無く回るし速い。

185cm、W100 テップロッカーと言うスペックだけで比較すると、ARMADAtstもVG Aventuraも同じカテゴリーの板かと考えていたが、キャラクターはまるで異なる。
やはり、ニュースクール系のスキーのアプローチとアルペン系のから派生した板の違いというのもあるだろうが、かなりファットの市場が成熟してきて、様々な個性が明確に成ってきた様にも思う。

僕のようなオールドスクールは、楽をしようとARMADAを買った訳だが、結局
VG、VOLKLの方がしっくりきている・・・(苦笑)

少々手こずってはいるが、ますますスキーが楽しく成ってきた!!


2015/01/07

ちょっと気になったスキー [Rossignol Super7 2014]

シーズン初め、ゲレンデにて50cmほどのパウダーに遭遇。
その際、知り合いから[Rossignol Super7 2014 ] を借りることがあった。

昨年[Rossignol Soul7 2013 ]も借りたのだが、自分のARMADA TSTと同様の印象で、正直あまり良い印象ではなかった。
※スペック的には、ほぼ同様でロングノーズ、ドセンター、SL並みのアール。
パウダー/グルーミング共にARMADAtstと全く同じ印象。
グルーミングはデリケートだし、パウダーは速くない・・・ガッツり浮くから操作は楽だけど・・・・面白いとは・・
 
[Rossignol Super7 2014 ]  
キャンバー:パウダーターンロッカー(メーカー表記)
レングス:188cm ディメンション: 140 - 116 - 130mm サイドカーブ:20エッジ:未確認(若干のビベル有り)※トップ部のエッジ無し
ソール: グラファイトシンタード※ストラクチャー加工無し
特徴:MINICAPサンドイッチ/AIR TIP

今年のモデル[Rossignol Super7 2014 ] は、見た目もほとんど昨年モデルと同様で、コスメも変わらず、変わったのはカラーだけの様に思えた。

「ちょっと乗ってみ!」

と勧められたものの、余り期待もしていなかった・・・
だって、昨年の[Rossignol Soul7 2013 ]と同じでしょと思っていたからね。

まだ、手元にAVENTURAが届いていなかった事も在り、履いた印象はARMADAと同じ
ロングノーズで、トップが軽くてスイングウエイトが、やたら軽い感じ。
ただ、ブーツセンターはドセンターの割に、余り前には感じない、ワンサイズ全体的にTSTやSuper7より太いようだ。
よけいに、グルーミングは期待薄でしょ・・・

グルーミング・・・・パウダー・・・・ショート、ロング・・・・

「アレ?これいいね・・・」
「これ、全然違うじゃん、去年のと・・・」

自由に動けるのは、太さの割にスイングウエイトが軽い事も在るが、サイズ感はARMADAと変わらない、
むしろ軽いかも?
そしてびっくりしたのは、グルーミングバーンでの安定性。
センター116mmもあるのに違和感無く、足下の接地感が無くならない。

パウダーは、ロングノーズ系特有の減速感も少なく、オーバーステア気味の違和感も少ない。

正直、自分のARMADAtstや昨年のRossignol Soul7は、なまじサイドカーブが小さいため、少しでもテールに乗りすぎると「クルッ」と回ってしまう上、ブーツセンターがドセンターに近いので、トップへの荷重もデリケートな印象がある。
※個人的な印象だが、ARMADAのようなニュースクール系の板に多く見られた仕様で、クルクル回すには取っ付きやすいが、しっとりと回すには、割にデリケート。サイドカーブ的には長さの割にSLモデルに近いのでそのような挙動が強いのじゃないかと思う。
ARMADAtstも最初、トップとテールで違う板に乗っているかのような違和感があった。

左:AVENTURA その隣:Super7スキーのコンセプトが
全く違うのがよく解る
今年の、[Rossignol Super7 2014 ] も、僕のAVENTURAもそうだが、サイドカーブ20m。
これがだいぶ効いている気がする。
板の長さに対して、程よいサイドカーブというのか・・・
乗っていて違和感が無い。

ARMADAtstなどは、長さの割にカーブが小さいのでスキーの挙動とイメージが合わない感じがしていた。
ロングノーズが初めてだった事もあるが、今にして思えば、やはりサイドカーブの違和感が一番大きかったのかもしれない。

少しは、コノ手のファットスキーに僕が慣れた事もあると思うが、こんなに違和感無くコノビッグファットが乗れたのは少々驚きだ。
昨年の[Rossignol Soul7 2013 ]なら要らないけど・・・今年の[Rossignol Super7 2014 ] なら欲しいと思うかも?

AVNTURA乗ってからだと、ロングノーズ系のファットは興味が薄れた。

乗っていて楽しいのは・・・・ねえ・・・


2015/01/05

2015 あけましておめでとうございます[VECTOR GLIDE AVENTURA GLASS]

初「裏」も先客が・・・
あけましておめでとうございます。
今年も、拙い内容ですが『Ka'Tune』よろしくお願いします。

今シーズンTVでは、「雪害」などと疎ましく言われるシーズン始めですが
スキーヤーにとっては、上々の出だしかと・・・思います。

僕も、ホームゲレンデのオープニングより膝パウダーを頂き、
12月に速くも裏・・・も頂き。
なかなか、ココ数年無いスタートとなっています。

ようやく、AVENTURAもパウダーで乗る事が出来、
ベースを0.5°落とした事も在り、手応えが出てきました。

地味なコスメは絵にならないな!
グルーミングでも、ARMADA TSTのような「パタン!」というような切り返しでの捉えが一瞬、希薄に成るような事も無く、トップもロッカーを感じさせないシットリとした捉えがあり、本当にオールマウンテンスキーと言っても良いのではないかと思います。

溝コブも何とかなりますし、
パウダーではセットバックと微小なロッカーとトップ形状が、浮力と速度を良い具合にブレンドしてます。

ARMADA TSTの様なロングノーズ系の板と違い、圧倒的な浮力の中で、傾くだけで滑れてしまう板ではないですが、パウダーの中でも速く、まだまだ僕には精進しなければならない様です。

当初、手元に来るまでは、

  • センター100mm
  • トップ130mm
  • トップロッカー
というだけで、似たようなカテゴライズの板かと思っていましたが
全く違う乗り味で、本当に技術さえあれば、何処でも使える板なのは感じます。

少し前までは、センター100mmオーバーのファットというのは、オールマウンテンと呼ぶのは少し無理があったような気もしますが・・・AVENTURAの懐の深さはオールマウンテンカテゴリーその物の様に思います。

Vecterに限らず、各社ファットのカテゴライズが成熟してきているのだろうなと思います。

ロッカーについても、成熟度が増し、似たような形状、似たようなスリーサイズでも
ROSSなどは、昨年までの物とは全く違う板になっていました。

ただVecterは、やはり「簡単」という事は無く・・・AVENTURAと言えども、それなりに技術を要求されますが
その分、自分が操作している感覚はあります。
※同時に操作出来ていない感覚も・・・あります(泣)

今の所、AVENTURAを一言で表すと「良い塩梅」・・・そんな板です。
何か特殊な技術がいる訳でもなく、パウダーでも、圧雪でも特殊な事を要求されないのと、
特殊な乗り味でもない・・・
全てが「ちゃんと」していて、「ちゃんと」操作すれば「ちゃんと」何処でも滑れる板かと思います。
※ちゃんと・・・ね(苦笑)

パウダーもグルーミングバーンも、どちらかに偏る事も無く、同じような感覚で入れます。

まだ、操作の感覚ばかりが気になりますが、速度域の高さは感じます。
AVENTURAは、勝手に優しい板だと思い込んでいましたが、やはりそこはVecter。
芯があります。
レーシングモデルのような硬さは感じませんが、しなやかであっても、柔らかくはないので
絶対的な速度域は高い次元にある板なのだと思います。

まだまだ、コレからコノ板との距離を縮めていきたいと思います。