預かりもの第2弾の[Vector Glide MASTIFF]
当初、WAXが厚く塗られていたのでダメージが解りずらかったが・・・
この板も、かなりエッジダメージが厳しい。
やはり滑ってついたダメージより、岩場等のハイク時についたエッジのカケが酷い。
ついた傷・・・カケは、側面からの傷よりソール側からのダメージが多いので完全にエッジを立てるには、その深さまでソールごと削る他無い。
しかし、ソコは手作業なので限界が・・・
傷は部分的だが、その部分だけを研磨という訳に行かないので
全体のエッジを、なるだけ均等に削り、浅い物から取っていった。
最初は、焼きやバリでファイルガイドがぶれるが、焼きはダイアモンドファイルで少し削り、徐々に面が出来て来るとファイルの当たりも安定して来る
荒目ファイル
ソール面も水研ぎ
↓
中目ファイル
↓
細目ファイル
↓
極細目ファイル
↓
研石(水研ぎ)
を繰り返しながら
最小限で何とか傷が取れているかみるのだが
深い所は厳しい。
確認の為の赤いマーカーが傷(カケ)部に残る。
深いカケは・・・無理かな〜 |
本来ソールとサイドで構成される、「角」が欠けており
ギザギザの3面があるような状態だ。
ソールをコンマ3程削れればだいぶ消えるんじゃないかと思うが・・・
手作業で0.3mm削るのは厳しい。
それに、Coldvaと比べ新しいので大胆にペーパーをあてるのは気がひける。
4本のエッジの様子をみながら、なるだけ局部的に削る事の無いように作業を進めるのだが、どうしてもダメージが集中している所は、均等にという訳に行かない。
本当は、僕のようなアマチュアがソール側を弄るのは気がひけるが
1円玉で角度調整したファイルでソール側も削る。(※以前角度計で計った事もあるが0.8~1.0°くらいのはずだ)
部分的にバリにファイルが当たるが、部分でしてしまうと
始末が悪いので、4本同じようにファイルで削る。
※コノくらいなら、もしビベルのつき過ぎと感じるなら、マシンでソールを少し削ればフラットは出るだろう。
ついつい、弄り始めると傷を全部取ってしまいたくなるが
それをやってしまうと、今度はフラットを(ショップで)出すときに大変
止めどころが難しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿