今期モデルはWOMENがラインナップから消え、Metal・Standard・Light Ver.の3機種のみ。
Super Lightもなくなり、CORDOVA STANDARDは黒の一択。LIGHT Ver.も同色の黒。なので、とりあえずシリアルNo.を確認(笑)
ビンディングの取り付けも既に済んでいて、プレチューンもされた状態。
※ほぼOGASAKA同様、ベースがトップから150mmほどのところからテール100mmくらいのところまで、ビベルが入っている。角度は解らないが1°未満というところか。
※機械仕上げのプレチューン特有の仕様だからしかたがないが、トップとテールがフラットで、そのほかがビベルが入るっていうのは、本来の目的からすると違和感がある。
中には、ビベルの入っていないところはダリングしてしまう、チューンをするショップなどもあるようだが、流石にそこまでエッジを落とすのは気が引ける。
まあ、とりあえずエッジはこのまま乗ることにして、ワックスのテストを兼ねて「ナノダイヤモンドワックス」だけを施工。
その週末、ホームゲレンデのOPENとともにCORDVA初卸・・・ワックスのインプレッションは別にするとして、新車[CORDOVA Standard]のインプレッション。
その日午前はVecterGlide SHIFTを乗り、先シーズン終了時のイメージとのギャップを埋めるようにフィーリングを確かめる。
CORDOVA Standard × 2 |
「Standardだよね。」・・・思ったより柔らかい。
SHIFTほどのエッジのかかりは無く、カービングするには一段深く角付けを意識しないとズレる。基本ズレに乗る板?
CORDOVA MetalやSHIFTほどエッジに乗る感覚はなく、かなり足場が緩い。
ただその分、よく動く。手持ちの白コル(CORDOVA)は頂き物の古いものなので、ぺたぺたで、足元も緩く特にトップの捉えが甘いのが気になっていたが、流石に新車なので[CORDOVA Standard]はそこまでではないが、トップが思ったより柔らかいのは元々の仕様がこういうもののようだ。
正直、VECTORのフラッグシップモデルの[CORDOVA Standard]は、もっと強い板だと思っていた。手持ちの[AVENTURA Standard]や[SHIFT]と比較するとだいぶおとなしい感じ。
雪が硬い時は少し乗りにくい、その代わり雪が柔らかい時の自在性はかなり高く、以前「スニーカーを履いているかのよう」と表現したが、コブでもなんでも躊躇なく突っ込んでいける。
トップの柔らかい板というのはその辺りの安心感は高い。トーションもさほど強くはないが、そこまで弱くもない、いい塩梅でズレる。この辺りがCORDOVAの個性なのかも。
少し乗り込んでみないと、CORDOVAの本当の良さが解るのはまだ少し先かな。