一応完成?!
しかし、ペアで15kg程のスキーを4セット程乗せる訳だから
頭上に60kgの重量物がゴムバンド程度で止めておくのは、急ブレーキ時など気が気じゃない。
基本的にはスキーが上下しなければ、ビンディングがあるので、スキーがフロントガラスを直撃という事はないと思うが・・・・?!
車の上下振動は小さくは無い。
とにかく固定をしっかりしなければ・・・・
様々スキーの乗せ方、固定については検討し、諸先輩方のアドバイスも頂きつつようやく形になった?!
このキャリアを製作するにあたりポイントは3つ
■キャリアの取り付け、取り外しが容易
■積み込みが難しくない
■万が一の時、スキーがドライバー等直撃しない
厳密には上記の項目はクリア出来ていないが
大まかには出来たのではないかと・・・
中々製作時間が取れず、ようやくココまで出来た。
※写真も忘れがちでほとんど製作行程はない・・・・
[フレーム部]
#4までのブログを見て頂ければ解るが、基本的には大きな加工も無く
素組のような組み立てで製作。
基本、現物合わせなので、不具合の有る所は場当たり的に対処。
※サイドフレームを6mmボルトで共締めしたのだが、詰め物の無い角パイプは強度不足で締め込むと、パイプが潰れたため中に木を詰め、取り付け部の強度を出した。
※十分な強度のアルミの角材で加工すればこんな事は必要ない・・・が
[キャリア部 front]
おそらく、お2人方の作られたものより、僕の方が天井のクリアランスが狭いため太い素材を使う事が出来なかった。
素材ーfrontー
■アルミ角材(15mm×15mm×100)※カットして使用
■滑り止め高密スポンジ(カマボコ型15mm幅)
■6mm全ネジボルト(90mm長)
■ノブスター
素材と写真で解るように、フレーム部とアルミ材の間にスキーのトップを通し
左右の上部ノブスターで締めあげることで、スキーを固定する。
スキーを挟む部分は、テンションを掛けない状態で2cm程開くようにしてある。
これにより、車両後部からスキートップを挿す時にスムーズに挿す事が出来る。
※スキーはテーブルマナー宜しく、窓側から1本ずつ乗せる事で均一のテンションを掛けられる・・・はず。
[キャリア部 Rear]
この部分が最も、頭を悩ませた部分・・・
当初はスキーベルトをフレームごと、たすき掛けすれば固定出来ると思ったが
たびごとに、ベルトを1本ずつ通すのも面倒で、そのうえ1本、数千円のスキーベルトを複数本揃えるのは・・・・
で、行き着いたのがこのような形状。
フレーム上部に設置された複数のフックに、「※ゴムベルト」で下方よりスキーを固定する方法。
これなら、幅の違うスキーでもフックの掛ける位置で調整が出来る。
ただ、長さの固定されたゴムベルトはスキーの自重でフレームとのクリアランスが0にはならないので、後部の滑り止めゴムはハイトの高いモノにした。(ジャンクスキーキャリアより流用)
農耕具用エリアにあったゴムベルト? 1ヶ99円 |
素材ーRearー
■10連フック(100均)
■タイラップ
■ゴムベルト
フック部は、様々テストしたがコスト、加工の点で写真のような形で妥協・・・
後部は、一般的な社内積みキャリアと違いフレームの下にスキーを固定する。
[サイドバー部]
写真では解りにくいが、前後のメインフレームを繋ぐ角パイプ。
取り付け用ノブスターで共締めして固定しフレームの前後の移動を抑制している。
※車中泊時はハンガーにも・・・
パイプに1ッ箇所づつ穴があったので円形ヒートン?を6mmボルトで固定。
予備の固定ゴムベルトのフックにした。
少々、通常の車内キャリアとは異なるが、下記のようなメリットもある。
[メリット]
[メリット]
●前後フレーム位置を狭く設定出来る。
※アシストグリップ位置でフレーム固定が出来る。
●フロントフレームにトゥーピースが必ず当たるため、前方へのスキーの飛び出しが基本的に考えにくい。
●スキーがF:上/R:下を通るため、スキーはやや斜めに積載される。
※その為、前後に慣性がかかっても前方ではなく天井へスキーが当たる事となり、フロントガラス直撃と言う事になりにくい・・・かな?
●セカンドシートのヘッドクリアランスが最大取れる
※筆者170cm位だが、ぶつかるような事は無い。(揺れたら?)
●ロッカー/ツインチップなど、スキーの形状に影響されにくい。
※ビン位置近くで固定する為トップ/テール形状に左右されず固定出来る
●エッジが上部に向くため、比較的威圧感が少ない。
※ビンディングはサードシートあたりになるので、圧迫感は最小限。
あと、傾斜により雫が後方に行きやすいかな・・・と期待している。
近く、実装、走行実験をしてみようと思う。つづく・・・・