加工済み[Dynafit titan ul]サーモインナー |
再び[Dynafit titan ul]のサーモインナーを再度焼いてみた。
今回は熱湯による内側の加工だけでなく
オーブンによる丸焼き。
通常、ショップでの施工では対流式の専用オーブン?を使用するが
家庭用のオーブンでも、可能である事は以前のレスにも書いた。
加工に当たって、今回のポイントは2点。
■インナーのサイズが25.0cmのため爪先のアタリの解消
■横幅が狭いが故に、痺れる
具体的には、特にトラブルの多い右足をメインに
何処をどう出すか(スペース)を取るか?
パッティングの配分が難しい。
いつも、感覚で当たる所にパッドを貼っていたためか、
準備1:パッティング
準備1 |
今回は足のアウトラインを書き出し、
純正インソールとの比較をした上で、具体的なパッディングの位置と
厚みを決めた。(幅)
その他、軟骨の出ている部分や、踝等・・・
両足のパッディングをしてその上からソックスを履き、
足の準備は完了。
準備2:インナーのラッピング
専用のオーブンではないので、加熱時に直接インナーが触れる事の無いように
クッキングシートでラッピング。
準備2 |
準備3:オーブン[余熱]
オーブンレンジを110℃で10分程空焼きして、事前にオーブン内を加熱しておく。※今回はビビって110℃・・・前回の巻き込み式のインナー時は140℃で空焼き。
加工1:オーブン[焼き]
インナーを入れ、100℃で5分焼き
向きを変えて同じく100℃で5分
思った程、膨らまなかったため、
120℃でもう2分。
加工2:インナーの足入れ
オーブンから出した、ホカホカのインナーブーツは
少しブヨブヨになっていて、インソールを入れるのも少し難儀。
しかし、適正位置にインソールをいれ、
足を突っ込み、踵の位置をインナーのストラップを引っぱりながら、適正位置に
タングも適正値にセットし、ずれない様に・・・
加工3:シェル入れ
インナーブーツを履き、シェルを履く?
特に、踵の位置を確認しつつ、タングの巻き込み方等も注意しながら、バックルをマックス締め上げた・・・・
この部分のバックルの締め具合は、常に微妙・・・
強く締めれば、基本的には緩め?
緩くすれば、キツメに仕上がる・・はず。
僕は締め上げた。
加工4:成形
後はひたすら待つ・・我慢する。
やはり、アレだけのパッティングをしているので・・・痺れて来る。
凹を作る為に、凸部にパッドを貼っている訳だから・・・
数分で、青ざめるくらい痺れる。
※その間、反対の足の分をオーブンに入れ準備4オーブン[焼き]を行なう。
※爪先を週刊誌に乗せ角度を取った形で・・我慢。
加工5:完成
もう片方が焼き上がった頃、バックルを緩め、とりあえず成形終わり。
※そのまま準備5~7
もう片方も履いて10分程でバックルを緩める。
改めてソックスを履き、ブーツを履いてみる!!
現段階では・・・・何とも言えない。
前回の仕上りよりは、幅は改善された・・・
爪先も広過ぎた部分はだいぶ改善したが、やはり爪先は当たるし
まだ、爪先の上がスカスカ・・・
[Dynafit titan ul]は以前加工した、巻コミ式のサーモインナーと比較しても
素材自体が、わりと硬い。
そのせいか?今使用しているHEADのインナーブーツより、アタリが硬い。
ん〜こんなもんかな〜
コノ週末インプします
※今使っているインナーも持って行きますけどね。