シーズン直前、ようやく入荷しましたとのTEL
届いたSALOMON SHIFT PRO 130 を店で履く
「?!」なんか緩い。
前にも書いたように同サイズの同シェルモデルで履いた時のフィット感と違い、足首周りがほんの少し緩い?
つま先は閉まる、踵はまあまあ締まるが、なんか緩い。
しかしアッパーシェルは、今まではいたブーツの中で一番と言えるほどよくラッピングする。ふくらはぎ、脛周りに隙間がない感じがいい。
横の剛性もすごく高く、フィット感はいいのに、動ける感じがしない。どう表現していいかわからないが、ジャストフィットした石で作ったブーツみたい。
軽くてアッパーがものすごくフィットしているので、足下は振り回せる感じだが、脛が動かない。押し切れない感じ。普通、脛のフィット感が良いと硬いブーツでもしなやかに動く物だと思っていたが、全く動かない。
今時は脛を押すような動きはしないので、こういうものかな?
などとその時は思っていた。
で、ゲレンデ初卸。
ん〜足首が使えないので脛の傾きだけで操作している感じ。全く乗れない。
スキーの荷重ポイントにウエイトが乗らない。シーズン初めで自分が乗れていないだけと言い聞かせながら、ポイントを探すがどうにもうまく行かない。
良いと思っていたフィッティングも滑り出すと細かく当たり出す。
滑走3日目、一向に改善の方向が見えない。どうにもならず泊まりの予定できたホームゲレンデを昼で切り上げ、高速で某ショップまで行き、なんとかしてくれと泣きつく。
正直なんともならないと思っていたが、このブーツやはりクセのあるブーツのようで、ショップでは対策を持っていた。最初から言ってくれよ・・・
このブーツの大きな問題は説明すると長くなるので、ここでは割愛するが、個人的にはこのブーツ問題ありだ。
いろんなパーツや構造そのものは最新で魅力的なブーツだが、何せバランスが悪い。トータルでブーツを見たときに、僕には非常に扱いづらいブーツだった。
これまで、それなりにいろんなブーツを履いてきたが、当たるとか当たらないとかフィッティグ的なあう合わないでなく、僕の脚の始点力点にあっていないと言うか、僕はこのブーツではスキーが出来ない。と言うほど合わないブーツだった。
結局1シーズン、弄り倒したが、どうにもならず終了。シーズン終了とともにブーツを買いに・・・・