ラベル ブーツチューン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ブーツチューン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017/01/08

ブーツチューン2017-vol1

2017シーズンも雪不足・・・
仕方がなく、基礎板を履く機会が多くなる。
これまで、基礎板でも僕が使うようなグレードの板なら、ブーツの剛性不足などさほど気にならなかったのだけれど、ブーツの前後の剛性がもうすこしあってもいいのかな?と少し思うように・・・
おそらく固い雪ばかり滑っているせいか?

という訳で、性懲りもなくDYNAFIT TITAN ULをこねくり回す。

市販のスポイラーを挟むことも考えたが、足首回りに余裕もなく、アッパーカフに1枚固いものを挟んでみようと、手持ちのジャンクパーツを漁ると、REXXAM DATAのリアスポイラーがでてきた。

元々がアッパーカフの高さ調整のものだけに、さほど素材自体に剛性感はない。




それでも、シミュレーションしてみるといくらかは固くなる感じ。

アッパーカフにドリルで穴をあけ、ボルトで固定。

※ボルトはカフが重なるところなので、なるだけ平坦なものを選び長さも4mmですむ、アルバム用の留め具を使用。

ただ、この金具あまりトルクがかけれないので、ロックタイトをいれしめこんだ。

ジャンクパーツ?出合わせた割には上手く収まった。

少しでもトップの抑えが良くなるといいけど・・・

※昨シーズンまでは曲げ加重というより伸ばし加重の意識が強かったから気にならなかったフレックスが、少し意識的に曲げ加重にするとスキーより先にブーツが曲がる感じが少し気になるように・・・たぶんソレが理由。
 基本的にはブーツは柔らかくてもいいと思ってはいる。
ただ、本当に固い板特にトーションが固い板は、固いブーツの方がバランスがいいとは思う。


2015/04/06

スキーブーツの「冷えの構造」を考える#1

スキーブーツのシェルは、ポリウレタン樹脂が主原料として使われている。
同じプラスチックでも、様々特性も違ううえ、メーカーごとに若干の違いはあるが基本的にプラスチックという素材は断熱等の温度をコントロールする事には向かない素材だ。
金属ほどでは無いものの、決して伝導性の低い素材ではない。
※僕は化学の知識は何も無いので、ネットで調べ実践してみるのみ。
もしも間違いや、もっと効率的なアイデアがあれば、是非レス頂きたい。

熱の伝わり方というのは3つ(だそうだ)
  1. [伝導熱]
  2. [対流熱]
  3. [輻射熱(放射熱)]


[伝導熱]
熱は個体液体気体の順で熱を伝えやすい。
特に最近のスキーブーツは、伝導性が高い様に思う。

[対流熱]
熱を蓄えた気体や液体が移動する事で、熱が移動する事を指すのだが
スキーブーツの密閉空間では、ほぼ無視して良いだろう。

[輻射熱]
これが一番解りにくい、空気や物質を介在せず、熱が電磁波の形で物質から物質へ伝わる現象。太陽光により感じる暖かさは、空気が温められて感じているのではなく、太陽の熱エネルギーが電磁波の形で届いている結果。インソールやインナーブーツに銀色の素材、アルミ素材が使用されるのは、この輻射熱の利用を促す為だと思われる。

そして、熱は高い所から低い所へ移動するという事。

よって、スキーブーツの場合、足の体温が[伝導]もしくは[輻射]により外気に触れているシェルから、逃げている割合が多いと考えられる。保温を考える場合、如何に熱源から近い所で、熱の移動を妨げるかが重要と考えた。

しかし、スキーブーツはデッドエア(空気層)を作るのが難しい。
近年、上級者用とされるブーツは、その性能と引き換えに、フォーミングが難しくなるくらいタイトな形状になり、インナーブーツもどんどん薄くなっている。
タイトフィット=スポンジパッドの減少となり、実質的な空気層の減少に繋がっていると思われる。
ましてや、厚いソックスを履く事などスペース的にも難しく。たとえ履けたとしても、逆に血行不良による「冷え」の心配が出る。
※ウェアでいう所のレイヤリング的思想は有効だが、スペース的な理由から、かなり限定的される。個人的には、スマートウールのミディアム厚のソックスが、1stレイヤー。
長期のBC時はその下にスキンメッシュを履く。その分スマートウールは薄手の物に・・

昔のブーツもさほど暖かいものではなかったが、ウエアが寒い記憶はあるが、今程、ブーツが冷たかった記憶は薄い・・・当時のブーツは、長靴形状で、隙間をフォーミングやスポンジパッドで埋めてフィット感を出していたので、今のブーツ程、足の形状にそっていなかった分、スペースがあり、使われるスポンジも今程、高密度でないため、断熱層として機能が高かったのかもしれない。

となると、現行のスキーブーツはタイトな形状故に、[対流]以外による熱損失が高い。
インナーブーツの外皮と僅かなスポンジが直接シェルにダイレクトに触れているのだから、足の熱はどんどんシェルを通して、外気に逃げてしまう。

そして、インナーブーツは他の装備に比べ透湿性が低い。
要は蒸れるのだ。結果、汗は熱の伝導を高める。ますます冷えやすくなる。

あと、意外に熱の損失が大きいと思われるのがバックル。
一般的なバックルの素材はアルミ。金属の中でも熱伝導の高い素材だ。
コイツはリベットやボルトにより固定されるため、貫通したボルトやリベットがダイレクトにインナーブーツに触れる。
大きなラジエターを付けてブーツ内の熱を放熱しているような物だ。

某保温用アクセサリー(マ◯キー)も今期からバックルの露出をやめたニュータイプになった。おそらく理由は同じだろう。

マス◯ーの様にシェルの外に伝導性の低いとされる外皮(ネオプレンゴム)を巻く事で、保温というよりは、シェルの外気との温度差を幾らか低くおさえ、伝導による熱の損失を幾らか押さえる?

そう言った点ではマス◯ーは、アプローチとしては正攻法だが、以前も書いた様に価格程の効率は高くない。
そもそも、主材のネオプレンゴム(クロロプレンゴム)もウエットスーツなどのイメージも在り保温性が高いようなイメージもあるが、数値的にはポリウレタンとさほど伝導性は変わりなく、構造、素材からも大きな期待は難しいように思う。

つづく・・・?

2015/03/23

2015'スキーブーツの保温 #2

使用中のフォームソテックス裏に貼ってみた
先日届いた、断熱?遮熱?シート
本々は、建築素材だが熱の伝導を遮断する効果があるとされている。
ただ、熱の伝導というのは複雑で、基本的にはどんなものでも、空気の断熱層が無ければ熱の伝導を遮断する事は難しい。
今回届いた、遮断?射熱シートというのは素材自体に断熱層がある訳ではないので、スキーブーツに使用した際どの程度効果があるかは微妙。

試しに、ドライヤーで片面を加熱し、裏面にてをあてて、熱の伝導性を確認してみたが・・・・さほど大きな効果は無いような感じ・・・・

同じ様に氷をあて、伝導を確認するが、冷たいものの・・・まあ、少しマシ?

まあ、大きく期待は出来ないが
スキーブーツに加工してみる。
先にも書いた様に、すでにインナーブーツの外皮にはアルミ蒸着シートでラッピングしているので、その上からはろうかとも思ったが・・・
※効果を高くするなら、なるだけ外側に貼った方が良いと考えられるが・・

とりあえず、今使用中のインソール「フォームソテックス」の裏に薄めの両面テープで貼付けた。
よく、防寒仕様のインソールにある仕様だ。


もう、底冷えするような寒さでもないので、インプレッションは来年かな?

2015'スキーブーツの保温#1

断熱?射熱?シート
新しい断熱素材を手に入れた。
自宅の増築を検討中のため、その際の[断熱][射熱]素材を探していた。

「アストロフォイル」と呼ばれる遮熱/断熱に優れた素材があるのだが
いわゆるプチプチの梱包材の両面に純度の高いアルミの蒸着がされたものなのだが、かなりの断熱効果がある。
しかし、断熱層がプチプチであるが故、厚みからスキーブーツに使用するのは難しい。

決まって、アルミの蒸着シートのようなものをくるむ位しか結局無かった。
現行のインナーブーツも、靴底、爪先にアルミの蒸着シートが貼付けてある。
厚みにして1mm弱。

効果の程は、相変わらず気休め程度・・・・

しかし一般的に販売されている断熱、保温をうたう商品に、このアルミ蒸着フィルムを使用したものは多い。

要は、アルミである以上熱伝導はむしろ高いのだが、アルミによる輻射?射熱?を狙ったものだと思われる。

以前、インナーブーツをエマージェンシーシート(レスキューシート:アルミ蒸着フィルム)でラッピングしたことがある。
コレは大失敗!!
イメージとしてはレスキューシート同様、保温、輻射熱で幾らか保温性が高くなるかと考えたが、レスキューシートは、身体との間に空気の層がある事により、保温と輻射熱が利用出来るので、密着してしまっては、輻射熱どころか、アルミの放熱(ラジエター効果)の方が高くなり、逆にどんどん熱が失われる。
結果、30分もしないうちに足が痺れる程に冷え、ロッジに駆け込みひっぺ剥がした事がある。

つまり、アルミ蒸着のシートはスポンジ等の断熱層があってこそ機能すると言える。
「断熱」という事に関して機能するのは、スポンジ層であり、アルミ自体には「断熱」という機能はない。

よってアルミ蒸着シートとスポンジで構成される、アルミシート・銀マット等は、基本的には、熱源(身体)に対してアルミ面は外側である方が好ましいと思われる。

しかし、上記にも書いたように、「断熱」という点では結局スポンジの中の空気の層による効果がポイントになるが、結果空気の層の厚さ、つまりスポンジの厚みが断熱力を左右する。
僅か1mm程のスポンジが付いたアルミ蒸着シートでは、熱源も小さいインナーブーツには効果は期待出来ない。
今回取り寄せたサンプルは、厚さ0.5mmほどのどちらかと言うと、厚紙のような質感で射熱性は98%
但し、アストロフォイルの様に断熱層が無いので、本来は住宅の外壁下に張り、部屋カベとの間に何らかの空気の層を作る事で断熱効果があるとされている。

その特性から考えるとインナーブーツの外に貼る方が良いと思われるが、素材的に少し硬いので、今回はインソール裏に貼って使ってみようと思う。
若干厚みが増すのでサイズ感が変わるかとも思うが、もしキツければインナーの外皮に貼ろうと思う。


もう、ゲレンデも緩んできていて、保温のテストには向かないが、ブーツの冷えは永遠のテーマなので少しでも改善出来たら良いと思う。

2014/12/18

インナーブーツ考#3[LANGE RS130用インナーブーツ] また加工・・・

ようやく先日、初滑りだった。
といっても、県連の指導員研修会。
しかし、天候は大荒れの大雪!!
基礎板を一応は積むものの、ARMADAを積み込み、ストックもパウダーリング。

開会式前にゴンドラを3本!
案の定、バフバフ!!しかし、慣れないゲレンデ!斜度の無いコースに入るとワダチを滑る他無いくらいのバフバフ。
幸せな初滑り!!

なのだが・・・

バッチリ!と思われた
LANGEインナーだったが?
本題。その日、例のLANGEのインナーブーツをセットしていったのだが、少々違和感。
何かとトラブルの多い右足は、土踏まずの上あたりが少しキツい。シーズン初滑りだから・・・こんなもんかも?
そして、コレまで左足というのはトラブルも無く、すんなり履けていたんだが・・・
今回のインナーはおかしな?コレまで一度も当たるような事の無かった部分が当たる。ソックスにシワでもあるのかと何度も履き直すが・・・一向に改善しない。

左足の外踝の下。
終日我慢していた結果、スニーカーの縁が当たるだけで激痛が走る。
ただ、シェルやリベット等の固い部分に当たる感じではない。

現場で修正する事もままならず、帰ってきてからアタリのある部分を確認する。
自分の足で痛みの残る所をマーキング。
それに合わせて、LANGEのインナーにマーキングする。
改めて、確認してもコレまでこんな所にアタリがでた事は無いが、確かに骨の突起がある?

そのまま馴染む感じではなかったので、対策をする事に・・・
LANGEのインナーは前回も書いたが、踵の納まりタングのフィット感が凄く良いと思っていた、確かに良いのだが、実際使用してみると、良いと思っていた所がかなり当たる。

REXXAMのインナーと比較してみると、踝回りのパッドがかなり厚く広範囲に入っているのがわかる。
×が当たる所
だからこそ、踵の納まりが良い感じがするのだと思うが、実際シェルに納まり冷える事で、常温の「ちょうど良い」は少々「キツい」に変わる。

で、
仕方が無く外科手術!
踵下の外皮にカッターを入れ、切り込みが広がらない様に両端はポンチを打つ
きちっと外皮と中のスポンジが接着されていたので無理矢理剥がしながら、めくり
リューターで削ったが
案外、小回りが利かない
中の補強パッドの一部をカット、中のスポンジをリューターで削る。

外踝というのは、中々自分で作業がままならず、おおよそ感で作業する。
少々多めに削ってはみたが、上手く言ったかどうかはゲレンデでテストしなけりゃ解らない。

切れ込みはとりあえず、ダクトテープで仮止め。
問題なければシリコンで接着しようと思う。


なかなか、そのまま履けるインナーブーツには当たらないな~。

2014/11/06

ATブーツの雪の侵入?[DYNAFIT Titan UL]

なんだよ!雪が入ってるじゃないか!

DYNAFIT TITAN ULを使用しはじめて、気になる事が少し・・・
どうも、シェルの中に雪が入る?

LANGEののインナーに
ブースターもついておおよそ完成形か?
コレまで履いていたブーツだと、大概はロアシェルの第1バックルの合わせ部分のパッキンの構造が悪いか、ロアシェルの合わせ部分の形状の不備で水が入る事が多く、年々対策パーツや精度が高くなり、最近のブーツでインナーブーツが濡れるというのは余り聞かない。
※ただ昔はラングに代表される、4バックルブーツ?は、第1バックルの前にガムテの補修は定番だったし、構造的に爪先の水の浸入は、ある程度しかたが無い?

ただ、DYNAFIT TITAN ULについては、爪先ではなく、踵付近に濡れ、雪の侵入が見られる。
程度の差こそアレ、たびごとにインナーが少し濡れる。
最初、新品のブーツが何で?と思ったのだが・・・
それも、踵って?・・・
※ATブーツはゲレンデだけでなく、登山靴の側面もあるので、インナーの濡れは極端に保温性の低下を招く。テン泊などの場合致命的だ。
原因は、ウォークモードのついたブーツならではの問題のようだ。
※最新のATブーツはこんな事は無いかもしれないが?

ロアシェル(白い部分)と
アッパー(黒い部分)に
隙間がある!!!
つまり、ATブーツの構造上、アッパーシェルとロアシェルに隙間が出来易く、特にウォークモードの使用時には、大きくアッパーとロアに隙間が出来る為、ソコからの雪の侵入が避けられない?
DYNAFIT TITAN ULについては、構造的なデザイン上アッパーとロアシェルに大きな隙間がある。ココからの雪の侵入は避けられない。
ただ、ワンピースシェルのように、ロアシェルがアッパーまで立ち上がり、重なる部分が大きく取られていれば、通常はコノ部分から多少の隙間があろうとも、シェル内に雪が入る事は無いのだろうが、ATブーツ、特にこのTitanULは、ロアシェルに大きなスリットが、深々と踵付近まで入っている。


右が踵方向。
踵部分に大きなスリットがある
コノブーツにゼッパは無い。
※こうして見ると、ロアシェルの後方のバックサポートがほとんど構造的に無い?だからコノ部分ででの剛性が上げられないのがよく解る。
ゲレンデブーツならば、コノ部分は一体成形で、アッパーシェルともボルトで止められ剛性を上げるている部分だ。

そして、おそらく雪の侵入経路はココ!

ウォークモードで、新雪の中をズボズボ歩けば、間違いなく雪は入る。
滑走時でも、やはりコレだけに隙間があれば、雪の侵入はいたしがた無い。


しかたが無いので、このスリットをダクトテープで塞ぐ事にした。と言っても半分程だが、幾らかはマシになるのではないかと思う。

ロアの立ち上がりが、高ければ随分直接の侵入は防げると思われるが、アッパーとの隙間には雪は入る訳で・・・
根本的な対策をするなら、ロアとアッパーの隙間を何らかの方法で埋める方が良い。

まあ、少し様子を見ます。

2014/09/01

インナーブーツ考#2[LANGE RS130用インナーブーツ]




インナーだけ買ってみた・・・

見かけ、今時のインナーのように装飾も無く
カッコ良くないけど・・・
例の足型制作も進まない中・・・来期もまたHEADかREXXAMのインナーで履く事になりそうだな・・・しかし、両者共に少しへたり気味なのは否めない。

インナーだけを買うのもアリだが、BC用のものは結局サーモベースだから、それならDYNAFITのインナーのフィッイングを頑張るべき・・

もう少し・・選択肢が欲しい。
ブーツがフィットしないシーズンは全てが台無しだから。

まあ、お金で解決するのが大人の対応という所だが、生憎そんな甲斐性はないのでヤ◯オクを眺めていると、幾つか使えそうなインナーブーツがちらほら・・・

本当はBC用、でなくてもワイズの大きなインナーが欲しい所だが、ヤフ◯クに出ているようなインナーは、カスタム(フォーミング)インナーの使用に伴い、デフォのインナーを使わない人が多いはず。
よって、そう言う方の履くブーツも、ブーツのタイプも大体決まっていて、決まってナローでレーシングベースの出モノが多い。

で、2、3目ぼしいものをチェックしていたが、カテゴリーがスノボになっていた為か、一向に落札価格が上がらなかった[LANGE RS130用インナーブーツ]があったので、『ポチっ!』

写真の親指の先の部分にはプラパーツが無い
送料が高額に感じる程、安く落札できた。
まあ、この価格なら使えなくても惜しくない・・・?

届いたインナーは2013モデル。丁寧に梱包されたインナーブーツは、まだ接着剤の臭いの残る、程度も極上?だった。
まずは、外観を確認。
シンプルで、物足りない外観だが・・ソコは流石2013モデル!!
最近のインナーブーツは、細部まで随分よく出来ているものだと関心!

RS130というのがLANGEでどのような位置づけかは詳しくは解らないが、レーシング用にしては、少々快適性も追求した構造のようだ。
この上のモデルになると、シューレースのレスリングブーツの様なヤツになってしまうので、僕の嗜好から行くとベストだ。

縦のパイピングでなく、
横に走った部分がゴム
レーシングの130位のインナーにしては、少しボリュームがあり、トゥーボックスもネオプレーンで出来ており、あたりが柔らかい感じで、保温性も少し期待で来そう。
タングの甲の部分が二股構造になっており、通常のタングのように、甲の血管の多周辺にには強化プラが無く、当たりが強くない。※コレは良いアイディアだと思う。おそらくは締めたときも、幾らかは痺れにくくはなるはず。

後、外観で気になったのは、ヒール上の「ゴム」?
何だコレ?
と思ったが、すぐに解った。これヒーターインソールを入れた際の配線のガイドだ。
案の定、踵にスリットの入った切れ込みがアリ、ココから出した配線をブーツのバックサポート当たりに付けたバッテリーまで出す為のものだろう。
日本ではまだメジャーじゃないが、シダスでもカスタムインナーに装備出来るようだが
如何せん、高額だ。
以前、中華ヒーターを使って加工した事もあるが・・・結論・・・買った方が早い。
リチウム電池を使用するタイプは、かなり使えるようだ。

実際、オーストリーのチームでも、こんな写真があった。
ブーツが冷たいのは、選手だって一緒だよね・・・

話しを戻して、インナーブーツに足入れしてみると、
当たりも無く・・・快適。
流石LANGE!、踵のホールドとタングの剛性などは、今まで履いたインナーとは段違いだ。それでいて、内側の素材も当たりが柔らかく、暖かそう。

このまま使えそうだけど、ソコはやはりLANGEのレーシングモデル。
何せ、足幅が狭い・・・カタログスペックで97mm(※このモデル、カタログで見ると100mmのWideモデルもあるようだが、残念ながらコチラはナローモデル)

ココに穴を開けて出すようだ
前もカキコしたが、[Dynafit Titan  UL]はシェル自体は十分なスペースがあるので、そのまま履けるのだが、少しインナーブーツ自体の幅が狭いため、単純に圧迫感がある。
大きな加工は出来ないが、ホットガンで加熱して少し横に幅を広げてみようと思う。
その為にも、足型取りをしてしまいたいのだが・・・・

2014/08/20

2014スキーブーツ考[シェルとインナー]

シェルとインナーの関係 
デフォのサーモインナー
スキーブーツの印象というのは、つくづく難しいものだと思う。
フィッテイングありきとは思うが、操作感は雪上で乗ってみないとやはり判らないし、基準が曖昧だと全てが曖昧な結果になる。そもそも自分の基準が怪しい・・・し。

同じブーツでも、インソール一枚の事でフィット感はおろか操作感まで変わることがある事は、今時、現役でスキーをやっている人は、少なからず経験が有る事と思う。

僕のように、1つのシェルに複数のインナーブーツで試す人も、もしかしたら少ないのかもしれないが、フォーミングインナーに限らず、インナーブーツを変えるとなると印象は大きく変わる事は想像に難しくない。

加工して解りづらいけど
REXXAMインナー
ただ、インナーブーツの印象とシェルの印象が異なるケースは稀じゃないかと思う?
少なくてもゲレンデユースのブーツじゃ余り聞かない話しだ。
何が言いたいかは、中々説明しづらいのだけど・・・おつき合い頂ければ幸わいです。
(長文でごめんなさい!!)

先シーズン手に入れた[Dynafit Titan UL]は事前に足入れもして、滑ってみて決めたブーツだ。
知人の同ブーツシェルに、自分のREXXAMのインナーを入れて滑ってみて決めた訳だが、その時のフィット感、操作感に惚れて買ったのだが・・・

先シーズン、REXXAMのインナーを入れて滑る分には、当たり前だが、ほぼ試し履き通りの印象!新しい分、少しだけフレックスが硬い印象だった。
ただ、REXXAMのインナーは、基よりウォークモードを前提にしていないため、ウォーク時にインナーの脹ら脛のプラスチック部分が少し当たる。

純正の[Dynafit Titan UL]のインナーは、サーモインナーの割にはしっかりした剛性もアリ、靴底はちゃんと薄い素材になっているので、フィットすれば、コチラのインナーを使いたいのだが?!
コレも解りづらいけど
HEADのインナー
焼いても(煮ても?)純正インナーは、使えそうなフィット感にはほど遠く・・・
タイトで2時間も履いていられない。

まあ、REXXAMとほぼ同寸の外寸で、サーモなのだから厚みの分、タイトなのはしかたがない。
それでも、REXXAMやHEADのインナーで履く分には、ほぼベストのフィット感!

しかし、ココで疑問が?

滑降性、軽量のテックビン対応ブーツを求めるのであればDYNAFITのブーツだと思います。しかしDYNAFITはラング足のようなナローラスト、展示会では何回も試乗しようと試みるが、自分のサイズは履くことすらできないということでDYNAFITはすぐにパス。

と書かれていた。
正直、このコメントに少し「???」だった。

僕もベタ足を自負しているが、[Dynafit Titan UL]がタイトなナローシェルといったイメージは無く、むしろワイズは、かなり広いブーツだという印象だった。
ただ、ナローラストな[REXXAM DATA]が履けていた時点で、自分で思う程、自分の足がベタ足じゃ無いのかなと、その時は思っていた。

実際、僕が[Dynafit Titan UL]のフィット感と操作性で印象的だったのは、その靴底の広さと形状だった。
最近のアトミックブーツや山ブーツと同様に足裏(ブーツ底)の形状がフラットで、ラングに代表されるラッピング式の様に、バックルを締めると足幅が狭くなる印象が少なく、どちらかと言うと昔のNORDIKAのように、上から絞まり、足裏がべた〜っと着く感じが良かったのだが・・・デフォのインナーでは全く真逆の印象なのだ。
※足裏の感覚もデフォのインナーでは靴底から遠く、少し持ち上げられてしまい浮いた印象だ。(インソールは同じものを使用)

山猿さんが言うように、僕も純正インナーで[Dynafit Titan UL]を履いていたら、いくらサーモインナーだからといってもタイト過ぎて、履けない!と、感じたかもしれない。
事実、デフォのインナーブーツは外寸は変わらなくても、ワイズがかなりナローな印象で、足幅をかなり制約する。※中に入る純正のインソールからして、かなりタイトなシェイプで、REXXAMのデフォルトのインソール並みにタイトなシェイプだ。
コレまで本格的にサーモインナーを使った事が無かったので、頃合いが解らないが、人によっては焼かずに使用する場合もあるインナーなので、山猿さんのインプレッションが正しいと思われる。

つまり、[Dynafit Titan UL]はシェルのワイズが十分にあるシェルだが、インナーブーツがタイトな形状のため、ナローラストに感じるということだ。

もちろん、ブーツはシェルとインナーの構成で販売されているのだから、おそらく山猿さんのインプが、このブーツの一般的な印象になるだろう。
僕も店頭でノーマルインナーで履き、どうしても[Dynafit Titan UL]が履きたいとなると、シェル出しをしていたかもしれない!!

しかし、シェルのフィット感と真逆のフィット感を感じるインナー設定というのは、ゲレンデユースでは考えにくく、逆に興味深い。
一般的に上級者は、できるだけ小さいサイズのブーツを最小限の加工で履きたがる、
厚いインナーの為にしなくて良い加工をするのは、ゲレンデユースでは考えにくい?!
※そもそも、シェルがワイドで、インナーがナローなんて事は想像もしない。

山猿さんは、他の理由もあって[Black Diamond Factor]に決められたようだが、サーモインナーがデフォルトな兼用靴(ATブーツ)ではこういう事が割と有る事なのかもしれない。

それでいて、ATブーツは同サイズのアルペンブーツと比べ、ソールサイズが小さい場合も多く。
中は広くて、外が小さいのだから、ゼッパ等が無い事を差し引いても、シェル自体が薄くなり
結果、アルペンのような剛性が出しにくいのかもしれない。

兼用靴は、ある面、登山靴に求められる防寒性や機動性も求められるので、一概にアルペン基準での評価だけで語るのはどうかと思うが、どうしてもゲレンデベースで考えると、タイトなシェル、薄いインナーがベターで、大きなシェルに厚いインナーというのは、フィッティング優先のビギナーブーツ的なイメージが強い。
※[Dynafit Titan UL]のセッティングはそういったビギナーコンセプトとは明らかに違うと思うが・・

[Black Diamond Factor]以来、随分ゲレンデユースに近いブーツも増えたが、ベースがATブーツでアルペンよりのものと、ゲレンデベースで、AT化、兼用靴化しているものと来期は、もっと選択肢が増えそうだが、シェルとインナーの考え方は結構メーカーやブーツによって様々なようだ。





2014/06/04

DIY BOOSTER交換


今期?ブーツの交換と共にBOOSTERを用意していたが
とりあえず、古いBOOSTERの穴がそのまま使えたので、今シーズン変える機会を逃していた。

僕のBOOSTER暦は結構古いが、伸びないベルクロストラップはフレックスが硬くなるイメージがあって、ブーツのベルクロはすぐBOOSTERに取り替えていた。

今回も、ATブーツの用途からすれば、重くなるBOOSTERは如何なものかと思うが、ハイク時のバックルを緩めた際、シェルがカパカパしない事や、デフォルトのベルクロが短いのもアリ、今回もBOOSTERに。

いざ交換となると、DYNAFITのベルクロの固定が複雑で、面倒。
とりあえず、古いBOOSTERの穴をトレースして、半田ごてで穴を開ける。

この方法は、ナイロンストラップの場合、穴空けと解れ止めが同時に出来るので仕事が速い。以前はポンチで穴を開け、半田ごてで溶かして解れ止めしていた。
本来は、後者の方が厚みもでないのでスマート。

取り付ける前に新品と比較してみるが・・・
僕のレベルじゃ・・・交換の必要も疑問。

でもせっかくなので、新品に交換しパズルのようなリアスポイラーに固定。

新品のインプは・・・シーズン中ならまだしも・・・
来年じゃあねぇ~

2014/01/06

DIY サーモインナー成形[DYNAFIT Titan UL]

デフィルトのサーモインナー(成形前)

年末に、家族不在の合間に[DYNAFIT TITAN UL]のサーモインナーの成形をこころみる。
手順は以前のとおり、熱湯による内側のみの成形だ。

ただ、今回は以前書いたとおり、爪先が少しあたるので、その辺りを重点的にスペースを作る事をメインにパッティング・・・・
これがのちのち、仇に・・・?!

そもそも、成形前のインナーでも使用出来ない事は無かったので
パッドは、軟骨の出た右踵裏と踝、それにべた足の僕は
側面の圧迫が強く残るので、1枚づつパッティング。

爪先だけは重点的にパッドを重ね、親指先にはもう一枚貼ってみた。

今回はインナーブーツを、シェルに入れずに熱湯をそそぎ、爪先だけは
外皮をホットガンで加熱しながら、15分程加熱してみた。

ブーツに入れたビニール袋は、実績のある市指定のゴミ袋とスーパーの袋。
※同素材だと溶解する温度が同じなので、念のため二重にした袋は明らかな素材の違うものを使用。透明のモノより不透明の白いモノの方が熱に強いようだ。

今回のサーモインナーは、前回と違い、靴底はサーモ素材でないため、潰す必要がなく、インソールを入れたまま熱湯を注いだ。

15分程して、両足の熱湯を捨て、ビニールを抜き
ホカホカのインナーを履き
シェルに押し込める。

バックルは前回の反省から・・・MAX締め上げる!!

時々外に出ては、シェル後と冷やし・・・30分程我慢する・・・
15分も過ぎると、たまらなく痺れ・・脱ぎたい衝動に駆られるが
ひたすら我慢・・・それでも、辛くなるとバックルを一旦外し、締めなおす。

何とか30分がまんして・・・
※本来はもっとしっかり冷やす必要が有るかも?
インソールは一番薄い「B+」で成形

マジで冷や汗がでてきて、気持ち悪くなった所で・・・ブーツを脱ぐ!!

一応、これで完成。

前回のラッピング式のサーモインナーではなく、足形(ブーツ形状)になっているので基本的には内側だけ成形出来れば良いので、熱湯成形は有効だ。

インプレッションは後日・・・

2013/12/27

ブーツインプレッション[Dynafit titan UL]#1

遂に来た!

ホームのオープン日ブーツを受け取る。

念願の[Dynafit titan UL]だ。

ただ、手配して頂いた知人から
「メーカーのミスで、25.5cmでなく25.0cmが来てしまい、
メーカーが言うには25.5cmと25.0cmは、中の中敷1枚の差なので
取れば25.5cmだというのですが・・・」
※丁重におことわりを入れられ、申し訳ないのでBa2neインソールをサービスしておきますとの事。

スキーブーツは通常2サイズ1シェルがスタンダードなので
「アーいいですよ問題ないです」と言ったのだが・・・・これが・・・

今履いているRexxzamはもちろん、今ではLangeですらほぼ同じ企画を取っているはずで
僕の25.5cmは6シェル(25と25.5)のはず・・・
シェルサイズは26cmから7シェルになるから、ちょうど僕のサイズは境目のはずだ!

インナーブーツも基本的にソレに準じて2サイズ1インナーだと思っていた。
※いや、そのはずだ・・・!

しかし、この[Dynafit titan UL]。
このインナーの爪先の形状が・・
インナーブーツを履くと確かに爪先が当たり、サーモインナーとは言え
少々キツい・・インナーのソールサイズを比べても、明らかにDATAのインナーよりも小さい!!

中のインソール長で言えば1cm程サイズが小さいのだ。

DATAのインナーで履く分には、緩いくらいなのだが、
ノーマルのサーモインナーでは履けなくはないが・・長時間は厳しい。

しかし、中のインナーがこんなにも違うのか?

Dynafitのインナーをまじまじと見ると、踝の部分に「250]の刻印が・・!?
「まさか?5mm単位のインナーブーツが設定が在るの?」

25cmのインナーに調整中敷を入れて24.5cmとして使うとは考えにくい。
デフォルトのサイズ設定が小さめと理解する方が正解であろう。

インナーブーツの専門メーカーSidasですら5mmという事は無いはず・・・

半日、ノーマルインナーを試してみたが・・・ちょっとそのままではやはり厳しい。

最悪、爪先のステッチをほどいてネオプレーンを抜いたしてスペースを作るか?
※そんなチューン?をするショップもあったな・・・

ATブーツと、Alpenブーツではやはりインナーの重量も違い
サーモでもある[Dynafit titan UL]のインナーは明らかに軽量だ。

ゲレンデはともかく、 BCに行くまでには何とかノーマルのインナーを使いたい。
とりあえず、熱湯成形を試みてみるか!

2013/12/25

インソールの黒テープの謎!?



ブーツチューン(インナー/インソール/シェル加工)はもちろん、普段のインソールの微調整まで
遠く関東まで年に何回か行っているようだ。

そのブーツチューンについては、以前も書いたが、素人目には???なモノも多い。

その中でも、そのショップのインソールに決まって貼られる、謎の黒いテープ。
ちょうど踵の前位に、横に真っすぐ貼られた薄い8mm幅ほどのウレタンテープ。

何の意味が在るのかと?友人達に聞いても、明確な答えは返ってこず
「バランスが良くなる」と聞いているとか?
インソールの加工の他、このテープを貼るだけで、3k!だとか!!!!

意味も解らず3k払うの???
このテープに?
磁気テープ?
何なのこれ?
ただのウレタンテープに見えるけど?

何にしても、そのテープに3kの価値が在るとは思えなかった。
しかし、同ショップのユーザーのインソールには決まって、この黒いテーブが貼られていた。

今シーズンも、再びブーツを作った友人がおり、インソールにはまた例の黒いテープが・・・・

やはり、友人に聞いても明確な答えは得られず・・・ソレを見ていた
SAJのイグザミナーでもある、ヒュッテのオーナーが
「それは・・古武術の・・・・が言っている・・・・・・・するとバランスが良くなるってやつじゃね?!」
「実験してやるから、鉛筆2本もって来な・・・」

中略

足裏のある部分に2本の鉛筆を踏んで、肩を押された場合と、無い場合での差を体感する・・・・
「え!違うね」
「だろ!?これはジムのじいさんばあさんでも、ちゃんと体感できるんさぁ」
別に鉛筆程じゃなくても、細いヒモでもいいのよ」
足裏の感覚が、自然に上体を修正するので、姿勢が補正されバランスが良くなるんさぁ」と・・・

効果と意味が解れば理解出来るが、3Kは・・・
ただ、これでお金を取っているショップもある訳だから、正確な位置に付いては記載を避けさせて頂く。

で、早速お気に入りのプロパーソールに貼ってみる。
少し、某ショップのものより厚みが有るため、違和感は有るが
効果も明確に解るかな?

週末、ゲレンデでテストしてみようと思う。

2013/06/10

2013ブーツ考


今シーズン3種のブーツで、滑る機会があった。
(またまた長文にて・・・すみません。)

■所有するブーツのメイン:REXXAM DATA97
■TLT導入の為に購入した:TECNICAなんちゃらの130
■来期購入予定の:DYNAFIT TITAN UL

それぞれのインプレッションは、機会があるたび書いたので省略。

ここでは、履き比べと言うよりは私的な
ブーツフィッティング/チューンについて、思った事を書いてみたい。

ブーツのチューンナップ(アップ)というのは
メーカーのデフォルトではカバーの出来ない
ユーザーの身体的、技術的問題を補う/補正するものだと考えていた・・・
そういう時期があった。

実際ネットの多くの情報はそういった「効果/必要性」について記載が多いののも確かだ。

僕自身も、数年前まではチューンナップと呼ばれる
高価なフィッティングにお金をかけた時期もあった。

しかし、上記の3機種はシェルの加工はもちろん
インナーもノーマルだ。
※全く手を入れない訳ではないが、基本パッティング位。

この3機以前に購入したREXXAM(フォルテ?)以来シェル加工はしていない。
※この時もゲレンデで友人のREXXAMで自分の板を履き、自分の板が自分のブーツより自在に動いた事に驚き!ゲレンデからショップに走った経験がある。

ソレまではインソール、フォーミング、シェル出しは
ブーツを替える際のデフォルトだった。
※そうしないと自分の足はイレギラーな形状で、ノーマルは履けないものだと
思い込んでいた・・・こう思っている人は意外に多い。

今まで当たり前のごとく作っていたインソールすら、今ではプロパーを使用している。

ソレには幾つか理由があるが、大きな理由としてはコストに見合った結果が
(無いとは言わないが)曖昧だという事。

そもそも、僕のような一般ユーザーは、チューンの目的が曖昧だ。

チューンと呼ばれる加工が、具体的に必要な加工なのかどうか?
フィッテイングなのかチューンなのか?
も判断がつかず、ただ加工者の経験、主張に依存している場面は少なく無い。

[ノーマル < フォーミング]
[プロパー < カスタム]

という先入観があり

[フィット感の向上 = チューン]

だと思っているふしはある・・・

ましてや、スキーと違いブーツは履き替えて比べる場面は極めて少ない。

ショップチューンの場合、
シーズン前に加工し、シーズンをとおして履き込んでいき
ユーザーがノーマルの状態と比較する事も無く、加工が施されたモノを履くのが普通だ。

もちろんシーズン当初からベストの状態でシーズンインしたいと言う事でチューンする訳だが・・・
加工されてしまったブーツ特性はノーマルと比べて向上したかどうかは?
厳密にはチューナーにもユーザーにも比較の機会は少ないのじゃないかと思う。

もちろんチューナーの経験、技術によりノーマルより向上?(何が?)しているという、信仰にも似た
信頼のなせる技?
ユーザー側も絶対基準が自分の中にあるエキスパート、レーサーなどは
いくらか判断がつく事もあるだろうが・・・

もちろん専門の高度な技術とセンスを持ち合わせたチューナーはいるだろうし
現に、僕も予算が許せば預けてみたいショップはある。

しかし、自分の基準が曖昧なまま、シェル加工等を前提にブーツを選ぶ事に疑問があるのだ。

僕の回りでも、有名ショップの信者は多く、かなりマニアックな加工が施されているが
ユーザーの技術レベルにかかわらず、一律同じような加工がされている。

つまり、そのショップ(加工者)の考える理想は、ブーツメーカー、ユーザーレベルを問わず
こうするべき加工があると言う事だ。

その中でも衝撃的な加工をされたブーツがあった。
その友人のブーツは、大きく発達した脹ら脛を納めるために?
アッパーシェルを大きく切り裂き
特殊な充填剤?接着剤で埋められていた。
明らかにメーカーの設計範囲を超える加工がされていた。

聞くと、ブーツの選定も本人の希望ではなくショップの選定との事?!!
※シェルを刻まれていたのは1人だけだが・・・

もちろん某有名店の加工だから、無秩序にそういった加工をしている訳では無いと思うが
加工ありきのフィッティングではないのかと?
思わずにはいられない・・・

スポンサードされている選手ならソコまでしてでも、そのブーツ履かないといけない理由はあると思うが・・・
ブーツの設計を越えてまで、加工する必要が一般ユーザー側にあるとは思えない。

今シーズン履き比べのできた3機種、それぞれの個性はあるし、
フィット感もコントロール性も全く違う。

今までは、そこそこ収まれば幸いで、最後の詰めは自分でパッティング、
シビアに行くならフォーミングするしか無いと思っていた。
既製品である以上、平均値で作られたプロダクトは、個人にフィットするはずが無いと、
ある程度の妥協が必要なのだと思っていた。

しかし、来期購入を決めたDYNAFIT TITANは、
REXXAMでもフィットしきれない部分が、僕の足形で作ったんじゃないかと思う程しっくり来るのだ・・・
※デフォはサーモインナーになるので、また印象は若干変わると思いますが・・・

感覚的には
  1. REXXAMが75%
  2. TECNICAが45%
  3. DYNAFIT TITANが90%位
のフィット感イメージ

デフォルトのプロダクトがココまでピッタリ来る事を経験すると
大げさな加工がどうなのかと?

先入観を捨てて探せばあるんじゃないかなそのまま履けるブーツ・・・
と思う訳です。

そんな事を思ったシーズンでした。



2013/05/20

インソール考 Formthotics(フォームソティックス)#1


以前もインソールに付いて書いた事があるが
最近は、オーダーインソールとされるカスタムインソール?の使用はあえて避けている。
理由は前のブログに書いたので割愛するが
なかなか、プロパーの良いインソールに出会わない。

以前のモデルと違い、だいぶパッケージ、質感共に良くなった・・?
そんな中、気になるインソールがある。
現在は千葉にあるTOP-RUNという会社が扱う
Orthotic(オルソティック)というニュージーランド製のオーダーインソールと
Formthotics(フォームソティックス)という同じくニュージーランド製のプロパーインソール

ココで言うインソールとは構造医学の学問上から発生した矯正具を指し
僕らスキーヤーがよく知っている[SIDAS]等のカスタムインソールとは別物(らしい)。
※詳しくはココのブログを読んでいるとよく解る。代表は電話では柔らかい口調だが、ブログはなかなか辛口。

いままで、スキーをとおしてインソールの重要性は理解しているつもりだったが少し疑問もあった。

フィット感は重要だが、足形がとれればそれで良いのか?
さまざまな理論や蘊蓄が正しいのかどうかよく解らなくなっていた。
だから、プロパーのものを試す様になったわけだが・・・

ココの扱うFormthotics(フォームソティックス)と言う、プロパーモデルを購入してみた
以前、同社が扱うプロパーモデルを購入した事があるのだが、普段履きで使用していて調子が良いので
今回スキー用がラインナップされた事もアリ、購入してみた。
※ただスキーシーズンも終わりスキーでの使用は来シーズンのブーツが来てからの予定だが・・・

来た商品を開けてみると、以前のものと同様にEVAスポンジの削りだしの一枚もの。
他メーカーのような複合構造ではない。
※バリエーションタイプには2枚構造ものもあるようだ。

最近流行の中央の盛り上がりも無く、特定の部分を刺激、矯正するような形状は見受けられない。

決定的に違うのは、インソール裏がフラットではない事だ。
※特に踵がフラットでないのは珍しい・・と思う。
見ると、以前のものもそうだったが、土踏まず外(小指側)から踵にかけて大きく2段にえぐれている。
※最近のスキーインソールでも土踏まずはフラットにせずアーチ上に削り動ける様にするというのが定番だが
スキーの場合、踵は基本フラットだ。各メーカーのプロパーモデルもココまで削り込んだものは無い。

踵のカップ部は厚さの割に深く、後ろから見ると表側も土踏まず側から大きく傾斜がつき
インソール自体にほぼ平らな面が無い。

今まで試した、プロパー&カスタムインソールの多くは土踏まず部分を立ち上げる事で、姿勢を制御するものが大半だったが
裏/従来のスキー用とされているものは、通常土踏まずにくぼみがある事が多いが、踵側がアウトサイドに大きく削り込まれている。
このFormthoticsは、足裏全体に傾斜があるように見受けられる。
裏面の削りとあい余って、かなりアウトサイド側に傾く様に作られている事が解る。

最近は土踏まずの縦アーチ(?)だけでなく、母指、少指球にかけての横(?)アーチを意図的に作る形状が流行だが
このインソールは斜めに見ると、そうとも言えるが、全体的にはむしろカップ形状が目立つ。

詳しい意図は解らないが、今までのプロパーモデルとは一線を引いたものだと感じる。
価格も良心的で、1M以内で購入出来る。
※他メーカーでもプロパーモデルは皆コレくらいの価格帯だが
その効果も似たり寄ったりで、余り効果を感じるものは少ない。

スキーモデルは、ドライヤーで簡易フィッティング出来るようだが、
とりあえず通勤用の革靴に入れて試してみた。

前回同様の形状であるので慣れもあると思うが
非常にしっくり来る。インソールの素材が以前のものとは違い、アタリが柔らかいのにコシがアリ
履いて気持ちがよい収まり方をする。
※以前のものはこのメーカーのライセンスものだったらしく、少し印象が硬かった。
その時は、慣れるまでは踵の外側に少し痛みが出た。

今回のFormthoticsは、今まで使ったスキー用のインソールの中では一番アタリがソフトだ。
Bane2なども、だいぶ柔らかい方のインソールと思うが、Bane2の様なゴムの弾力のような柔らかさではなく
履いて気持ちのよいアタリ方をする。

とかく、スキー用はそうだが、アタリの硬いインソールが多く、矯正する為の硬い部分と
衝撃、可動部分の柔らかい部分とを素材を替えたものが多い。

部分的に素材を替えたものは、素材ごとの機能がある様に感じるが・・・
衝撃吸収、剛性を部分的に受け持つ為か、
結果、硬い印象のモノが多い気がする。※特にスキー用は

もちろんグニャグニャのアタリだけを柔らかくしたインソールでは矯正はもちろん、安定もしないが
Formthoticsは、素材の厚みで剛性を調整しているのか、部分的な素材の違いによる不自然な硬さ/柔らかさが無い。
その辺りが非常に、履いて違和感が無い。
sidasなどのカスタムインソールでもこんなアタリの柔らかさ、フィット感?は少ない様に思う。

厳密に言はスキーの操作だけに絞ればもっと硬質なものの方が良い場合もあるのだろうが
僕はプロパー、オーダー(カスタム)を問わず「スキー用」とされる硬質のインソールは、踵を中心に痛くなる事が多い。
特にBCなどでは、足形になったカスタムインソールでも硬いが故に、疲労が溜まる気がしている。

インソールの効果については、様々な宗派?!信仰?があるので一概にコレがいいとは言えないが
プロパーインソールの中でFormthoticsは数少ない、
僕にはハッキリ、履いていて気持ちのよいインソールだと言える。