[RC600GR]のプレートはビスに稼働域がもうけられているものの、プレート裏のスキーに接する面は薄い滑り止めのゴムが貼られ、スキーに密着する様な素材になっており、ビス穴付近は、若干その分隙間があり、スキー側のトップシートのビスを揉んだ際の盛り上がりも、あまり気にならない様な形状になっていた。
※比較的、板と密着して固定されるプレートだという事。
当然、エネルギーロスも少ない代わりに、しならせるにはエネルギーがいる事が容易に想像出来る。その上硬いのだから・・・
しかし、[FM600]の方は経年劣化?もあると思われるが、裏面に密着しそうな素材ではなく、ビス穴周辺の方が若干高く設定されており、むしろトップシート上をプレートが滑り易い形状となっていた。
※つまりこのプレートは固定されているトップ側の2本意外はプレートがスキーの上でスライドするので、容易にブーツトップを中心にしなるが、エネルギーロスも大きい操作性を重要視したプレートと言える?
そうするとビスを揉んだ際の膨らんだトップシートをそのままに[FM600]プレートをつけると点で接する事になり、あまりに接地面が少なくなるので、カッターの刃でビス穴周辺を平にした。
※これで幾らかは面での接触になるだろう。
あと少し気になるのが・・・
[FM600]のビスと[RC600]のビスが、微妙にスクリュー部分が少し太さが違うような?
※#1でも書いた様に、ネジの+部の形状が違った事もアリ、若干の仕様変更はある物だと思われるが・・・スクリュー部も全く同じと言うわけにはいかないようだ。
といっても、サイズが違うという程でなく、年式による生産ロットの違いというレベル。
当初、ビスとプレートは同年式の物を使う予定だったが、仮止めしてみた際1本だけトルクが浅い(手応えが軽い)ビスがアリ、そのビスを[RC600]のビスで締めるとやはりキチット締まるので、やはり板側に合わせたビスを使用する事にした。
※本来なら始めからそうするべきだった。
まあ、気を取り直しビスを全て外し、タイトロックをつけ直し締め直した。
ようやく同じトルクで20本締まった。
しかしこれで、[KC-RV17]もジャンク行き!?
コイツも恐ろしく手間をかけてワックスを入れたのでものすごく勿体ない・・・・