前回立山に行った際は、テント泊という事もアリ
GREGORY Baltoro75にOSPREY switch26を括り付け総重量30kgオーバーで行った。
今回は、雷鳥荘泊なので基本的には昨年同様、OSPREY switch26にサブバックを付けいくという方法でいいのだが・・・
OSPREY switch26の26lで行けない事は無いが、BCギアだけでも結構パンパンで、脱いだウェアなどは複数枚は厳しかったりしていた。
となると、40lクラスのザックが欲しい所だが、買い直す予算もない。
Baltoro75は、流石にデカイと思ったが本体の大きさは、65lモデルと変わらず
上部の雨蓋の容量が違うだけなので、ザック自体の大きさはさほど大きくもない?!
むしろ、このクラスのザックのフィット感は、中型ザックとはひと味違う。
コンパクトに締め上げれば行けそうだ。
ただ、BC用とするには若干問題がある。
Baltoro75のように、無雪期のザックにはアバランチギアを収納するスペースというのが用意されていない。
となると、ザックの外にくくり付けるか、本体に収納する他無いのだが、
- ■シャベル(ブレード/シャフト)
- ■ゾンデ
- ■シール
- ■アイゼン
その他
- ■ツェルト
- ■ヘッデン
- ■針金/タイラップ
- ■ドライバー等
などだが
当然、使用すれば濡れるものも含まれるので、1気室のザックではパッキングに工夫がいる。
かといって、緊急時に取り出しにくくては困る。
外にくくり付けても、取り付けが甘ければ、滑走時問題が出る
転倒して外れたり緩んだりも想定しなければならないから
基本的にはザックの中に入れるのが好ましいと思っている。
しかし、上記のギアはかさ張る上、スムーズに取り出すには
ただスタッフバッグに入れれば良いというものでもない。
この状態でスタッフバッグに入れて使う/表 |
そこで、こんなの作ってみました。
少し大きめのスタッフバッグに合わせ、ポリプロピレンのシートを切り
幾つか、塩ビで作った筒をプラリベットで固定し、
ホルダー?をつくり
その他、ショックコードを幾つか固定した。
いわゆるBC用のバッグのアバランチ収納スペースにならい、収納位置を固定するためのギアホルダーを作ってみた。
ホルダー?をつくり
その他、ショックコードを幾つか固定した。
いわゆるBC用のバッグのアバランチ収納スペースにならい、収納位置を固定するためのギアホルダーを作ってみた。
コレをを丸ごと、防水のスタッフバッグに入れて使う。
すると濡れるものはスタッバッグで隔離され、緊急時もこのスタッフバッグを引き抜くだけで、シャベル、ゾンデが一緒に引き出せる。
こうする事で、緊急時必要なものだけをまとめて出す事が出来る。
アイゼンはショックコードで仮固定 |
そして、今後は無雪期用のザックでも、このスタッフバッグを入れる事でBC用とする事が出来る。
[表]
両サイド/ゾンデ・シャベルのシャフト
中央/アイゼン
タイラップと番線 |
上部小物入れ/ヘッデン・ダックテープ等
上部スリットにツェルト固定
中央/針金・タイラップ
サイド/シール
サイド/エマージェンシーKIT(予定)
サイド/エマージェンシーKIT(予定)
取り急ぎ作ったのでサイズや、取り付け位置などが悪いが
とりあえず使用に支障はなさそうだ。
実戦で使ってみて、またちゃんと作ろうかな?
自分が使うだけだから見かけが悪いのは・・・我慢しちゃうんだけど
ザックの外にシャベルを固定するギアは市販されているようだが、
BCギア一式というのは新しいのじゃないかなと思う。
これで、無雪期のザックでも、1気室のザックでもBCで使用出来ます。
来週、立山でテストです!
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