2013/09/28

Ka`Tuneup?[Vector glide CORDOVA]#2

預かり物の[Vector glide CORDOVA]


先日、預かってきた山使いのシロコル(白いコルドヴァ)
山使いの板は、ゲレンデ使用の板と違い、ダメージが深い・・・

預かった物の、案の定。エッジのダメージが酷い。

僕の山板も同じように、岩場を登坂したりと、ソールは案外シールで傷つかなくても
むき出しのエッジは、岩をよけるが故に「ガリッ」とやる。

すると、簡単に言えばエッジの角が欠け、一見、大きなバリが出たようになるが
欠けているので、ちょっとやそっとファイルを当てた位じゃ、角は出せない。

山仕様の板はなにしろ、エッジを維持するのが難しい
ゲレンデ板のように目立てというより、リペアなので、ある程度は妥協も必要

ソールもおそらくキャンドルでリペアしたのだろうが
ところどころ、剥離している上、ススが目立つ。

大まかにリペア部を削る
とは言うものの、手もちの(白)リペア材が柔らかい[TOKO]しかなかったので
直したかったが、やり直さず凹み部だけリペア材を入れ埋めた。

ある程度、リペア部を平らにした上で#280のペーパーを木片に巻き
ひたすら削る。

あまりWAXが入っていないせいか、思ったよりは削れるが
コノ段階で、エッジごとフラットが出るのが理想・・・
ただ手作業で、シンタードベースをそこまで削るのは難しい。

ベースでおそらく1°入ったベースをエッジごと木片で削れるまで削るのはほぼ無理。
※正直、ここまで傷が深いとファイルをあて傷を削る事でベースエッジが緩くなるのは否めない。

それでも、汚れごと一皮むき終わり、ベースエッジも
とりあえず引っ掛かりはほぼ無くなった。

脇に転がるペーパーの白いのが
削られたソール。
次に、ボーダーカッターでボーダーを取るが
その時点で、当てたボダーカッターがガタガタ安定しない。

荒めのファイルでノコギリのような状態を削りならす。

赤のマッキーでサイドエッジを塗り、均一に削ってみるが、
やはりダメージの深いエッジ部は
ベースとサイドの間にもう一面?!ノコギリ刃が残る。
※ベースとサイドの面の間に赤く細いノコギリ面が・・・

このノコギリ部を取るには、サイドもかなり深く削らないと行けないが
部分的にソレをやると、エッジの厚みが部分で薄くなってしまうので
なんとな〜く、ソレとな〜く前後をぼかす・・・・?


荒目のファイルで、ガシガシ削り、傷の深い所でアベレージを取ると、おそらくエッジは半分に!
レーシング仕様になってしまう。

初めて、フィニッシュパッドの
荒目を使った!
荒目、中目、石を繰り返し、様子を見ながら
削りすぎないように注意して、妥協ラインを探す。

個人的には、奇麗にしてしまいたいが、傷を取るが故に
ベースがタレてしまっては意味がない。

それでも、殆どノコ刃部が無くなり、傷は残るが角がやや出た。

とは言うものの、もう一度ボーダーを削り、もう一立ててしたいところだ・・

とりあえず、手持ちの柔らかいワックスとブロンズでガシガシを繰り返し保管。
ワックスもしっかり入れてあげたいので、
もう少し、エッジが仕上がったらワクシングに入ろうと思う。

2 件のコメント:

  1. 「チューンナップと言うより、ちょっとした工事」と言う感じになってますね!
    綺麗な面とシャープなエッジになり、ワックスも良く効くと良いですね。

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    1. だいぶ出来ました・・・!
      後は、カサカサのベースにワックスを・・・
      既に4、5回柔らかい奴入れましたが、ようやくココからRED入れ始めます。

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