リフトからポタポタオイルまじりの雫が・・・・
リフトを降りるや否や雪でこするが取りきれない。
※おニューなのに・・・・
いつもならシーズンオフにやるだけなのだが、
仕方が無いので、帰宅後洗濯!
今年購入のウェアは上下共にGORE-TEXなので専用洗剤で洗う事にする。
僕のウェアは3レイヤーなので、GORE-TEXを表地、裏地でサンドイッチした3層素材。※2レイヤーは表地とGOREで2層素材。
専用洗剤?としては[NIKWAX]が有名だが、手元に[Revivex]の洗剤と撥水剤、それと[XT PROOFER]というスプレー式の撥水剤があったのでそれで洗い、撥水加工もする事に。
というのも、GORE-TEX自体の防水性はメンブレン自体の劣化が無い限り変わらないはずだが、表地の撥水が落ちる事で水の皮膜が出来、通気性が著しく落ち、結果内側がムレて濡れる事になる。
※だと理解している。実際の事はメーカーサイトを読んでもよく解らない。
ただ汚れや一般の洗剤などに含まれる蛍光剤などが定着すると水を誘引し表地を濡らし水の皮膜を作る事になるらしい。
なので、高機能ウェアはむしろマメに洗う方が性能を維持しやすいと聞く。
■まず、ウェアの汚れのヒドいところに直接、洗剤の原液を歯ブラシでゴシゴシ。
■洗濯機に温水をため洗剤をおおよそ指定通りに?直接洗濯槽に投入。
※寒い季節な事だった事もあり。取り説にしたがった。
■ウェアの上下を投入。
※無用なストレスを与えない様、ファスナーやフラップを全て締める。
■「洗濯-すすぎ-脱水」で洗濯機をセットし回す。
※脱水はウェア自体が水を通さないためほとんど効かず、場合によつては洗濯機が揺れる場合もあるので注意。
■洗濯終了
今度は撥水加工
■脱水後そのまま温水を規定量満たす。
■撥水剤を規定量直接投入。
■「洗濯ー脱水」でセット。
※洗濯は撥水剤を全体に行き渡らせるだけなので10分にし、すすぎはせずに脱水する。
すすぎをしてしまうとせっかくの撥水剤が薄まる。
■終了後、ハンガーに吊るす。
※ただし、防水ウェアの脱水はほとんど効かないので水が滴る。
嫁さんに怒られない様に床にタオルを敷き、大まかに水を切る。
■吊るした部屋に乾燥機をセットし、「強」で運転。
■オプション:撥水剤を重ねる。
まだ濡れているうちに、主要な部分に[XT PROOFER]をスプレーし、
たれる分は生地同士をこすりなじませる。
※あとで気がつくのだが素材の部分によっては少し色むらが出た。
やはりこの手のケミカル品は同一メーカーでないと問題が出る可能性があるようだ。
■一晩、乾燥機を「強」運転させ乾燥。
一応これで終了でも良いが、
※このままだと洗濯機でぐるぐるされたウェアは幾分ヨレた感じになる。
今回は念入りに・・・
■オプション:アイロンをかける。
アイロンする事で撥水がより定着する?らしい。新品とは行かなくてもヨレはいくぶんましにはなる。
※アイロンは「低」でも直接は怖いし、強くあてると変な光沢がつくので僕は、
クッキングシート(テフロン加工された料理用の紙)をあてながらファスナー部を避けかけた。
■終了!
ほぼきれいになったが、一部強烈なオイルジミは残った。
まあ仕方が無い。気休めでも防水スプレーしておけば良かった・・・
GORE-TEXの場合、撥水スプレー(通称防水スプレー)も安価なシリコン系でなくフッ素系の物でないとその性能を生かせない。
その上、[XT PROOFER]と違い生地の表面に皮膜を作るだけなので、こすれば落ちてしまうので、持続性はほぼ無いとかんがえたほうがいい。
GORE-TEXのウェアは高価なだけに、ちゃんとした手入れをしてちゃんと機能してもらわないと勿体ない。
クリーニング店でもGORE-TEX専用クリーニングは余り聞かないので、専用の扱いをして頂けるところは少ないだろう。
その上、GORE-TEXはクリーニングでダメージを受けていても気がつけない場合が多い。
お金を払ってトラブルは納得出来ないが、自分でやらかしたトラブルは納得出来るから、僕は何でも基本的にDIYだ。
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