2015/01/05

2015 あけましておめでとうございます[VECTOR GLIDE AVENTURA GLASS]

初「裏」も先客が・・・
あけましておめでとうございます。
今年も、拙い内容ですが『Ka'Tune』よろしくお願いします。

今シーズンTVでは、「雪害」などと疎ましく言われるシーズン始めですが
スキーヤーにとっては、上々の出だしかと・・・思います。

僕も、ホームゲレンデのオープニングより膝パウダーを頂き、
12月に速くも裏・・・も頂き。
なかなか、ココ数年無いスタートとなっています。

ようやく、AVENTURAもパウダーで乗る事が出来、
ベースを0.5°落とした事も在り、手応えが出てきました。

地味なコスメは絵にならないな!
グルーミングでも、ARMADA TSTのような「パタン!」というような切り返しでの捉えが一瞬、希薄に成るような事も無く、トップもロッカーを感じさせないシットリとした捉えがあり、本当にオールマウンテンスキーと言っても良いのではないかと思います。

溝コブも何とかなりますし、
パウダーではセットバックと微小なロッカーとトップ形状が、浮力と速度を良い具合にブレンドしてます。

ARMADA TSTの様なロングノーズ系の板と違い、圧倒的な浮力の中で、傾くだけで滑れてしまう板ではないですが、パウダーの中でも速く、まだまだ僕には精進しなければならない様です。

当初、手元に来るまでは、

  • センター100mm
  • トップ130mm
  • トップロッカー
というだけで、似たようなカテゴライズの板かと思っていましたが
全く違う乗り味で、本当に技術さえあれば、何処でも使える板なのは感じます。

少し前までは、センター100mmオーバーのファットというのは、オールマウンテンと呼ぶのは少し無理があったような気もしますが・・・AVENTURAの懐の深さはオールマウンテンカテゴリーその物の様に思います。

Vecterに限らず、各社ファットのカテゴライズが成熟してきているのだろうなと思います。

ロッカーについても、成熟度が増し、似たような形状、似たようなスリーサイズでも
ROSSなどは、昨年までの物とは全く違う板になっていました。

ただVecterは、やはり「簡単」という事は無く・・・AVENTURAと言えども、それなりに技術を要求されますが
その分、自分が操作している感覚はあります。
※同時に操作出来ていない感覚も・・・あります(泣)

今の所、AVENTURAを一言で表すと「良い塩梅」・・・そんな板です。
何か特殊な技術がいる訳でもなく、パウダーでも、圧雪でも特殊な事を要求されないのと、
特殊な乗り味でもない・・・
全てが「ちゃんと」していて、「ちゃんと」操作すれば「ちゃんと」何処でも滑れる板かと思います。
※ちゃんと・・・ね(苦笑)

パウダーもグルーミングバーンも、どちらかに偏る事も無く、同じような感覚で入れます。

まだ、操作の感覚ばかりが気になりますが、速度域の高さは感じます。
AVENTURAは、勝手に優しい板だと思い込んでいましたが、やはりそこはVecter。
芯があります。
レーシングモデルのような硬さは感じませんが、しなやかであっても、柔らかくはないので
絶対的な速度域は高い次元にある板なのだと思います。

まだまだ、コレからコノ板との距離を縮めていきたいと思います。

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