2013/06/19

道具の価値 ?


12-13シーズンは、立山テント泊にはじまり、
足りない山(BC)道具を買いそろえるだけでも、かなりの痛手で
僕のお財布事情は、悪化の一途だ。

最初に買ったビーコン。
最近では「ポチッ」も、極力控えている(笑)

ゲレンデスキーであれば、初心者は安価な初心者道具から始めるといった事が基本で、
上達を助ける事も多く、逆に上級者モデルが上達の妨げになる事すらある。

しかし、BC道具はソレが無い・・・
初心者でも、山で求められるものは一緒。

初心者だから、低価格のもので始めるといった事が出来ない。

そもそも、安価な初心者モデルといった
カテゴライズが殆どない。

少しBCをかじると、すぐに思う事がある
買いなおしたビーコン。

「なんで、こんなモノがこんなに高いのだ?」

ウェア1つでも、こんなペラペラのカッパと違わないものが
スキーウェアの2×~、カッパの5×~!!

スキーはともかくブーツ、
ビンディングにいたっては2×~

そして、大半はゲレンデスキーとの兼用が出来るようで、出来ない。
似て非なるものが多い。

かといって、アウターに10M~かけたら、インナーは安物でという事も難しい。
結局アウターに10Mかけたら、インナーも同額くらいのモノを重ねないと意味が無い。

初心者だから、ユ◯クロのダウンやアンダー、有り合わせの道具で済ませるといった事が出来ない。
むしろ、それが出来るのはエキスパートだ。

よく言われるのは、山道具は、「価格と重量が反比例」の関係にある。

山ではギアの重さが行動を大きく制限する。
単純に軽ければ疲労を押さえる事が出来、
万が一の場合は生存率すら変わって来る。

そう言われると頭では理解できるものの、
実際購入するのは下界のショップの中か、PCの前なので、
極限をイメージする事は難しく、
ましてやビギナーには想像すらつかない。

それに軽量化によるメリットは単品では想像し難い。

僕が想像できるのは、財布の軽量化だけだ(泣)

とはいうものの少しずつ経験を重ねると結局・・・

「良いものは高い。」

という、単純な構図が見えて来る。

Nさん曰く
「高いものはソレだけの価値があるから高い訳で、
安物は山で後悔する事が多くなる。」
というのだが・・・確かにその通り。
価格の「大は小を兼ねる。」

その通りなのだけど・・・100均で何か使えるものが無いか・・と
「小で中くらいは兼ねるんじゃね・・・」と考えているような僕には、いささか耳の痛い話だ。
※ソレが数グラムづつ負荷をかける・・・のだが。

現実、僕のポチッ遍歴を振り返っても
「安物買いの銭失い」は・・・・・確かに多い。

現在所有の山道具のうち買い直したいものは数しれず・・・
実際、買い直したくても買いなおせないモノも多い。

遠回りも、経験として必要だと思うが
今となっては、手元にすらないモノを数えると・・・・

無駄としか思えない。

コレからBCを始める方・・・

最高がベストです・・・安物にベターは、ありません(泣)

2 件のコメント:

  1. 「安物買いの銭失い」は・・・・・確かに多い。

    ★印私もそう思います。
    しかし良い物は高すぎて、手が届きません!

    なので、こちらはひたすらジャンクを集めて改造しまくります!

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    1. 結局、高級品(本物)を長く使うのがベストなんですが・・・・

      先立つものが無いので、代用、加工といった思考になりがちです。

      しかし、僕の場合は結果、加工のコスト、時間、コストパフォーマンスを考えるとビミョーですね。

      まあ、加工の時間が楽しめているのでプラマイゼロと考える様にしてます。

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