ストックが欲しい・・・
今シーズン何度かBCに行くたびに、買いなおそう・・・
欲しいなー・・・と思うが、中々買いなおせないものにストックがある。
弄り過ぎて原型が解りづらい・・・ですね。 |
折ったりすれば、買い直すきっかけになるのだが
僕は物持ちが良いようで、アルミ時代からストックを折った事はほとんどない。
※アルミ時代に、それでも2回程はあるかな・・・
今、BC用として使用しているのはコレ。
ベースはSINANOの伸縮ストックだ。
機構はともかく、アルペンメーカーのものは滑走時のバランスは良い。
パウダーリングに交換してBC専用としてゲレンデ用のSWIXと使い分けている。
BCブームのあおり、アルペンポールメーカーもこぞって専用モデルが出てきた。
その多くが、ワンタッチで収縮出来るBDタイプの機構で
100~130cmの調整幅を持つものが多く、パウダーリングが付くのが定番だ。
※今期はSINANOもBC専用モデルが出ているが、リングはどうやら同じものだ。
山ではやや長めにセットした方が歩行時は楽だ。
しかし急斜面のトラバース時は、山側と谷川で長さを変えたりするために
ワンタッチ式の伸縮機能は、かなり便利だ。
僕の使用するネジ式のタイプは、面倒くさい上、トラブルも少なく無い。
ただ、ソレだけなら買い替えの理由にはならなかった。
僕の山用のストックを買い替えたい最大の理由は
リングだ。
大概リングはコレ・・・ |
この一般的なパウダーリングが頂けない!!
※SINANOに限らず、多くのパウダーリングはプラスチック(PU?)の一体成形の円形のモノが多い。
SHINANO、LEKI、KIZAKI、LIFE-LINK、大きさデザインが多少違うだけでほぼ同じ・・・
パウダーリングは名前の通り新雪時の沈み込みを減らすため
径を大きくし、潜り難くしたものだが・・・
これが雪が少し硬く、急斜面のトラバース時、キックターン時にリングが邪魔になり弾かれる場面がある。
※コブでパウダーリングを使うと弾かれる、アレに似た事が急斜面では大きなリングが災いし、山側の斜面と干渉し、弾かれるのだ。
すると、ストックの2度突きをしないと、安心してウェイトをかけらない。
コレが条件が厳しいハイク時、トラバース時、大きなストレスになるのだ。
シール登坂時は3点支点(スキーとストックの4点中3点を確保する)が基本だが
ストックが弾かれると、瞬間的に2点支持となりとたんにバランスが危うくなる。
その上、アルペン用のカーボンシャフト特有と思うが、
リング下が短い。
リング下が短い。
刺さる長さが短いため、単純に雪面に突いた時の保持が微妙なのだ。
その辺、BD[Black Diamond]のストックはよく出来ていて
リングが回転せず、半月状で剛性もある為、
急斜面においてリングの干渉を意図的に避ける事が出来る。
その上、BC用とされているストックはリング下が長く、よく刺さる。
剛性の高い、硬いリングは、ヒールリフターの上げ下げでも活躍する。
※プラスチックの一般的なリングは、操作をするには柔らか過ぎ、
急斜で使うには硬くて、弾かれるといったビミョ~な印象だ。
グリベル |
だったら、BDのストックを買えばいいじゃないか・・・・
ところがBDのストックはおしなべて、重い。
カーボンシャフトのモノでも、バランスもあまり良くない。
今、気になっているのは
グリベルのストックとK2のBC用ストック。
グリベルは、収納式のピッケルが付いたものや
リングが可動式だったり、無骨だけど山専という感じのポール。
ただ、ネットでしか見た事が無いので、重さも、バランスも解らない。
あと、本命のK2のBC用ストック。
カーボン製で軽く、バランスもアルペン用に近い。
問題のリングは、上位機種は少し変わった形状で
昔のクラシカルなリングのように、アルミのリング部を柔らかいPUで繋ぐ感じ、
ある程度稼働するかな・・・
※只、現物は少し硬かった、それほど柔軟に斜面にフィットする感じじゃない。
K2のBC上級モデル? |
- リングが柔らかく(硬いなら半月)
- リング下が長く
- 軽量で(スイングが軽い)
- ワンタッチで伸縮でき(100~135cmくらい)
- マルチグリップ付き
- 余りしならないストック・・・・(アルミが好み)
こんなストック無いかな~
スキー同様、登りのニーズと滑走のニーズは相容れないんだよね。
それとも、このニーズはニッチなのか?
無い場合はDIYしです!
返信削除良さそうなのをチョイスして合体させて、先端も削って違う物を接着剤でくっ付けて、伸ばしましょう。
グリベルのストックはピッケルが付いているのですか?
何だか格好良いな!
山道具のDIYって、少し気を使います。
削除よほどテストしないと、山でのトラブルは即、遭難ですから・・・・自己責任。
先端は、アルミの1本ものがいいんですけどね〜
DIYerとしては、既製品を上回るための加工を目指しますが・・・
こんにちわ
返信削除数年前の記事にコメントもなんですが…
自分は八甲田でガイドをしていたとき、スポンサーから供給されたストックの石突の部分をレキのフレックスチップ・ロングに換えてBDのパウダーバスケットを使用していました
特にシナノのポールはチップの長さがゲレンデ用の小さいリングに合わせてあるのにパウダーバスケットを付属させてきたりしており、スキーの脱ぎ履きのときに雪面に立てておいても倒れちゃう…
石突をネジ止めしたり、最近のモデルは割りピンで止めてあったりするので、そのへんの加工が出来るようでしたらオススメの作戦です
源さん!レスありがとうございます。
削除最近めっぽう忙しくて、更新できていないので、こんな古い記事にレスうれしいです。
レキのフレックスチップ・ロングの流用は結構やられている方多いようですね。接着剤は何か特別なものですか?
自分は、一度御嶽で滑落した経験があり(ブログの初期の方にも書きました)出来ればアルミシャフトの1本物を山では使うようにしています。
どうも、リング下が接続物は少し抵抗があるんですよね。
今は、重いのは承知でBDのアルミです。
またよろしくです。