2015/02/19

ワックス考[またまた?イエローについて]

今年もワックスに勤しんでいるが、流石に自分のはオーバーフロー気味?
新車のAventuraもほどほど満たされた感がある。
※12月納品にも関わらず、案外早くにベースが出来た感がある・・・それは・・・

知人から、息子用にスキーを頂いた。
155cmのOGASAKA AZなんちゃら・・・ビギナーモデル?
年式は古いが、あまり履いていないようでコンディションはまずまず。
息子が検定を受けるにはちょうどいい感じ。
ベースバーンも出ていないので、ワックスを入れるだけでよさそう。

で、早速ワクシング。

少し前までは、パラフィンのイエローなんて必要ない!なんて言っていたが、最近はちょっと考えを改めつつある。
というのも、ワクシングを行なう環境が、どうしても寒くてスキーが冷えた状態でワックスをかける事になる。
その為、一度クリーニングをかねてレッドを一度掛けて、すぐに剥がし、スキーに少し熱が入った状態で、再度ワックスをかけていた。
あたりまえだが、ワックスの伸びも良く、浸透も良い・・・はず。

息子用に頂いた板は、枯渇気味だと思い、自分の板には余り使う事の無いイエローで温め、すぐに剥がし、レッドを掛けた・・・・
「あれ?」
もともと、枯渇気味・・・だったせいか?
ソール上の溶けたワックスに細かい気泡が、目立つ。

最初のイエローの時には、さほど目立つ気泡は無かったのに?
もう片方のスキーも、同じ様にイエローで温め、すぐさまレッドをかけると同じ様に気泡が・・・
※気泡が出るというのは、ソール内の温められた空気と液状化したワックスがトレードされた結果だと理解している。つまり気泡が出るというのは、ソレと同等量のワックスがソール内に入った事による現象と思っている。

試しに、もう1セット次男のスキーをレッドで温め、レッドを掛けてみるがさほど気泡は目立たない。
ソールの枯渇具合にも左右されるので一概に、言い切れないのだが

イエローレッドと入れた方が、レッドレッドとワクシングした場合より気泡が出る印象だ。
スキーがイエローを掛けた時点で暖まっている効果もあると思うが、2回目のワクシング時の変化が、思ったより大きい。
もちろんイエローの方が柔らかいのだから、浸透しやすいというのは解るが、液状化する温度で同じ様に掛けているのだから、レッド位の温度帯なら差が出るとはおもっていなかった。
※ちなみにユニバーサル的な比較的柔らかいワックスでもこのような差は無く、どちらかと言うとレッドで温めた場合に近い。

これまで、新車やソールが枯渇している場合は、
イエロー(もしくは柔らかいユニバーサル)
  ↓
レッド
  ↓
グリーン

と、それぞれ3、4回づつ同一ワックスを続けて、ベースを作っていた。
※4回イエローをかけてから、レッドに移るという事、グリーンは、シーズンオフでないと、さすがに4回はかけられないですけど・・

そして、シーズン中はレッド中心にクリーニングをかねて1度掛けて
多少フッ素の入った滑走ワックスをかけている。この時期、滑走ワックスもメインはレッドだ。※時折入らないながらも、グリーンを頑張っていれてる感じ。
だから、僕のデフォルトワックスはレッド以上で、シーズン中あまり極端に柔らかいワックスを自分の板に使う事は無かった。

ところが、あるチューンショップのワクシングの書き込みで、下地(ベース)を作る際

やわらかいWAXをワクシング (イエロー
  ↓
硬いWAXをワクシング (ブルー
  ↓
やや、やわらかいWAXをワクシング (レッド
  ↓
やや、硬いWAXをワクシング(グリーン
 上記順番を繰り返します。

とあった・・・・?

つまり、コレまでの柔らかい方から順に硬いワックスを入れて行くのではなく
常に柔らかいワックスを入れてから、徐々に硬いものを入れて行く感じ?
※その上、最も硬いものを最初から入れている。

確かに、これまでもベースを作った後は、結果、上記に近いローテーションをしているが、常に柔らかいワックスを意図的に挟む意識は無かった。

ただ、冒頭に書いた様に、少しでも硬い耐久性のあるワックスを入れる事が重要だと意識してきたが、柔らかいワックスを挟む事で、結果浸透が促進される、もしくはワックスの結合を助ける面があるのかもしれない。
※いままでは、役に立たないイエローなどを入れるくらいなら、レッド以上を数多くいれて、出来れば硬いワックスでソールを満たしたいと考えていた。

ただ、室温の低い環境でのワクシングのも関わらず、目に見えて気泡の具合が違う事が確認出来たので、しばらく、イエローを挟んでワクシングレイヤーを組み立てたいと思う。

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