2015/02/05

クライミングスキン考[Cool-tex CT40]

今期購入のVG(VectorGlide)のAventuraには、CoolTexのCT40を合わせている。
個人的には、CoolTexCT40は2つ目だ。

これまで、少ないシール歴ではあるが、
  • G3
  • Gecko
  • CoolTex

と使ってみて、今の所CoolTexのCT40に落ち着いている。

今期もまた、新しいグルーレスタイプも出ているようだが、山道具での人柱は僕には荷が重い。

保管方法が悪かった事も在り、グルーをワンシーズンでダメにたG3から
当時、革命的だったグルーレススキンのGeckoにチェンジした。
グルーレスもメリットばかりじゃ無いが、初期不良のような事も無くGeckoは今も使用可能・・
それでも、CoolTexCT40に切り替えたのは、回りでCoolTexCT40の使用率が高かったのもあるが、その分、バグ出し済みの事も多く、トラブル回避のマージンがGeckoよりも高い気がしている。

以前もGeckoではトラブった。
※ただ今なら、アノ時、雪の付いたグルー面を貼り合わせて粘着を復活させるか、剥離している部分をスキーバンドで止めるなり、リカバーの方法も幾つか思いつくが、その時はイッパイイッパイだった。

その点、CoolTexCT40は、その吸盤式と言う特殊な構造からも、貼った直後の粘着力は低いものの密着してしまえば、強固な密着力を示す。
グルー面をグローブで触っても問題なく、弱い接着力ゆえに扱いやすさもある。
※ただ言うまでもないが、グルー面どうしを合わせる事だけは御法度だ。唯一CT40で気を使う所。と言っても実際は押し付けない限りはそれほどデリケートな事では無い。

実際の使用では、初期接着が弱いのでストックでシゴク等、一手間が必要なのだが、それでもエッジ際に空間が空いたまま登坂を始めてしまうと、徐々に雪が入り、結果シールが浮いてしまう。
そこで、僕は装着時にはBDのシール用ワックスでエッジ際をシゴイて、密着させている。
基本的にコノ方法で、途中で剥離するようなトラブルには合っていない。

しかし、こないだNさんよりVGのGeniusをシールごとお借りした際、ワックスが無く、ストックでシゴイて密着させたものの、登り返しの途中で、思った様には密着できていなかったようで・・・・
Nさんより「シールが浮いてる」と言われ、確認するとエッジ際の3cmほど40cm程と、テールが30cmほどがベロン・・・・と雪を咬んで剥げていた。

コレがGeckoかG3なら、スキーベルトで縛り上げる位しか方法が無いが、CT40なら、挟まった雪を払い、剥げた部分を再度圧着してあげる事でリカバー出来る。

普通?のシールだと、一旦付着した粉雪は払っても、一旦氷ってしまうと再粘着は難しい。※グルータイプであれば、スキーのエッジで削ぎ取るという事も出来るようだが、Geckoでは現実的じゃない。

実際、CT40は一旦剥がす事も無く、挟まった雪を払うだけで登り返す事が出来た。
※小さなナイロンブラシとワックスを持っておくべきだな

確かにCT40は初期接着時の弱さはあるが、低温時でも変化が少なく、結果トラブルに発展しにくい為、低温時でも強い印象がある。
僕がCT40を使う1つの理由でもある。

ハイクに自信の無い、ボクにとってシールトラブルは致命的ですから・・・
粘着力、収納、メンテナンス、滑走性、グリップ力・・・等々

さまざま要素はありますが、僕のスタイルでは今の所、CT40が良さげです。

2 件のコメント:

  1. 温泉しゃぶしゃぶ2015年2月9日 21:35

    こんばんは。
    私のGeckoも若干トラブル気味で別なもの必要かなと考えてました。
    テール側の端っこが粘着悪くなってきて必ず雪が入ってめくれてきます。
    さほど回数も入ってないのでなんとか持ちこたえてますが。。。
    粘着復活しなそうなのでカットしてみようかな〜
    とか考えていますがCT40も考えて見ようかなと思ってきました。
    あとは、お財布の問題ですが。。。来シーズンかな。。。

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    1. 温泉しゃぶしゃぶさん、コメありがとうございます。
      Geckoは、どうしてもトップとテールのエッジ際が乾燥して来ると、粘着力が落ちるようで、リペア材も無いので、言われる様にカットしてしまう方がトラブルを回避出来るかもしれませんね。

      今期も様々なシールが出ていますが、それぞれクセがあり、常に最新が良い訳でもなさそうですね。

      なんにせよシールは、使い慣れたものが一番のような気がしますね。

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