2012/06/09

11'-12' OGASAKA GS23 [下地完了] #10

ようやく、下地(ソール)のドライ研磨が終わり、ほどほどワックス無しの状態で、そこそこの艶が出た。


・・・・となる予定だった。


■耐水ペーパー 800#研磨
   ↓
■耐水ペーパー 1200#研磨
   ↓
■ファイバーテックス 中目研磨

まででは、さして黒くならず・・・むしろ白い。



という事で急遽、研磨グッズを追加。

細目だが硬い・・・
□ファイバーテックス 極細目
□メラミンスポンジ(激落ちくん)

ファイバーテックスの極細目を再度ローリングブラシに付け
再度研磨。

しかし、思ったよりも「極細目」が荒く、硬い!
一応、全体に研磨?してみるが、ハンドルのブレも大きく
たいして効果が見られない。

むしろ、ホルメンのローリングブラシの方が黒くなるくらい・・・。

仕方が無いので、次のプロセスへ
メラミンスポンジに水を含ませ、絞り、全体を研磨。

前回、メラミンスポンジで研磨したときよりも、スポンジが黒くならない・・・という事は毛羽自体が少なくはなっているのか?

渇いてしまうとこの程度・・・・
メラミンスポンジに添え木をしてかなり力を入れて研磨した。

ようやく黒い均一なソールになってきた。

ようやく出来たか!・・・・?と思ったら。

ソールにある水分が渇き始めると、やはり少し白い!!!

ただ、ソールを触った感じはかなり滑らかにはなった。

今回は、ワックス前のソールの下地に拘った。

これ以上はちょっと・・・道具から考えないと駄目か?

もう少し黒くするつもりだったが、こんなもん?

なのかな~
※写真では解りづらいが、幾分、黒くはなった。
ただ、出荷時と比べて黒いかと言うと?


いったんワックスが入ってしまうと、ソール自体の研磨具合は確認出来ない。

ホットワックスしてしまう事で、どんなにブラッシングしてもワックスの艶でごまかされてしまう。
※リムーバーで剥がせば確認出来るけど・・・

通常はワックスをかけながら、スクレイピング、ブラッシングする事で、徐々にワックスを染み込ませソールは磨かれる。
※去年まではさほど気にせず、せっせとワクシングだけしていた。

ところが、研磨時の潤滑剤でもあるワックスだが、柔らかいワックスから始めると、ソールの磨きという点では効果が薄いと思っている。
※ワックス自体が柔らかくベタつくため、スクレイピング時やブラッシングで、あまり毛羽取りや研磨にならない印象だ。

かといってドライな状態(新車時のワックスの入っていない状態)に硬いワックスをいきなりかけるのも問題がある・・・
※理由はまた別の機会に・・・

昔、レースに明け暮れる友人が、「硬いワックスでソールの毛羽を取り、磨く!」と言っていたのだが、当時は何を言っているのか解らなかった。
※正直、何をバカなオカルト的な事を信じているんだと…。
今となれば、どういう意味かはもちろん理解しているつもり、その効果も感じる。

なので、ワックスを入れる前(ドライ)の状態で磨いた方が効果的なのではないかと思った訳だ。

※現にショップでもワックスの良く入ったソールはサンディングし(削れ)ニクいと言うのはよく聞く。
つまりワックスが潤滑油の役割をして肝心のソールが削れニクいのだと思う。
※ただし、ワックスがあった方が研磨によるソールの毛羽立ちは少ない。

シーズン後半にソールが出来る(滑走性が高まる)事からしても、ワックスの浸透の他、硬いワックスの使用率も高くなり結果、ソールの滑らかさも高まるのだと思っている。

ワックス100%が、一番滑るならソールをワックスで作った方がいいはず。
今だスキーソールはテフロン加工すらされないのは理由が他にあるはずだ。

最近ではソールを磨く(ストーン/ストラクチャー)の機械が良くなり、そういう意味では良い状態のソールをそれ以上磨く必要など無いのかもしれない。
(おそらく無い・・・タイムを競う訳じゃないからね。)

ただ、スキーの滑走性というのは、手入れ次第で恐ろしく変わり、そのスキーの操作性まで変わる事を知っている。

仲間内で板を貸すと、リフト待ちの僅かな斜度で動いてしまうので、「立っていられない。」とか、アイスバーンのフラットなどを滑ると「ビベル何度?」「コンベックスになっていない?」と言われる事がある。

※無論、ちゃんとフラットだし、ビベルも0.6°のノーマルのままなので、そんな事は考え難い。
つまり、縦方向への滑走性はもちろん、本当に滑走性が高まると横方向へも同じ様に滑るので、スキーのタッチが変わるのだと思っている。

※某ガレージメーカー?のエッジワックスを初めて使った人も同じ様な事を言うらしい。

※この現象は新車時は無く、シーズン後半に現れる事からも、おそらくそういう事なのだと思っている。

要は皆、ソコまでの滑走性を経験した事が無いのだと思う。
※好みを言われると辛いが・・・大半は違和感を感じ、こんなに滑らなくていいと言うんだよな〜

エッジワックスについても、エッジは滑走性の悪い部分なのでその部分が滑走性を持ってしまうと、今までとは違うという違和感が出るのだと思う。

ワックスもコレから熱くなるので計画的に段階を踏もうと思う。


2 件のコメント:

  1. 後は「コンパウンド?」しかないくらいまで、磨いてますね!
    やはり下地とWAXで違いがかなりありますから、重要です。

    私も小回り用のK2が、微妙に曲がってしまったので、良い口実に何か他の物を購入予定です。

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  2. コンパウンドも試した方がいましたが、今ひとつの様ですね。
    コンパウンドも色々ですが・・・
    むしろ、磨き用でなく「荒い布」とか、「フィルト」とかをローリングブラシで・・・・
    バフ掛け?

    短いのはオークションとかでも高いですよね。
    同じ様に曲げて、ロッカー仕様というのもアリじゃないですか?

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