[SWIX]を使う以前、特定の板だけ、[マツモトワックス]の[極上仕上げ]なる各温度帯をパッケージングした物を、使用した事もあったが、当時はあまり差が解らなかった。
※今にして思えば、入れた絶対量が少ないうえ、ワクシング技術も今より未熟だった?
[マツモトワックス]には[アンチBB]とよばれる、ベースバーン防止用の専用ワックスがある。
当時これで、BBが防げると、盛んに入れていたが、あまり目に見えた効果は無かった様に思う。
というのも、硬度の高いワックスだけ入れるのは、技術がいる上、いったん出来た毛羽は削らないと取れないのだから、いくら硬いワックスでも取りきれる話じゃない。
※当時はあまりブラッシングの重要性も稀薄だった。
アンチメジャーの天の邪鬼精神から1、2シーズン使っていたが、安くも無いので、[SWIX]に乗り換える・・・
で、硬いワックスの重要性を[SWIX]で改めて学も、[アンチBB]のように硬いワックスは、溶解温度も高く、結果アイロン温度も高く、常に焼きのリスクと浸透のしにくさがネックだと思っていた。
溶解温度は低いが、雪温で硬質に変わるマルチグレードワックス?だ。
低温で溶解し硬度もあるので、理論的にはイエローからグリーンなどという、段階を踏まずに1つのワックスで済む。
同時期にドメステックワックスが複数発売され、中に[ナノムワックス]があった。
※液体ワックスの[ナノワックス]ではない。
共に低温で溶け、浸透し易い上硬質、その上フッ素も含み、本当の意味で「オールインワックス」と言えた。
※印象的には硬化後は[ナノムワックス]の方が硬い印象で、[ドミネーター]は常温では柔らかく粘つく感じで浸透性は高そうだが、硬い印象は無かった。
ただ、この2つのワックス、ワリと高い。
その為、2台の板にそれぞれ使用してみたのだが、
当時のワクシングの仕方にも問題があった。
共にワックスを厚くかけ、冷ましてはアイロンをかけるといった、ケチケチワクシングで使用していた。
※熱さえかければワックスは浸透する物と思っていた。まあ、あながち間違いでもないが・・・
今ならこのやり方では、効果が薄くなる事が理解出来るが、当時はスクレイピングの意味も、ブラッシングの意味も稀薄だったので、コレでもいいのではないかと思っていた。
その為、このワックスも「当たり」の印象は薄い。
このワックスは安くは無いので、僕のベース作りとしてはハイコストの部類だと思っている。
ただ、2つ共、滑走性も高いベースワックス?なので、トップワックスとの使い分けをしないなら
良い意味で「ハイグレード オールインワックス」といえる。
僕の使用の仕方と、使用量からすると、あえてこれらを使う事は無いかな・・・・
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