クライミングスキン(シール)の耐久性/寿命?ってどんなものか?
僕の少ない経験則の中で、購入使用したシールは3種4本。
シールの寿命というのは、とかく糊面の粘着の低下が主と考えていた。
最初に購入したシール(G3)は保管が悪かったようで、グルーが劣化(ベトベト)したため、僅か1シーズン、使用回数で言えば3回程でグルーの張り替えをした。
ただ、オーソドックスなグルータイプのG3やBlackDiamondは、グルーの劣化なら、手間はかかるがリペアの方法もあるので、グルーの劣化は寿命とはいえない。※ベトベトになって捨ててしまった人も聞くけど・・・
その後買った、グルーレススキンのパイオニア、Gecko!
コイツはグルーのリペアが一切出来ないので、買う際も耐久性が気にはなっていた、3シーズン目の現在、粘着の低下は感じるが、一応、使用には問題ない。
そしてタイトルのColltex-CT40!
今所有するColltex-CT40は2本。
今期買ったAventura用と、Nさんから2年前に譲ってもらったVolkl Mantora用だ。
おそらくMantora用は4,5年落ちになると思われる。
実際、Colltex-CT40の吸盤による粘着システムは、新品と5年落ちのColltex-CT40では差があるかと言うと・・・使用に関して差は無い。
つまり、吸盤、粘着力の著しい劣化は殆ど無い。
Colltex-CT40には、初期粘着を補修するリペア材もあるようだが、使った事も無い。
※ただColltex-CT40の初期粘着の低さは否めない。ただこのネガも装着時ワックス等で擦る事で他のグルーに劣らない粘着性を最初からキープ出来るので、今ではネガとも言えない。
グルー面の劣化自体は、Geckoより少ない?
というよりも、5年落ちのColltex-CT40でも劣化は殆ど無いと言える。
もちろん、スキンの使用頻度や、使用環境にも左右されるので一概に言い切れるものではないが、あくまで個人的な僕の使用環境においての印象。
ただ、先日のBCでMさんにMantoraを貸した際、シール(Colltex-CT40)も貸したのだが、何度か登り返しをする中、Mさんの足下が安定せず苦しそうだった。
当初、北斜面は少々新雪も在りラッセルが大変なのかとも思ったが、どうもそうじゃない。
左:Mantra用 右:Aventura用 |
改めて、シールを見比べると・・・・
表面(毛の面)の状態が随分違う。
※帰宅後シールの表面を比較してみた写真がコチラ
明らかに、5年落ちのColltex-CT40は毛が短く摩耗していた。
今年卸したAventura用と比較すると差は歴然。
Mさんが足下が安定しない、滑るのはコレが原因!
何しろ、USEDの為、Mantora用のColletex-CT40がどれくらい使用されてコノ状況なのかは解らないが、同じモヘアの3年目のGeckoがそれほど摩耗していないので、経年劣化というよりは、使用による摩耗なのだと思う・・・・
グルーのリペアはある程度可能でも、表面の毛の摩耗はシールの寿命と言えるかもしれない。
と言っても、どのシールでも、僕程度の使用なら、5,6シーズンは使えるのかな?
だいぶ毛が短い |
また、毛の素材もナイロン等の混毛などならもっと耐久性は高いかもしれない。
おそらく、Geckoは毛の摩耗よりグルー面の経年劣化の方が速い印象。
Colltex-CT40は、グルー面より毛の摩耗で寿命が決まりそうな印象だ。
新品はコレくらい |
そう思うと、ナイロン毛のG3等は、グルーの張り替えさへすれば、かなり耐久性はありそう。
まあ、実際はスキーに飽きちゃって、次をスキー用に順次買って行く方が、シールの耐久性よりも短いスパンだろうけど・・・(笑)
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