同じヘルメットが2つ!!
[Smith Vantage]はプラスチックシェルの構造体(ポリカとABS)にスチロールの緩衝材の帽体が接着され、薄いインナーが、マジックテーブで固定されている。
複数のベンチレーションとその開閉がレバーでできる。
類似した機能ののついた他社メーカーの物と比較すると、
コレだけのギミックが付いた物としては、帽体が薄い方だと思う。
※GIROやBernの開閉弁チレーションを搭載した物は少し大きい。(厚い)
※GIROは緩衝材が構造体としているため厚い物が多い。
※Bernはシェルサイズが1サイズなうえ、構造もシンプルな為、Team XLとしては推奨メーカーだ。
ただ、[Smith Vantage]は定価も3M近く、スキーメットの中でも高額な方で、当たり前といえば当たり前だが、全てのパーツの質感は高い。
加工するにもデリケートな作業になる。
次に「M」と「L」のサイズの違いだが
M:55~59cm
L:59~63cm
最近流行のダイヤル式調整機能があるため、外周で4cmの調整が可能だ。僕的にはどうでもいい幅だが・・・
で、サイズ以外に気になるサイズがシェルサイズ。
[Smith]?、[Vantage]の場合はシェルサイズは4種類あると思われる。
※S、M、L(XLは限定)
つまり残念ながらサイズアップに伴い、シェルサイズも大きくなる訳だ。
当然「L」は「M」より大きい。
どれくらい大きいかと言うと、内寸(サイズ)で4cm差が外寸でも、ちょうど左右に1cmづつ大きい?位に見える。
正確に計測をしていないが知りたい方はコメ頂ければ計れる範囲で計ります。
左右幅で2cmは違わないと思うが、お世辞にも「M」とあまり変わらないなどとは言えない。・・・と思う。
今回2度にわたり買った[Vantage]だが、箱から出したとき「M」は「あ、意外に小さいし、スゲ~軽い!」と思ったが、「L」については「M」を見ている事もアリ、「やはり、それなりに大きいな・・・」といった印象だった。
実際、写真ではあまり解らないが、実際並べて比べると、
それなりに大きい。
ただ嬉しい誤算?だったのは、「L」についてはマジックで固定されたインナーを外すだけで、何とか入る。
側頭部が若干干渉するものの、少し削れば問題なく被る事は出来るだろう。
そのうえ、オデコと後頭部、つまり前後にはかなり余裕がある。※はじめて調整機能をマイナス側で使用した。
やはり欧米型のヘルメットは前後に大きく、左右に小さい。外周が4cmづつ大きくなるサイズだが、均等に大きいワケでなく、どちらかと言うと前後がより大きくなっている様な印象だ。
※と言うのも、あごひもの取り付け部分の幅を比較すると16.5cmとほぼ変わらない?
いつもは、僕の場合、前側頭部?(オデコの両脇)を削る必要があるのだが、今回はその部分はむしろ緩い。
となると・・・心情的には『M」でもいけるんじゃないのか?
しかし、こちらは完全に側頭部がつかえて、全く持って入らない。
「L」では入る訳だから、「L」にならって採寸し、「M」側のスチロールが、加工可能かどうかを見極める事が必要だ。
方法としては「M」の内寸を針金でトレースし、『L」側にあてがう事で、大まかにどれくらいの加工が必要かはイメージできる。
その段階で重要なあごひも等の固定部分などに干渉するようだと、加工が難しい。
少し心配なのが、通常シェルが構造体のメットはあごひもはシェル側にリベットで固定される事が多いのだが・・・この[Vantage]はリベットがシェル側に見受けられない・・・
となると、GIRO等と同じく緩衝材に固定されている可能性がある。
※その辺りの事もアリ,GIROの様な緩衝材が構造体のメットは加工が難しい。
シェルにあごひもが固定されていれば、最悪インナーが無くても被る事が可能だが、
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