今時、長さ調整ポールも多く昔ほどポールのカットはしなくなった。※僕も普段は調整ポールだ。
個人的には調整ポールより1本物の方が好みで、そのうちカットして使おうと考えてはいた。
ただ普段使うには少し長く、しばらく放置してあった。
というのも、このSWIX。カーボンポールだ。
アルミのポールであれば、何度か調整しているので手順も扱いも理解しているのだが、最近のポールはグリップ部が複雑な物も多く、グリップの取り外しがややこしい。
基本的にはグリップを外せれば、ポールを切り詰めはめ直すだけなのだが・・・・
グリップの外し方が素材によって違う。
アルミポールであれば、グリップの固定は圧着とエンド部のネジ止めなのでストラップなどの付属品を全て外し、グリップ部を十分に温めてあげれば容易に抜ける。※僕はお風呂につけて芯まで温める?!
アルミポールの場合は素材自体が熱伝導性が高いためグリップの内側も温められる事により抜けやすい。
そのうえ金属なのでプライヤー等で挟む事も出来るので、力がかけやすい。
しかし、
カーボンポールのグリップは基本、接着だ。
これが始末が悪い。
一応、接着材は控えめに付いているのだが、ランダムで、均一に塗られている事は少ない。
その上、カーボンポールは加熱してもアルミの様には暖まらない。
グリップ部を温めてはずす他無いのだが、アノ厚いゴムの固まりを中まで温めるにはほぼ無理。
カーボンは軽量高強度のイメージがあるが、プライヤー等で押さえると、あっさりパイプが潰れる。
※この辺りはメーカーにより編み方、樹脂の硬度もあるので一概に一緒ではないと思うが、SWIXはプライヤーで挟んで引き抜こうとしたら・・・・「メリメリ・・・」と表面の繊維が塗膜ごと割れた。
※スマートな方法じゃないので少し恥ずかしいが・・・
再度、ホットガンでグリップを出来るだけ温め、
グリップとポールの間に極細のドライバーをねじ込み
接着を無理矢理少しずつ剥がし、空いた隙間にシリコンオイルを注入しながら、
何カ所か繰り返す。
一回りし再度ホットガンで温め直し、後は力技!!
柔らかくなったグリップをぞうきんを絞る様にぐりぐりし、接着を完全に外す。
あとは回りに気をつけて重いっきり引っぱり抜く。
「ポン」
と抜けてしまえば、作業の70%は終わり。
アルミポールなら、中にエンドキャップがハマっていたりするのだが、
カーボンポールはそれすらない。
だから、カットすればいいだけだが、アルミと違いカーボンは少し勝手が違う。
1:カット面にそってテープを貼り、カット面を記すのと、
2:パイプカッター(もしくはカッター)で表面の塗膜をすこし切れ込みを入れておく。
3:アルミならそのままパイプカッターで切っていいのだが、カーボンは
パイプカッターでは潰れ、ほつれてしまうので、表面だけ切った後は金ノコで切った。
4:切り口もカーボンがほつれやすいので、車用のタッチペンを切断面に塗り、
塗装膜を作った。
※どうせエンドキャップも無く、グリップでカバーされるので、してもしなくても問題は無いと思うが。
※今回はまだ後で調整の可能性があったのでそのままシリコンオイルも拭き取らずはめ直した。
6:後は付属のストラップ等をもどしたら終わり。
よく、カーボンストックはカット出来ないと言うが,
確かにアルミと比べるとカットに対応しているとは言い兼ねる。
しかし、ストックの長さは滑り方などにより違ってくるので
調整出来ないと言うのは困る。
今回はSWIXだったが、基本的にカーボンストックならLEKIあたりも
同じ様な作りと思う。