アルコールストーブ(以下アルスト)マニアや、ウルトラライト(U.L.)フリークの方々が愛用する[snow peak]450mlのシングルチタンマグ。
アルストの性能比較をする際、このチタンマグをクッカーとして火にかけてお湯が沸く時間を一つの基準としている所から、
「スノピのチタンマグで300mlが4分半。」とか言うようだ。
「スノピのチタンマグで300mlが4分半。」とか言うようだ。
[snow peak](以下スノピ)のチタンマグは容量/素材/構造等で数十種類あるが、アルストマニアとULマニアが愛用するのは
チタンシングルマグ450ml フォールディングハンドル
□素材:チタニウム
□構造:シングル
※その他保温性を高めた二重壁になった物もあるが、
クッカーとして使う為ダブルは使えない。
※その他保温性を高めた二重壁になった物もあるが、
クッカーとして使う為ダブルは使えない。
□容量:450ml
※220mlから600ml位まであるが、
200mlくらいの水を沸かす為の合理性でこのサイズらしい。
※220mlから600ml位まであるが、
200mlくらいの水を沸かす為の合理性でこのサイズらしい。
□取手:フォールディングハンドル
※折りたたみ式ハンドル、収納性優先。
今まではアルストの性能を追求して、早沸きを目指していたが、火力を大きくするよりヒートロスを減少させる事で早く沸くのではないかと・・・・
でアルストでなく、クッカー側、チタンマグの方を加工してはどうかと思ってはいたのだが、
先日[DUG HEAT-I]を買ってから、アイディアが再燃。
チタンマグにしても[DUG HEAT-I]にしてもクッカーと呼ばれる物は、収納性を優先するが故か縦長のモノが多く、加熱面積を考えると底の面積が小さくなり効率的とは言えない。
※加熱だけ考えるなら熱を受ける面積が大きい方が良い?
ただ、山用ストーブもアルストもその為か炎を絞った物がメインだ。
※風に対しての対策でもあると思うが。
※風に対しての対策でもあると思うが。
[DUG HEAT-I]にしてもジェットボイル等のヒートエクスチェンジャー付きのクッカーも底面の熱効率を上げるもので、クッカーの側面は出来るだけ加熱面として使わない構造となっているようだ。
※さまざまな理由があると思うが・・・
で、
スノピのマグを加工してみようと・・・
アルストでの使用を前提に、底面からの熱をヒートエクスチェンジャーによりマグの側面にも熱を回すことで、加熱面積を増やし早沸かし出来る様にする。
同時にヒートエクスチェンジャーを覆う側面壁をゴトクとしてマグが自立する様、剛性を持たせ雪上での使用を容易にする。
まず、アルミ缶でジャバラを作り、ヒートエクスチェンジャーを作ってみた。
※もう少し丁寧に作るつもりだったが、事の他曲げにアルミ缶が弱く、エッジを効かせた仕上げにする事は出来なかった。
ジャバラをチタンマグに合わせ、その外をアルミ缶から切り出したプレートで巻いた。
※500ml缶では一巻きでは収まらず継ぎ足した。
そのままだと見栄えが悪いので、アルストを作る場合は塗装をサンドペーパーで落とし、磨いたりするのだが今回は試作なので、キッチンガードで作った風防をラッピングした。
※本来なら要らないもの・・・あとでコレが仇に・・・
側壁とヒートエクスチェンジャーはホチキスで仮止めし、
チタンマグに巻、アルミテープで仮止めした。
※このテープも・・・・
これで大まかには固定出来たのだが
マグとヒートエクスチェンジャーは固定されている訳ではないので、本来は下部にストッパーを付ける必要があるのだが、とりあえず、大外を大型ホースを止める金具?で締め上げておいた。
一応これで出来上がり。
これに薄型のアルストを置き、その上にこのヒートエクスチェンジャー付きチタンマグを置くことで、
風防、ゴトクをかねるチタンマグが出来た。はず?
実験は後日。
※そのままのチタンマグと比較してみたいと思う。
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